日本オーディオ協会よりOTOTEN2019の目玉の一つである各種イベント/セミナー情報がリリースされました。
出展各社の製品展示や試聴体験と並んで毎年目玉となっているのがこのイベント/セミナーです。業界の第一線で活躍するトップランナーや有名オーディオ評論家の講演だけでなく、最先端技術のセミナーを目当てにOTOTENに参加するという方も多い筈。数えてみると二日間で数十のイベントやセミナーが組まれているようですからOTOTENというイベントが如何に我が国のオーディオ&ヴィジュアル業界にとって重要なイベントであるかが分かります。
そんななか今年もMUSIC BIRDの公開収録で私も2日間会場にお邪魔させて頂く予定です。
まず初日(6/29 17:00~)はワーナーミュージックマスタリングから
菊地功さん(ミキサーズラボ副会長/マスタリングエンジニア),
北村勝敏さん(カッティングエンジニア)をお迎えしてジャズLP大会。

菊地 功さん(左),北村 勝敏さん(右)
当日聴いて頂くのはお二方が最高の環境+永年の経験から作り上げられた「
ワーナー ジャズ アナログ プレミアム コレクション」から厳選した超高音質曲の数々。先日のアナログオーディオフェアでもその厚み,ダイナミックレンジの大きさに大きな賞賛が集まった訳ですが、今回は1時間フルで特に音の良い曲を聴きながらお二人の匠(たくみ)に音作りの秘密を鋭くインタビューしてみようという企画。例によって私どものアンプで現行スピーカーをバリバリ鳴らしてみたいと思っています。

ちなみに当日のスピーカーはFocal(仏)の
MAESTRO UTOPIA EVO (希望小売価格680万円/ペア)。ターンテーブルはLUXMANの
PD-171Aとのことですからシャープネスと厚みの両立を狙ってフォノEQは
SV-396EQ,プリは
SV-300LB,パワーは
SV-8800SE/KT150という感じかと思っています。会場は約200平米という大空間ですのでしっかり音を届けられるアンプで楽しんで頂けるよう、選曲も然ることながら機器のセッティングにも万全を期していきたいものです。
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続いて二日目(6/30 13:30~)は
先日の収録時のポストでご紹介した
OTOTEN公式音源「音のリファレンスシリーズII」の試聴イベント&インタビュー。
ゲストは
生形 三郎さん(オーディオ・アクティビスト, 音楽家/録音エンジニア/オーディオ評論家)
三宅 由利子さん(ピアニスト)
渋谷 ゆう子さん(株式会社ノモス代表取締役)

生形 三郎さん(左),三宅 由利子さん(中),渋谷 ゆう子さん(右)
お三方をお迎えし、レコーディングを担当された生形さん、ピアノ曲を演奏された三宅さん、プロデュースを担当された渋谷さんのお話を交えつつ、リファレンスとなることを宿命づけられて制作された公式音源の音を聴きながら様々なエピソードを伺っていきます。もちろん大砲の実弾射撃音もバッチリ聴いていただく予定です!

会場ではどんな音が出るんでしょうか?…楽しみですね!
…という訳であと二週間余り。今年も会場で多くの方とお会いできるのを楽しみにしております。ドカン!といきましょう!