今日、秋葉原に行ったのはSV-EQ1616Dの進捗に関する共有のためでした。元々のスケジュールでは10月時点で試作が上がっていて早ければ2019年3月に新発売…という感じだったのですが、板金(シャーシ)周りの工場が非常に多忙で日程が大幅に変更となりました。
第一報を読んで下さった方から早くも沢山のご予約を承っている中で出来る事を進めて仕様ならびに回路的な検討をほぼ終えたというのが今の状況です。
EQどうなった?…というお問い合わせを下さった方にはご心配をお掛けしましたが開発自体は順調に進んでいますのでご安心下さい。
これがフロントデザインです。その多機能性を是非ご確認下さい。改めて製品仕様(現時点)を列記しますと
・回路形式:CR型フォノイコライザー
・入力:2系統
・出力:1系統(STEREO/MONO切替可)
・対応カートリッジ:MM(47kΩ),MC(50Ω)
・MC昇圧:FETヘッドアンプ
・ゲイン:MM36dB~40dB,MC+25~32dB(試作にて決定)
・真空管:増幅段:12AX7(2),カソフォロ段:12AX7,12AU7,12AT7から任意に選択可
・整流器:標準/ダイオードモジュール,オプション/各種整流管(5AR4,274B,5R4等使用可)
・ターンオーバー周波数調整:切替式(RIAA,EU系SP盤,US系SP盤,AES,NAB,COLUMBIA等に対応)
※ターンオーバー周波数だけでなく低域特性も各EQカーブに合わせて同時可変
・高域ロールオフ調整:ON/OFF選択式(ON時:連続可変 RIAAほか各種カーブに対応)
外観(シャーシサイズ)的にはSV-Pre1616Dと同一です。