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久しぶりのKさん宅

今日は都内を出て神奈川へ。明日から滋賀~大阪ですので、その移動途中で久しぶりのKさん宅訪問。
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一年半ぶりに対面したKさんのシステム。昨年5月とスピーカーの位置が変わっていました。
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これが以前のセッティング。冬場は暖炉に向かって音を聴いていた方が一層気持ちいい…のかもしれませんね。
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パワーアンプは変わらずSV-8800SEとSV-91B。GenesisやWilson Audio,AvalonやThielのスピーカーを真空管アンプで鳴らすのはそれなりの経験とノウハウが必要ですが上手に追い込むと音像と音場が極めて高いバランスで鳴り、いわゆるハイエンドにありがちな冷たさは微塵もなくなります。
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Genesisはエンクロージャー背面にもウーハーが2個ついている特殊な形式。スピーカー背後に十分な空間を設けないと適切な音場再生が出来ません。逆に言えば巧くセッティングが決まると底なしの奥行き感が出ます。
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SV-91Bは初段:WE310Bスモールパンチ,ドライブ段:WE310Bラージパンチにアップグレードされて更に細部のニュアンスが向上。300Bと274BはPSVANE WEです。
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SV-8800SEは最も人気の高いKT150仕様。初段はもちろんCV4003です。
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今日私がお邪魔したのはSV-192A/D(上)の真空管をCV4003にアップグレードするため。早速作業にかかります。
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これがSV-192A/D内部。真空管が6本使われていて12AX7が2本,12AU7が4本です。音質的に最も影響のあるのが上の写真で言うところの一番手前。ここをCV4003化する訳です。
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既にSV-192PROはCV4003化されているKさんにとってSV-192A/DのCV4003化は必然の選択でした。

よく”そんなタマ一本替えたくらいで音が変わるもんですかねえ…”というような事を仰る方もいらっしゃいます。確かに真空管だけ変えれば最高の音が得られるほどオーディオは単純なものではありません。各コンポーネントがバランスよく組み合わされ適切にセッティングされてこそデバイスの特徴が表出するような差異が出るものです。そして何より経験…ゴルフをする方がクラブを替えたら途端にシングルプレーヤー…とはいかないのと同じです。Kさんのようにハイエンドオーディオを永く使い尽くした上で真空管アンプの強みだけでなく弱点も全てご存じだからこその今の音であることは申し上げておかねばなりません。
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かくしてCV4003化されたSV-192A/Dですが、その差異は大袈裟でなく別物でした。偶々昨日の収録でも使った庄司紗矢香さんのCDを真空管交換前後で比較試聴した訳ですが、デフォルトでは高域に僅かな圧迫感(ヘッドルームの低さ)を感じていたのがCV4003に替えてGenesisの帯域感の繋がりが良くなり、ヴァイオリンの倍音が整って重心が下がっただけでなく空気感も格段に向上しました。冒頭の10秒くらい流しただけで”お、いいじゃない!”とその変化を感じて頂けましたが、これからのエージングで更に音のニュアンスが向上することでしょう。

つい先日”松セットの行方(ゆくえ)”で欠品のお知らせをしたCV4003ですがその後さまざ手を打って400本弱確保できそうです。再販売は火曜日からを見込んでおりますので、今しばらくお待ち頂ければ幸いです。



by audiokaleidoscope | 2018-12-14 20:25 | オーディオ

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