平間さんのトークライブ

Mさん宅を出て向かったのが世田谷SUNDAY。最近媒体の企画などでご一緒させて頂くことが多い平間至さん(フォトグラファー)のトークライブのお手伝いで、タイトルは「僕の栄養は音楽だ」。

ご自身のターニングポイントになった80年代のアンダーグラウンド音楽を真空管アンプで聴きながらセレクトショップBEAMS(ビームス)発行のカルチャー誌「In The City」編集長のHさんと当時のミュージックシーンや平間さんが影響を受けた音楽について対談する内容です。
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わたし的には平間さん愛用のB&W 805D3を鳴らし切る!をテーマとしてSV-Pre1616D/オール12AU7仕様を使い、高域SV-2/2010(845シングル), 低域SV-P1616D(KT120プッシュプル)のパッシブバイアンプを試すことに。ただ通常のオーディオイベントとは違いポストパンクやノイズミュージック系の曲からクラシックまで聴くイベントになると伺っていたのでハイファイというよりは音楽が活き活きと鳴ること…ただそれだけを心がけたつもりです。これだけタイトでハイスピードな低域の805D3は私も聴いたことがありません。
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写真提供:平間写真館 TOKYO(2点とも)

セッティング時にPre1616Dの真空管を替えたりケーブルを入れ替えて試すうちにどんどん密度感が高まって最初とは別物の音になった訳ですが、ゲストの中にはレコーディングエンジニアや音楽出版関係の方、オーディオ好きな方も居て非常にマニアックでありながら音楽愛に満ちた良いイベントでした。

”既成概念を壊す音楽がもつチカラ”が今日ののキーワードだったと感じるトークライブでしたが、私が印象に残っているのは或る音楽関係者が”自分が聴いていた音と何かが違う…”としげしげとジャケットを眺めながら仰っていたこと。同じ音源でも聴く場所や音量、装置だけでなく”場のグルーブ”によって今まで聴こえてこなかった何かが表出することは十分にあり得ること。そういう意味ではオーディオ屋としても貴重な経験でした。

同じ景色でも見る人によって感じ方が違うように、音楽の感じ方も人それぞれ。同じシステムを同じ装置で鳴らしても今日聴いた曲が同じ音で鳴ることは二度とないように、写真もきっと一瞬の命の輝きを感じて表現する仕事。音楽と写真とオーディオ…フィールドは違っても根源的には共通することが多いという事を感じたひと時でした。






by audiokaleidoscope | 2018-08-11 23:59 | オーディオ

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