平間さんのトークライブ
2018年 08月 11日
ご自身のターニングポイントになった80年代のアンダーグラウンド音楽を真空管アンプで聴きながらセレクトショップBEAMS(ビームス)発行のカルチャー誌「In The City」編集長のHさんと当時のミュージックシーンや平間さんが影響を受けた音楽について対談する内容です。



セッティング時にPre1616Dの真空管を替えたりケーブルを入れ替えて試すうちにどんどん密度感が高まって最初とは別物の音になった訳ですが、ゲストの中にはレコーディングエンジニアや音楽出版関係の方、オーディオ好きな方も居て非常にマニアックでありながら音楽愛に満ちた良いイベントでした。
”既成概念を壊す音楽がもつチカラ”が今日ののキーワードだったと感じるトークライブでしたが、私が印象に残っているのは或る音楽関係者が”自分が聴いていた音と何かが違う…”としげしげとジャケットを眺めながら仰っていたこと。同じ音源でも聴く場所や音量、装置だけでなく”場のグルーブ”によって今まで聴こえてこなかった何かが表出することは十分にあり得ること。そういう意味ではオーディオ屋としても貴重な経験でした。