先週土曜にアップした
TU-8600R(と8600Rsv)の動向について報告しておきます。まず通常バージョン(球なし)とSVバージョン(球つき)の比率につきましては圧倒的にSVバージョンが多い状態です。
昨年との比較において申し上げるとSVバージョンの出力管選択において大きな違いがあるようです。昨年は標準(PSVANE 300B仕様)が大多数でしたが、今年は標準仕様が約半数でPrime300B ver.4, Prime300B ver.5, PSVANE WE仕様がほぼ均等の割合で約50%の構成となっているところ。本当は受注開始で新Western Electric 300Bも選択肢に加えたかったのですが、今のところ本国からも国内代理店からも何ら情報がないのが残念なところです。
4月の
AXPONA(Audio Expo North America)に出展していたWestern Electricですがブースを訪れた仲間によると具体的情報は何もないとのこと。モノづくりに計画遅延はつきものですが9月出荷開始のインフォメーションは今日現在も変更されていないようで真実は闇の中です。

これが現実のものとなる日がくるといいのですが…
ちなみにカップリングコンデンサー(JENSEN 0.22uF)は今回も切らしてしまいました。直ぐ追加を手配しましたので近日中に入荷する見込みで当面は大丈夫ですが、それが切れると本国(デンマーク)から調達する必要があり向こうの夏休みとの兼ね合いで欠品となる可能性もあるのが心配ですが、必ず確保しますのでご安心ください。
ところでもう一方の台風の目、
TU-8340につきまして状況が見えてきました。一昨年はすべての球(12AT7×4本,EL34×4本)が付属して定価118,000円(税別)でしたが、今回は球なしから各出力管つきのフルセットまでご用意します。

球なしで80,000円(税別)とし、あとは差額でチョイス頂けるかたちです。12AT7はGolden Dragonでご用意します。推奨カップリングコンデンサーは
JENSEN 0.47uF(4個要)。一昨年はKT150仕様が大ヒットだった訳ですが今回はどうなるか大変興味のあるところです。多極管PPのコンパチブル機は他に
SV-P1616Dくらいしかありませんので基板派の方はTU-8340,手配線派の方はSV-P1616Dということになりますね。
ホームページアップは当初予定より早まり
8/9(木)20時。発送は
8/24(金)スタートです。狙っておられる方は
こちらを読み返してしっかり予習をお願いいたします!