今日は月イチのPitch FM収録。’14年4月にスタートした”ようこそ!オーディオルーム”から今の”
FMジャズ喫茶”にかわってもうじき2年…
アプリをダウンロードしなくても聴けるようになってからネットで聴いて下さる方が急激に増えている感じで、喋る側の私たちも毎回収録が楽しみでなりません。筋書,台本なし…噛んでも止めないライブ感を楽しんで頂ければと思っています。
オンエアは毎週土曜22時~の1時間です。
これは昨日の打ち合わせ風景。ゲストというよりコ・パーソナリティ(共同出演者)ともいえるKマスターと
Sさん。”今回は何をかけようかなあ…”なんて話しながら既に収録が始まっているかのような喧々諤々のひと時です。

そういえば
先日のポストで
下取り制度を開始する旨をお知らせした訳ですが今日はSV-11FMが入荷してきました。これは2006年から僅か数百台しか製造されなかった限定生産の真空管FMチューナーで、受信部は高感度カーオーディオ用チューナーモジュールを使い、真空管(5670/WE396A)バッファアンプ経由で出力するところと周波数表示が
ニキシー管であるところがミソの製品でした。


付属のロッドアンテナで
@FMフルスケ受信中。背面には外部アンテナ入力端子も装備されていて更にハイフィディリティな音質で楽しむことも出来ます。
個人的にラジオには格別の想い入れがあります。高校生になる頃から音楽にのめり込んで様々な洋楽を聴いたものですが、そのソースの殆どがFMでした。当時はすごいオーディオブームでお金持ちの友人は立派なコンポを持っていましたが私にとってはモノラルのラジカセが宝物。常にカセットテープを入れておいてFMを聴きながら良い曲が掛かるとすかさずエアチェックしたものです。特に高3の時に始まった”
サントリー・サウンドマーケット”は東京での下宿時代も含めて欠かさず聴いていました。大学に入りラジカセもステレオになってBOSEのスピーカーを外付けして”良い音だなあ”と悦に入っていたものです。当時のラジカセはチューナーのバックライトが切れたものの深夜作業時の友として
今も元気に稼働中。私にとってラジオは宇宙のように無限の拡がりを感じる実に魅力的な存在です。
そんな私が何かの縁かマイクに向かうことになって、その昔自分が感じたワクワク感をホンの少しでもいいから誰かに楽しんで頂けたら…と思いながら毎回KマスターとSさんに教えて頂きながらジャズの奥深さと魅力についてお喋りしている”ジャズ喫茶Pitch”…素人3人のドタバタトークと素敵なジャズLPの音を是非お楽しみ頂ければ幸いです。