
因みに5R4系ならびに274系の適合条件のうちコンデンサーインプット容量が定格4uFに対して10uFになっている件については、これらの球が開発された’30年代~’40年代は電解コンデンサーが一般的でなく小容量のオイルコンデンサーで整流出力を受けることが一般的であったがゆえの4uFという表示が背景にあり、その後の時代の経過とともに10uFまで許容範囲が拡大された事を踏まえてのことで誤りではありません。
整流管を替えるというのはアンプのエネルギー源そのものを替えるのと同義で著しく音質が変化します。無手勝流の差し替えはアンプを壊すリスクがありますが、少なくとも上記は差し替えOKですので、ご興味のある方は是非お試しを…という今日のお題でした。