趣味レーション?

この時期、同業の仲間と電話だったりメールだったりで必ず話題に出るのが”今年の新製品ナニ出すの?”というネタ。10月の展示会シーズンまでに試作が出来て暮れに販売開始しようと思うと現時点である程度は物事が進んでいないと到底無理。どんなメーカーでも1年以上かけて構想を練り、試作のうえに修正や改善を重ねてやっと出てくる新製品。仲間が何を考えているか気にならない方が嘘というものです。

ウチで言えば私の構想(妄想)に上っているプロジェクトは片手では足らない件数ですが、来週からサプライヤーとディスカッションを重ね1~2件を俎上に上げようと考えています。過去20年間オーディオ用の真空管機器はほぼ網羅してきた中で今後も後継モデルの要否が主たる検討材料になる訳ですが半分大義名分。実は考えている自分が一番ワクワクしている状況です。こういう妄想活動をシミュレーションならに”趣味レーション”と呼んだりしますが、こうやってアレコレ考えられる役得を満喫できるのが今の時期なのです。

今のところ頭の中を蠢いている漠たるイメージのうち幾つか吐露しておくと…
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間もなく完売となるSV-353の後継機。世には様々なセレクターがあり、それこそ何千円からラインナップされている中で音質を犠牲にせず通電中のアンプをどう切り替えても安全であることを条件としたアクティブセレクターが並みのアンプ以上の価格で受け入れて頂けたのは本当に開発者冥利につきる製品でした。更にアップグレードするのかダウンサイジングするのか…実に悩ましいところです。
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嘗ての大ヒット作SV-miniOTL。6C19PのSEPPで出力2W+2W。別売のオートフォーマーを追加すると8W+8Wに。このミニアンプを最初企画した時、OTLアンプに対するニーズがどの程度あるか全く分からなかったのですが、予約受付を開始した時の反響の大きさは今でも忘れません。恐らく予約で200台オーバーという記録は今でも破られていないと思います。パラPPにして1616パッケージに収めたら人気出る…かも。

あとはPre1616Dの姉妹機となるフォノEQ。RIAAカーブだけでなくColumbia, Decca, AES, NABなどにも対応したフォノEQは過去にも沢山ありましたがいずれも超高価。これを1616パッケージで製品化出来たら自分も欲しいだろうなあ…とどんどん妄想が膨らんで鬼が大笑いしそうなので、この辺でやめておきます。勿論全部は無理ですが1機種でも具体化して来年春までに皆さんに喜んでいただけるように頑張りたいものです。趣味レーションがちゃんとシミュレーションになりますように!



Commented at 2018-04-09 11:05 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by audiokaleidoscope at 2018-04-09 18:37
加用さん、コメント有難うございます!今週打ち合わせのため東京に行ってきます!うまくいくと良いのですが!!
by audiokaleidoscope | 2018-04-05 21:53 | オーディオ | Comments(2)

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