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(12/8)SV-S1616D_多極管仕様の製作(その1)

12月に入って時計の進み方が一気に早まった気がします。そんななか、私はSV-S1616Dの出荷前マニュアルチェックを兼ねて最終組立確認。回路的,動作的には検証済ですが、お客さん目線で改めてマニュアルに記載された手順に基づいて組立を行ってみて、どこが難所なのか、どこが分かりにくいのか…などを最終検証する重要なプロセスです。

今回は敢えて自宅でこの作業を進めることで、皆さんと同じ環境を想定してみようと思いました。これから何回かに分けて組立プロセスをレポートしていきますが、この作業はマニュアルの校正目的も兼ねておりますので、最終的には手順や内容(配線の引き回し,パーツ取付位置)が変わる部分も出てくる可能性があります。その場合はマニュアルを正として頂ければ幸いです。
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さあ!早速始めていきましょう!
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今回はサブプレート(A),サブプレート(B)のCRパーツ取付前までの流れをレポートします。
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どうしても気が急いて直ぐ作業に入ってしまいがちですが、ちょっと待って!先ずはパーツの数量チェックです。特にビス類の種類と数はしっかり確認してください。「たぶんこれだろう」と思って組立が進んでから後で実は違ってた!という早トチリが結構ありますし、M3×6,M3×8,M3×10などちょっと見では区別がつきにくいビスを予め層別することが出来てミスを予防できます。「ビスを笑う者はビスに泣く!」…何事も始めが肝心です。部品皿を使わずにキッチンからコーヒーカップのお皿をパクって雰囲気を出してみました(笑)。
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パーツチェックが終了したら、いよいよ組立に入ります。最初はダイオードモジュールの組立。US8ピンソケットにシリコンダイオードのリードを通してハンダ付けしていきます。最初にケース部分を組み立てておいて、こんな風に作業するとやり易いかもしれません。
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4番ピン,6番ピンにダイオード、8番ピンにジャンパーをハンダ付けします。ダイオードには極性がありますのでご注意を!ジャンパーをしっかり絡げてハンダ付けします。
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ベース部分とケースを付属の接着剤の固定して完成です。
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続いてサブプレート(A)の組立です。通常この部分はメインシャーシに直付けするのが普通ですが、手元で作業できる効率性と、ご購入後に別バージョン(例:多極管仕様→300B仕様など)に変更する際にサブプレートごと入れ替えられる利便性を考慮し個別化しました。機構部品の取り付けはスプリングワッシャー,フランジナットなど細かな部品をマニュアル通りに使う必要があります。

ここで申し上げておきたいのはナットの固定法です。ラジオペンチで締めるぐらいでは全然ダメで、ここは是非ボックスドライバーを使いましょう。M3ナット用は対角5.5㎜,M4ナット用は対角7㎜、最低でもこの2本は用意すると良いと思います。部品をしっかりと固定することは良いモノづくりの第一歩です。
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サブプレート(A)にCRパーツをハンダ付けしていきます。中央のグリーンのパーツがカップリングコンデンサーです。SV-S1616Dは複数パーツ(+リード線)が後から入ってくる部分はハンダ付けせずに、絡げるだけにするよう個別にマニュアルに指示されています。しっかりマニュアルを読んで間違いのないよう進めていきます。
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続いてサブプレート(B)の組立です。ちょっと一息…コーヒーブレイクでも入れましょう。
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サブプレート(A)と同じようにソケット,ラグ類をきちんと固定したあと、リード配線工程に移ります。ここで是非やっておきたいのが「ハンダメッキ」です。私の場合はムキしろ4㎜程度にすることが多いですが。予め先端部のみハンダを流しておきます。ただしハンダの量は僅かで十分。線材のハンダが浸潤する程度でないと後でラグに入りにくいなど面倒なことになります。これをやることでハンダが流れ易くなり見た目も美しく仕上がります。

申し遅れましたが「ワイヤーストリッパー」を是非お使いください。芯線を傷つけずキレイに先端部を加工できます。
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配線が終了しました。本来はもう少しプレートに配線を密着させるように引き回しますが、色別に見易いように作業してみました。

初日の作業はここまで。続いてサブプレート(B)へCRパーツを取り付けていきます。今週末まで東京,兵庫,大阪,京都と回りますが、なるべく早く次の工程を楽しみたいものです!



by audiokaleidoscope | 2015-12-09 09:56 | オーディオ

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