土曜の午後、第二で行われたプチオフのレポートを…。
元々は
東京のFさんが
SV-300LBの二次試作(量産仕様)の音を聴きたいと仰ったので、いい機会だから皆で集まらない?と近場の仲間にSNSで呼びかけたところ、ちょっとしたオフ会みたいになったという訳です。
これが今日の主役。SV-300LBの二次試作です。初段管をEF86→12AT7(パラ)に変更。出力トランスのプライマリを4kに上げて更にドライブ力と300Bらしい厚みと音色の豊潤さを狙った私ども初の300Bプリです。
後ろの方では交流(雑談)の華ひらくなか、Fさんはオートグラフの前に鎮座し、非常に真剣にSV-300LB+LM91Aの音を聴いておられます。最初はWE300B,そして標準仕様の
PSVANE 300Bに替えて試聴。解れた中低域の厚みを感じるWE300Bに対してクリアで軽やかなPSVANEにFさんが”これ、いいじゃない!”とひと言。
プリで真空管を替えてこれだけ音が変わるというのは、私もSV-300LBが初めてですが、WE300B的な太い倍音が好みであれば
Prime300B ver.4、繊細でスカッとした音を狙うのであればPSVANEが良いでしょう。今回はプリ/パワーとも300Bでしたが、直熱三極管パワーアンプとのマッチングが極めて良いプリになりました。
音を聴きながら自己紹介や近況報告などで盛り上がってます!オーディオという共通の趣味で繋がる嬉しさ、楽しさを皆が満喫しているよう。
かと思えば、Tさんはご自身のLPをじっくり聴いていらっしゃいます。フルニエの”白鳥”素晴らしかったですね!
こんな刺客も!フルデジタルアンプVS真空管アンプの一騎打ち!!スッキリと整理された音場が現れてオートグラフの違う一面を垣間見た気がします。ずっと前に使っていた
ムンド29.4にタッチが似ている気が…。暫く預からせていただいて久しぶりに非真空管の音を味わってみようと思っています。
あっという間の4時間が過ぎて楽しいひと時も終わってしまいました。また皆で集まりましょう!!