(10/4)"6×9"の意味するところ
2015年 10月 04日
先ずはどんなスピーカーかというと・・・。
とにかく気に入ったのはこのユニット。楕円形のスピーカーユニットなんて今は殆ど絶滅していますが、今から40年くらい前はオーディオ用途だけでなく楽器用アンプなどにもよく使用されていました。メカニカル2ウェイのフルレンジで60年代のサウンドをイメージを再現したモデルです。
6インチ×9インチ(15cm×22cm)サイズですが高域の立ち上がりやキレでは6インチ,低域の量感では9インチのそれぞれ良いトコロどりが出来るたいへん合理的な形式といえます。同軸ならではの定位の良さと豊かで(更に言えば遅れのない)低域レスポンスを実現するために、エンクロージャー内の定在波を避け、フロントバッフルをスラントさせ、バッフル面も逆台形になっています。
どうぞお楽しみに!