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(10/4)"6×9"の意味するところ

皆さん、こんにちは。昨日待ちに待った”本命スピーカー”が関西国際空港出発のクーリエ便で到着したのが昼過ぎ。それから夜がな夜っぴて鳴らしこんでいます。

先ずはどんなスピーカーかというと・・・。
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これがそのスピーカー。5月に佛山で試作を聴いた時のレポートはこちらをご覧ください。。今回届いたのはそのMOD(改良)版でエンクロージャーの形状,グラウンディング方式,仕上げなど変更が加えられました。

とにかく気に入ったのはこのユニット。楕円形のスピーカーユニットなんて今は殆ど絶滅していますが、今から40年くらい前はオーディオ用途だけでなく楽器用アンプなどにもよく使用されていました。メカニカル2ウェイのフルレンジで60年代のサウンドをイメージを再現したモデルです。

6インチ×9インチ(15cm×22cm)サイズですが高域の立ち上がりやキレでは6インチ,低域の量感では9インチのそれぞれ良いトコロどりが出来るたいへん合理的な形式といえます。同軸ならではの定位の良さと豊かで(更に言えば遅れのない)低域レスポンスを実現するために、エンクロージャー内の定在波を避け、フロントバッフルをスラントさせ、バッフル面も逆台形になっています。
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LM755Aが50年代のアメリカンサウンドならば、このスピーカーは60年代のヨーロッパサウンドを目指したもの。先ずは真空管オーディオフェアで聴いていただいて、量産するか否かを更に検討していきたいと思っています。

どうぞお楽しみに!



by audiokaleidoscope | 2015-10-04 11:27 | オーディオ

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