今日,明日と東京です!
2015年 02月 09日
今日,明日と私は東京です。「ハイレゾしばり」の収録と、既に先日お知らせした通り、4月の番組改編で「大橋慎の真空管・オーディオ大放談」という2時間番組にパワーアップしますので、その一回目と二回目の収録が控えています。
その記念すべき第一回目のゲストはレコーディングエンジニア界のレジェンド行方洋一さん、第二回目はジャズオーディオ界の第一人者、寺島靖国さんです。
行方さんはEMI MUSIC JAPAN(旧東芝音楽工業)録音部に入社後、パラダイスキング、坂元九、弘田三枝子、ドリフターズ、欧陽菲菲、渚ゆう子、奥村チヨ、小川知子、浜圭介などの作品を担当され、その後、制作部に移りプロデューサー&ミキサーとしてハイクオリティアルバム プロユースシリーズ、読売交響楽団、徳永二男等のクラシックから、アンリ菅野、前田憲男、ジョニー・ハートマン等のジャズまで幅広く手掛けられた方。
フリー転身後は、太田裕美、平山みき、ゲームソフト「ドラゴンクエスト」等の音楽録音のかたわら、オーディオ雑誌やオーディオイベント等の参加やオーディオ評論活動も行ってこられました。また、東芝EMIよりExMFシリーズを立ち上げ、オフコース、チューリップ、アリス、甲斐バンド等のアルバム全64タイトルをリマスタリングしリリースされた、まさに業界の生き字引ともいえる方。今回は行方さんが新たにリマスタリングを手がけられた「ON THE ROAD」の音源や、行方さんのライフワークともいえる蒸気機関車の生録サウンドなども聴かせていただけるかもしれません。
寺島さんはオーディオファンならきっとご存じだと思いますが、ジャズ喫茶「MEG」のマスターとしてだけでなく、オーディオ界でも孤高の論客として多くのファンを持つ方で、MUSIC BIRDでは常時ナンバー1のパーソナリティとして不動の存在です。
今回は私がMUSIC BIRDを聴き始めた90年代終り頃の「PCMジャス喫茶」の想い出話や寺島さんがいま手がけていらっしゃる「寺島レコード」の音源も交えて進めていきたいと考えています。これはオーディオファンならずとも必聴の番組になることでしょう。
明けて火曜日はN響バイオリニスト時代からキット屋のお客さまにはお馴染みの根津昭義さんがオープンされたサロン「レゾナンス」にお邪魔して一週間後に迫った試聴会のゲスト出演(2/14 15:30~の回)について打合せをしてきます。
演奏家ならではの音楽とオーディオに向けられた温かい眼差しを当日お伝えできるよう、しっかりお話を伺ってきますので!どうぞお楽しみに!