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FoobarでPCMファイルをDSDにリアルタイム変換してみよう!

皆さん、おはようございます。これまでは「こんばんは」で始めてきたこのブログですが、実質的に朝4時頃から書き始めることが殆どですし、exblogはタイムスタンプは末尾に出る仕様ですのでこれからは実態に合わせて書くことにしました。

早速ですが今日の話題。皆さんのなかで「ハイレゾ音源を再生するようになった」という方がこの1~2年で随分増えたと思いますが、例えばe-onkyo musicのサイトのように同じタイトルでもDSDとPCMの両方が選べる場合、どちらを選ばれるでしょうか?

私どもでは2007年からハイレゾ再生の研究を始め、2008年11月にSV-192Sを製品化しました。実はその時点で既にDSD64(2.8MHz)の再生に成功しておりましたが伝送方法をどうするかで試行錯誤を繰り返していました。当時はまだ市場でPCをプラットフォームとしたDSD再生という文化自体がほぼ無い状態でSV-192SでのDSD再生もBNCケーブルを使用し、サードパーティのプロ機を経由した実験的再生に留まっていました。

市場における伝送方式の規格自体がまだ存在しなかったこともあり、孤立化を恐れて情況を見守っていた部分もあった訳ですが、PCによるUSB経由の再生がメインストリームとなった2012年初頭から具体的開発に着手、同年11月に「SV-192S/dsd」として販売を開始したのはご高承の通りです(リンクページの説明もお読み頂ければ幸いです)。

話を戻してPCMハイレゾかDSDか?というテーマですが、量子化的にはDSD64=1(bit)×2.8MHz(=44.1k×64倍)で、つまり16(bit)×176.4kHz(=44.1k×4倍)と等価と見ることも出来る訳ですが、その再生音が異なることは多くのオーディオファイルに認知されています。

印象として皆さんからよく伺うのは、双方の比較において

・PCMハイレゾの方がエッジが立っていてメリハリがある
・DSDの方が繊細で柔らかさがある
・ジャズやロックはPCMハイレゾの方が「らしく」聴こえる
・クラシックはDSDの方がアナログに近い質感で楽しめる

・・・等々色々な感想を頂戴する訳ですが、基本的には私も同様の印象です。では以前も再生方法のガイダンスを書かせて頂いたFoobar2000(以下Foobar)で皆さんがHDDあるいはNAS等に格納しているPCMハイレゾファイルをリアルタイムにDSD変換できる方法があるのはご存じでしょうか。

既に多くの方が実践されていることで殊更喧伝する意図はないのですが、まだ試していない方の為に基本的情報をお知らせします(環境としてSV-192S/dsdを想定し、基本的なdsd再生が出来る状態であることをベースとします)。

まずFile > Preference > Componentsを開き、「Get Updates」をクリックして全てのコンポーネントが最新のバージョンであることを確認します。同時に「ASIO Proxy for foobar2000」の最新版をインストールしましょう(旧いバージョンの場合はアンインストールを行います)。

ダウンロードした foo_input_sacd-0.7.3.zip を展開(解凍)し、ASIOProxyInstall-0.7.1.2.exe を実行してインストールして下さい。次にPreference画面で[Playback]-[Output]-[ASIO]を開くと「ASIO drivers」の箇所に「foo_dsd_asio」がありますが、それをダブルクリックします。
FoobarでPCMファイルをDSDにリアルタイム変換してみよう!_b0350085_05511097.png
通常は「PCM to DSD Method」の項目は「None」に設定しておりますが、ここで「SDM Type A」を選択すると、PCMファイルがDSDにリアルタイム変換されPCから出力されます。勿論SV-192S/dsdでも再生可能です。

なお変換できるファイルのサンプリングレートは44.1k/88.2k/176.4kHzに限られる様ですのでご注意下さい。また「SDM Type B」「SDM Type C」などにすると音質が変わるという情報もありますが、いまのところ明示的ではありません。なお「DSD/PCM Transition」を0ms以外にすると再生できないようですのでご注意下さい。

以上の簡単な操作で手持ちのPCMファイルを簡単にDSD変換して比較することが出来るようになります。是非お試し頂ければ幸いです!

今日は夕方から東京出張です。最近東京へ泊りで出かけることが多くなりました。ホテルは空気が乾燥していて風邪をひかないように、寝るときは浴槽にお湯を張ってユニットバスの扉を開放して休むようにしています。こうすると湿度が適切に上がって快適です。皆さんも風邪をひかないよう、くれぐれもご注意下さいね。



by audiokaleidoscope | 2014-11-24 03:50 | オーディオ

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