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耳から全身へ

皆さん、こんばんは。

土曜日の収録時に入手した情報ですが、ハイレゾ再生ならびにダウンロードに関して、もうじき大きな変化点がやってきそうです。今の時点では詳細を申し上げることが出来ないのですが1~2ヶ月のうちに報道されると思いますので、それ以降に詳細をお知らせします。

一つだけ言えるのは更に手軽で便利になるということ。そしてハイレゾ再生におけるNASの重要度が益々高まっていくだろうということです。更に大容量化していくだろうハイレゾ音源を如何にシンプルに管理し、オンデマンド的に活用するかがポイントになっていくのでしょう。

これまでも経験したことですが、或る技術が注目され、急速に普及し、一般化する過程で技術的優位性よりも使い易さが優先され、高度な使い方をしようとする人にとって逆に魅力がなくなってしまうことがあります。オーディオにおいても小型化という大きな流れの中で私たち真空管オーディオファンから見れば、どこか本流から外れていくような違和感を感じた・・・という方も多くいらっしゃったかもしれません。

デジタルオーディオにおけるハイレゾ再生も既にその流れの中にある訳ですが、ヒトが鼓膜で聴くことが出来るという20kHzを遥かに超える音を「脳が心地よいと感じる」ということに関して、必ずしも小型化とは相容れない部分も出てくるのでないか、と個人的には思っています。

これに関しては極めて定性的,個人的理解ですが、鼓膜で聴くことが出来ない数十kHz(以上)の音をヒトが感じ、それを脳が心地よいと感じることが事実であるならば、その多くは皮膚を通じて伝搬され認識されているのではないかと思います。そして2008年からハイレゾ再生を主に行ってきた経験からこの「心地よさ」は音の出口であるスピーカーのサイズと正比例の関係にあるような気がしています。

その存在,効能については純技術的に証明されていないので、一つの例え話になる訳ですが、大きな滝の前でマイナスイオンを含んだ水煙を浴びる快感・・・というシチュエーションを想定してみます。

全身で滝からのミストを受けとめるというのは、ハイレゾ音源を聴いた時に感じる快感が皮膚を通して入ってくるという仮説に近い何かを感じます。本当にそうなら、現代の高音質化の流れをよりよい形で感じる為にはヘッドフォンという体のごく一部で音波を受け止める方法は非常に勿体ないやり方で、効果も限定的ではないかという気がします。

全身でその音の良さを受け止める・・・その為には再びオーディオ(特にスピーカー)に大型化の波が来るという仮説が成り立ちはしないでしょうか。聴くという行為が耳から全身へ変わっていくなかで、根源的な音質に対しての理解と興味が高まっていけばとても面白いことになるように思います。

仮説と言うよりは単なる妄想に近いお話ではありますが、嘗ての日本が「大きい事は良い事だ」と胸を張っていた頃のイメージが殊、ハイレゾオーディオに関しては真であって欲しいと何となく感じています。音源の高品質化とともに、コンベンショナルなオーディオのありようが見直されても良いですよね!


by audiokaleidoscope | 2014-09-29 05:25 | オーディオ

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