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(7/27)サマーセール経過速報

開催から一週間経ったサマーセール。当初機種ごとに○台限定ということでスタートさせて頂いた訳ですが、人気機種は即日ソールドという状況になってしまいました。その後スタッフと協議して、現在検討中のお客さまもおいでになるのにお断りするのも如何なものかということになり、暫くは継続販売とさせて頂くことに致しました。

きっと何が一番人気か…きっと興味を持たれる方もおいでになると思いますので、今日13時現在のトップ5をお知らせいたします。
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二位:SV-192PRO
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三位:SV-91B
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四位:SV-353
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五位:SV-2300LM
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五位(タイ):SV-192A/D


…今のところこんな状況です。順位は日々変化しておりますので私も今後の動向に注目していきたいと思っています。今回セール対象外ながらSV-P1616D/多極管仕様が同率五位に食い込んでいることも併せてお知らせします。現在”今年の夏休みの自由研究は何にしようかな~?”とお考えのの皆さんのご参考になれば幸いです!!



by audiokaleidoscope | 2016-07-27 13:50 | オーディオ | Comments(0)

(7/22)録られる側として…

二日目は西麻布のスタジオ。原稿もなくフリートークで進めるMUSIC BIRDのスタジオとは雰囲気を異にするどこか張りつめた空気感。それもその筈…今日は放送の収録ではなく、LPレコードのナレーションのお仕事だったからです。
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詳しいことは私からはまだ申し上げられませんが、先日リリースされたばかりで早くも大反響となっている超高音質LPの第二弾として、実はアナログシステム用のチェックLP(リファレンス曲を含め2枚組,あるいは3枚組の予定)が今秋出る予定なのです。そのチェック音源のナレーターをやってくれ、とオファを頂いたのが少し前。本当に自分に出来るだろうか?…という一縷の不安を抱えているうち、気がつけば当日になっていました。

今まではブースの中をガラス越しに見ながら装置のパラメータを触っているのが関の山の私が、今日は逆の立場…何でもそうですが、やってみなけりゃ分からないことが沢山あったものの、熟練の先輩方に色々とアドバイスを頂いて、自分でもあっけないほど順調にレコーディングが終了しました。果たして自分の声がどんな音でLPの溝に刻まれるのか…今からワクワクしていますが、ちょうど私どもも現在アナログプレーヤーを手掛けつつある訳で、そういう意味ではタイミング的にもベストと言えるかもしれません。
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今回のプロデューサーは日本を代表するレコーディングエンジニア内沼さん。録りが終わってホッとしているところです。晴れてリリースの暁には改めて正式にご案内させて頂きます。どうぞお楽しみに!!



by audiokaleidoscope | 2016-07-22 22:05 | オーディオ | Comments(0)

(7/21)記録と表現

今回の東京二日間はいつもと少し違う流れ…短い出張でしたが、途轍もなく大きな何かを自分の中に残した、そんな気がしています。

その一つ目の出来事はHさんとのひと時。Hさんは日本を代表する写真家の一人で、躍動感のあるポートレートや画面から音楽が聞こえてくるような作品により、多くのミュージシャン撮影を手掛けていらっしゃいます。皆さんは。「NO MUSIC, NO LIFE.」というコーポレイト・ボイスをご存じでしょう。これらの写真も全てHさんの手によるものですし、FM放送の音楽番組を担当されたり、震災で傷ついた故郷の復興を支えようとロック・フェスを主催されるなど、多方面で活躍されている芸術家です。

出会いは2月の東京試聴会。その時はふた言三言お話をさせて頂いただけでしたが、今回やっと念願なかってゆっくりお話を伺うことが出来ました。真空管アンプの音が聴いてみたい…その言葉に導かれるように訪ねたHさんのご自宅。
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真空管アンプの経験がないと仰るHさんに聴いて頂くアンプは何か…選定にはかなり悩みました。真空管アンプを聴いたことがない方のイメージが必ずしも芳しいもので無いだろうことは想像に難くありません。唯一分かっていたのはつい最近まで使われていたハイエンドシステムを解体され、Hさん曰く”だんだん音楽を聴くのが大袈裟になっていることに違和感を感じて、システムをミニマムにした”という情報のみ。そこでHさんの撮ったポートレイト写真を何度も何度も見て浮かび上がってくる音のイメージ…尖っていて、でもどこか優しくて儚い…そんな機微を伝えてくれるオーディオ組合せは何か、と考えて車に積んでいったのがSV-300LB/SV-8800SE/SV-284Dでした。

最初鳴らしたのは8800SE。写真にある”記録”と”表現”という二つの機能を極めて高い次元で両立されているHさんの鋭い感性に自分の手がけたアンプが果たして応え得るのか…正直なところ通電前の結線時から手汗びっしょり。気もそぞろ…何となくフワフワした気持ちを抑えながらいざ音出しをしてHさんの言葉を待ちます。Hさんと一緒に車でご自宅へ向かっている時、”写真にもアナログとデジタルがありますが、単に写実性が高いだけではいい写真とはいえない。被写体のその向こうにある何かを写せるか、その為には或る曖昧さも必要なんです”という言葉が何度も頭の中を行ったり来たり。全てに光を当てるのではなく、当てた光の向こうにある翳(かげ)にフォーカスする…オーディオも同じで単にすべての音を曝け出すだけでは単なる音の出る機械でしかありません。音でなく音楽が鳴るかどうかに賭けたのが今回のセットアップテーマです。

音楽のグルーブを伝え、ドライブする感覚を味わう8800SEか、はたまた音に輝きと光を加えて浮き立たせるような284Dか…その結果はHさんの心の中にどんな心象風景を呼び起こしたかどうかで決まるのでしょう。

Hさんは書いています。

”ポートレイト写真とは表情と姿勢を通して人物の魅力を写真に定着すること”

であるならば

”オーディオとはソースと装置を通して音楽の魅力を再生音に定着すること”

写真とオーディオが一見全く関連がないようで、実は一番根っこで大きく繋がっていることを改めて感じた、忘れられないひと時になりました。記録と表現の両方に繋がっている点で両者はとても近い存在であることをHさんは教えてくれました。



by audiokaleidoscope | 2016-07-22 21:38 | オーディオ | Comments(0)

(7/16)デカチョーさんのA5

久しぶりのオフ会。6041のSさん,第九のIさん,デカチョーさん,タケさん…私がこの仕事を始めて一対一の関係性だったのが次第にお客さん同士の交流に繋がっていく…その最初のカタチがこの五人組でした。演奏会に一緒に行ったり、お互いのリスニングルームを訪問し合ったり、お気に入りの音源の情報を交換しあったり。仕事も違えば聴く音楽ジャンルも異なる人たちがオーディオで繋がっていく…この楽しさを教えてくれた方々です。10年以上変わらずこういうお付き合いが出来るのも同好の士の誼(よしみ)。大切な先輩たちであり仲間です。

今回デカチョーさんがメインスピーカーとしてA5を導入されたと伺ったのは2ヶ月ほど前でしょうか。それまでてっきり英国党だと思っていた私たちには少々驚きでした。そして”これは聴かせて頂かないと!”ということになって久しぶりにデカチョーさんのリスニングルームにお邪魔させて頂いたという訳です。
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恐らく50年代後半の個体。エンクロージャーは米松製825。写真では分かり難いですが側面の”Voice Of The Theater”のロゴはステッカーでなく手書きです。ウーハーは515,ドライバーは288C,ホーンは1005B,ネットワークはN500CというA5の中でも最もヒエラルキー上位の組み合わせ。

私がお邪魔した時には既にタケさんがおられ、音が鳴っていたのですがいわゆるALTEC的なメタリックな高音は微塵も感じられず、極めて繋がりが良いだけでなく高域までスッキリ伸びた非常に癖のない音が印象的でした。ポイントは825エンクロージャーと1005Bホーンでしょう。後期のパーチクル製828では得られ難い自然な響きと、311B/511Bのようにピーキーなホーン鳴きがなく、ALTECにありがちの”元気は良いが聴き疲れがする”というネゲティブな面は殆どありません。左右で音色の違いや定位の偏移もなく非常によく調教されている個体であることが直ぐ分かりました。
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そしてこの高い天井。吹き抜けのエアボリュームの大きさがこの屈託のないスケール感に大きく寄与していることは間違いありません。

”どうしてステントリアンからALTECに宗旨替えしたんです?”と少々イジワルな質問を投げかけたところ、ステントリアンもALTECも中域的表現力が優れている点で違和感は全くなく、以前からALTECもターゲットに入っていたとのこと。確かに極上のミッドレンジを楽しむという点では両者は共通した個性を持っている訳で一同納得。というかこの音を聴かされれば納得せざるを得ないという説得力のある音です。

因みに増幅系の布陣は以下の通り。
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SV-91B(オールウエスタン仕様)。確かデカチョーさんが91Bを組んだのは2004年ごろだったと思います。当時お納めしたJAN 274Bも健在。A5の能率が100dB(以上)あるので入力VOLをつけゲインを適正化されていました。
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プリは91Bの純正組み合わせSV-310(オールウエスタン仕様)。ヴィンテージ系スピーカーには抜群の相性を示すペアというだけでなく、骨太でコクのある音を指向する方にとって唯一無二ともいえる最強の布陣の一つです。
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となればフォノイコは当然SV-310EQ。これもオールウエスタンで固められています。私どもの製品のなかでこのSV-310EQは例外中の例外ともいえる存在で、いわゆる海外製ハイエンドシステムと一緒に使われる方も多い異色のフォノイコ。この情報量と密度感は他のフォノイコからは得られません。
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ターンテーブルはSV-A2(改)。第一アームが替わっています。非常に滑らかでノイズフロアの低い再生音は健在でした。

色々と聴かせて頂いて感心したのはこの手の大型ホーンシステムにありがちな”ビッグマウス”になっていないこと。定位がシャープなだけなく音像の大きさも適切でA5/A7系ユーザーの皆さんが最も苦労されているこの点も見事に克服されていました。ピアノのトランジェント,ヴォーカルの温度感と湿度感,ブラスのキレが得意なのは勿論、ヴァイオリンの高域のニュアンスもよく出ており、フルオケも混濁せずにTuttiまで駆け上がる爽快感も大変印象に残っています。

人間は不思議なもの。一度こういう高みに触れてしまうと、”よし!いっちょ俺も!!”という気持ちになります。帰宅してから思わず同じ音源を自分のシステムで聴き直したりセッティングを弄ったり。きっと他のメンバーも家で同じ状態だったのではないかと(笑)。これだからオーディオは止めらない訳です。最高レベルのA5を聴かせて頂いただけでなく、懐かしいメンバーのとも再会できて素敵な週末になりました。



by audiokaleidoscope | 2016-07-17 14:48 | オーディオ | Comments(0)

(7/16)クライバー”こうもり”からマーヴィン・ゲイ”What's Going On”へ

今週末の”ようこそ!オーディオルーム”(オンエア7/16土曜22時~23日再放送)についてお知らせ。今回のプログラムは…

・クラシックリファレンスセレクション
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カルロス・クライバーは録音音源が少ないことでも知られる指揮者ですが、数少ない正規録音は全て名盤として知られ、多くのクラシックファンに愛されています。そのなかでもこの「こうもり」はひときわ芸術性が高いと言われている名盤中の名盤です。ヨハン・シュトラウス2世ならではの優雅で軽快なウィンナ・ワルツの旋律が全編を彩り、その親しみやすいメロディーは全世界で愛されています。ウィーンでは毎年大晦日に「こうもり」が演奏されるのが恒例行事となっています。

・ようこそオーディオルーム特選!”ジャズ名盤100”
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リーモーガン/The Gigolo

リー・モーガンは幼少期から神童と呼ばれたハード・バップの代表的トランペッターで、1956年にディジー・ガレスピーのバンドに参加し、その艶やかな音色からクリフォード・ブラウンの再来とも呼ばれました。The Gigoloはモーガンファンなら必ず好きな1枚にあげられる会心のアルバムで全編にわたりブリリアントなトランペットが素晴らしく、共演のウェイン・ショーターとはジャズ・メッセンジャーズでの盟友の間柄で非常に息のあったプレイが印象的な一枚です。

・The Vocal
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スイングジャーナル誌人気投票女性ヴォーカル部門で堂々13年連続(トータル15回)の第1位に輝く、人気・実力ともNo.1ジャズヴォーカリストとして国内外で人気を確立しているケイコ・リーが2011年にリリースしたアルバムがVOICESIII。ハンク・ジョーンズ,ケニー・バロン,デヴィッド・サンボーン,ジョージ・デューク,ギル・ゴールドスタインら現代のJAZZ GIANTS達との珠玉のセッションを収録したもので、個人的にケイコ・リーのナンバー1タイトルであると思っています。。

・懐かしのあのアルバム
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ベトナム戦争従軍兵だった弟から、その悲惨さを聞いたマーヴィン・ゲイはベトナム戦争をはじめとする社会の不条理に対する不満を込めWhat's Going Onをリリースしたと言われています。しかしモータウンレーベルのオーナー、ベリー・ゴーディはリリースに猛反対。あまりに反社会的なメッセージに染め上げられ過ぎていたからかもしれません。しかし結果的にこのアルバムが空前のヒットとなりWhat's Going Onはマーヴィン・ゲイ個人の成功だけでなくブラックミュージックの大きなターニングポイントになりました。革命的なアルバムとして今なお多くのファンから愛され続けています。

PCあるいはスマホの方はこちらからお聴き頂けます!!土曜の夜は”ようこそ!オーディオルーム”でお会いしましょう!


by audiokaleidoscope | 2016-07-16 10:38 | オーディオ | Comments(0)

(7/14)ポジティブフィードバック

無店舗で18年こんな仕事を続けてきた私。日頃メールや電話で一対一のコミュニケーションを”縦糸”とするならば、このブログやラジオ番組は一対多のコミュニケーションである”横糸”。皆さんの顔は見えないですが、ご感想のメールなどによってネットや電波でちゃんと繋がっている感覚をいただけているのは本当に有難いことです。

そんななか、ミュージックバードさんから今日不意に電話がかかってきました。なんだろうと思っていたら”大橋さん、ついに一位です”と仰られて最初なんの事か分からなかったのですが、伺うとリスナーアンケートのなかで”よく聴く番組は?”というのと”好きな番組出演者は?”的な質問があるようで、なんと両方の項目でポジティブフィードバックが一番だったとのこと。台本も何もなくゲストのTさんと真空管アンプの音について喋っていることが、こんなに沢山の方の共感に繋がるとは正直まったく思っていませんでした。

放送でオーディオ機器を(比較)試聴する”という奇天烈なアイディアを思いついて以降、この番組もいきおいオーディオ寄りに振れた訳ですが、こういうマニアックなテーマが本当に受け容れられるとは思っていなかった私にとって今回のお知らせが大きな驚きと喜びでした。これもリスナーの皆さんは勿論、こういう機会を与えて下った局の皆さん、そして毎回私をインスパイアしてくれるゲストの皆さんのおかげです。本当に有難うございます!

放送という新たなコミュニケーションツールを頂いて私の仕事の在り様も少しづつ変化してきました。音楽を再生する立場のプロとしての責任から音楽を演奏する方々や音源を制作する方々との密接な関係性によってオーディオ屋としての私に強いモチベーションとエネルギーを与えて頂いています。今日はそんな一つの具体例をご紹介します。

先日お邪魔した西麻布のスタジオ。我が国屈指の設備とクライアントを抱えるこのスタジオから生まれたLPが手許に届きました。
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早速聴いてみたところ、その音のみっちり詰まった密度感と情報量の凄さに驚愕。レジェンド内沼映二さんが録った角田健一ビッグバンドの演奏のリアリズムの凄さは私のオーディオ経験のなかで今まで味わったことのないものでした。昨今のLPブームが単なる懐古主義(趣味)に根ざしたものでなく、本当に良い音はアナログにあり!という真摯なマニア諸兄によって支えられていることは周知の通りですが、単に音質的優劣を超えた本質的感動がこのLPには詰まっています。

これだけスケールの大きな演奏をパッケージメディアに収める技術的難易度の高さは想像に難くありませんが、それぞれの楽器の質感はもちろん、マッスのエネルギー感が炸裂する広大なダイナミックレンジがLPの細い溝に刻み込まれていることに畏れすら感じました。きっと内沼さんには何をどうすればこういう音になるんだというマイキングや卓の設定が全て分かっているんでしょう。そうでもなければこんな音が録れる筈がありません。これからの番組の比較試聴にも大活躍間違いなしの一枚になりそうです。

先日の共同プロデュース作業も今回のLPもそうですが、単なる装置産業の枠を超えて音楽と関われる歓びを感じられる昨今。これらの経験から多くのことを学び、自分のモノづくりにどれだけポジティブフィードバックさせられるかが自分の大きな責任と恩返しであると感じています。



by audiokaleidoscope | 2016-07-15 10:59 | オーディオ | Comments(4)

(7/12)「ミュージシャンが選ぶナンバーワン出力管」と「シングルVSプッシュプル」

今回の真空管・オーディオ大放談は2本録り。一本目はスペシャルゲスト秋田慎治さん(ジャズピアニスト)をお迎えして「ミュージシャンが選ぶナンバーワン出力管はこれだ!」と題してSV-P1616D/多極管仕様と同300B仕様(7月末新発売)を使用し、計9種類の出力管を総まくり試聴しました。ゲストコメンテーターはいつものTさんです。
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今回試聴に使った出力管はEL34,6L6GC,KT66,Tung Sol 6550,KT88,KT120,KT150,300Bver.4,300Bver.5。秋田さんの新譜「time-10」からリファレンス曲を選び全ての出力管で比較試聴しました。7種の多極管と2種の300Bがもたらす音の変化は極めて大きなもので、日頃KT88プッシュプルをお使いの秋田さんも、ずいぶん変わるんですね!と非常に興味を持たれていました。さて秋田さんが選んだナンバーワンの出力管は何だったでしょうか…8/19(金)20時~22時のオンエアを是非お聴きください。
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ヒントはこちら。キャンペーンを活用して是非ご自身の耳でもナンバーワンを決めて下さい!

二本目は真空管アンプユーザー永遠のテーマの一つといえる「シングルVSプッシュプル、同じ球でもこんなに違う!」を掲げての比較試聴。シングルアンプの”音色”(ねいろ)をとるかプッシュプルの”響き”を取るか…自分の耳で確認できる絶好のチャンスです。アンプのゲインを全く同じにしてシングル→プッシュプルの順に二曲づつ同じ曲を掛けるという進行にしたのですが、収録前にTさんが”じっさいどの位、差が出ますかねえ?”と仰っていたのがフタを空けるとアタマの一小節で思わず声が漏れるほどの違いが現れています。9/2(金)20時~22時のオンエアを聴かれる方もきっとビックリされるのではないかと思います。

収録の中でTさんが仰っていたのが”多極管ってのはプッシュがこんなに良かったんですねえ!”というひと言。時代背景的に多極管は高効率化,大出力化のために三極管に続いて開発が始まった経緯がありますので、自ずと当時からプッシュプルでのい作例が大半でした。私たち自作派にとって多極管シングルは”はじめの一台”として回路的にも価格的にも極めて取り組みやすい大切なカテゴリーである訳ですが、今回改めてシングルとプッシュプルを比較してみて、その本質に迫ることが出来るのではないかと思っています。

先日の試聴会でも”はじめての真空管アンプ”と題したコマで真空管には三極管と多極管があり、回路にはシングルとプッシュプルという大きく4つの分類が出来る…その中から自分にとってのオンリーワンを見つけることこそが真空管アンプとの蜜月を約束するんです!と申し上げました。今回の収録も試聴会の時の皆さんのキラキラした目を思い出しながらアッという間に終わってしまいました。このオンエアも真空管アンプを知るうえで非常に重要なテーマを内包していると思います。是非お聴き頂ければ幸いです!!






by audiokaleidoscope | 2016-07-13 10:31 | オーディオ | Comments(0)

(7/9)久しぶりのオープン・ザ・カーテン

いま先日のレコーディングで録ったラフミックスを聴いているところ。良い音楽を創るという作業が如何に際限なく、深いものであるかを改めて感じています。これからまだまだ作業が続いていきます。仮タイトルは四家さん命名による”犬とたまねぎ”になる見込み。なんでも犬はたまねぎを食すると腰を抜かすとか(笑)。秋には皆さんに聴いて頂けると思いますのでお楽しみになさって下さい。

ところで昨日17時に御開帳と相成りましたVintage S12
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東京試聴会で初お目見えしてからまだ二週間。特段オープン・ザ・カーテンの告知もせずにHPアップを迎えた訳ですが、いざ受付が始まるとあっという間に初回ロットが完売。ショールームのメンバーも大いに色めきたった昨日の夕方でした。

現在大幅に売り越している状態となっておりますが、試聴会でお配りしたプレリリースにも書きました通り、Sicaのユニット供給が不安定で、初回ロット分はイタリアからエアで飛ばしてもらって確保したものの、次回入荷時期が今のところ見えていません。エンクロージャーは次回9月末納期で追加生産のオファを致しましたので、何とかユニットを入手してお待ちいただいている皆さんのお手元に少しでも早くお届けしたいところです。



by audiokaleidoscope | 2016-07-09 19:08 | オーディオ | Comments(0)

本ブログ掲載内容は私人の見解であり、(株)サンバレー(ザ・キット屋)の立場,戦略,意見を代表するものではありません。


by Ohashi
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