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(4/28)みんなでつくる番組を!

皆さん、こんにちは。

5月度の「ようこそ!オーディオルーム」の収録が終わりました。放送は前編が5/2(土),後編が16(土)で時間はいつもと同じ22時からです。

考えてみればゲストなしの独り語りは久しぶり。今回は事前にテーマを決めず、開放日に皆さんが持って来たり、私が当日聴いていただいたLPをガンガンかけまくるという、安直なようで実は一番盛り上がるパターンでいくことにした訳です。
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前編で聴いていただく曲ですが

1. Eva Cassidy ”What A Wonderful World"(BEST AUDIOPHILE VOICES I)

2. ロバート・ショウ指揮アトランタ響&合唱団 “火の鳥”より”火の鳥と彼女の踊り”(テラーク)

3. ヤーノシュ・シュタルケル” カサド無伴奏チェロ組曲”

4. 山本剛トリオ”MISTY”(スリーブラインドマイス)

5. カールベーム指揮,ピアノ:マウリツィオ・ポリーニ,ウィーンフィルハーモニー管弦楽団”モーツァルト ピアノ協奏曲 第23番 イ短調 K.488”

6. TOTO”Lea~Don't Stop Me Now”(ファーレンハイト)

7. 松本英彦カルテット” あなたは恋を知らない”(スリーブラインドマイス)


という構成ですべてLP音源。どれも録音,演奏ともに聴き逃せないものばかりをチョイスしました。是非聴いてみて下さい!

今回やってみて思ったこと・・・何事も自分らしくやるのが一番。その時々で自分がいまはこれ!と思っていることをストレートのそのまま出すのが自分流なんだと改めて思いました。

機材的にも今回はターンテーブルSV-A1/DENON DL-103SA,ノッティンガム スペースデッキ/GOLDRING ELITE,プロジェクトRPM9.1/オルトフォンSPU Royal Nを使い分けて事前取込み(A/D)も楽しかった(タイヘンだったですけど…笑)。

今後の成り行き次第というところはありますが、暫くこの流れに乗ってみようかな・・・と思っています。それも皆さんが開放日に持ってこられる音源次第!これからも音源協力ヨロシクお願いします!!みんなで番組を作っていきましょう。




by audiokaleidoscope | 2015-04-29 10:57 | オーディオ | Comments(0)

(4/27)東京試聴会・・・前代未聞,空前絶後の「5時間連続デモ」なるか!?

皆さん、こんにちは。

早速ですが、毎年恒例の6月東京試聴会の日程が本日決まりました。6/20(土),21(日)の2日間です。場所はいつもの損保会館の3階です。今回は目下試作中の新機種(845シングルSTEREO/バランスドシングルMONO)を持ち込ませていただく予定のほか、年末から来年春に向けて準備している様々な製品のネタ話を一足早くご紹介出来ればと思っています。
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これが845のニューモデル(シャーシ)。まだここまでしかお見せ出来ませんが、845ソケットのサイズから見ても、かなりド級モデルであることがご想像いただけるのではないでしょうか。これ、実は普通のパワーアンプではありません。あっと驚く使い方は試聴会当日にタップリとデモさせて頂きます。

初日最初のデモ(13時~15時)は毎回混みあうので予約制とさせて頂きますが、二回目(16時~18時)はフリー(予約不要)とする予定です。そして今回の目玉は或る意味二日目(21日)ということになるかもしれません。

これまで私のデモを聴いて下さったことのある方は皆さんご存じですが、2時間の予定が2時間で終わった試しがありません(笑)。殆どが30分押し・・・あるいはそれ以上。次のコマのお客さんが外でずっと待っていらっしゃる、なんてことも度々ありました。

そこで、です!今回二日目は前代未聞,空前絶後の「5時間連続デモ」(10時~15時)に挑戦してみようじゃないか!と思っているのです。今まで一度もやったことがありませんし、今後出来るかどうかも分かりませんが、一機種づつ丹念にしっかり聴いていただくデモが出来たら・・・と今までもずっと思っていましたので、初の耐久戦が出来るのは本望。問題は私の体力がもつか・・・ということですが、やってみなければ答えも出ませんので、イッチョやってみるか!というのが現在の心境です。

詳細はGW明けをメドに発表させて頂きます。今回も沢山のオーディオ仲間、そして新しい友人との出会いを楽しみにしております!




by audiokaleidoscope | 2015-04-27 15:34 | オーディオ | Comments(4)

(4/25)「ようこそ!オーディオルーム」&ショールーム開放日連動企画!

皆さん、こんにちは。4月のショールーム開放日の報告をしておきます。

今回も新メンバーを加え非常に賑やかで、あっという間に一日が終わってしまった感じです。最近は開放日にいらっしゃる方が最初から「今日は昼飯ヌキである」と一定の覚悟(笑)を決めてこられる方が増えてきたこともあり、短い方でも2時間程度、長い方は朝から晩までずっといらっしゃるという流れが普通になってきました。単にオーディオの話をするだけでなく、人と人が交流する場になってきているんですね!これは実に素敵なことです。

まず今回の道場破りは小型スピーカーと昇圧トランス。まずスピーカーの方はTさんとSさんが姉妹機のようなモデルを持ち込まれました。いずれもユニットは8cmです。
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Sさん(スタンド上)のユニットはSA/F80AMG。マグネシウム合金の振動坂をもつ8cm最強ユニットとして私どもで10年以上君臨し続けているフルレンジです。TさんのユニットはPARCオーディオさんの限定品。いずれも屈託ないスケール感豊かな音を聴かせてくれました。聞けばエンクロージャーはSNSで知り合った青森の方の作とか。いかにも今様のオーディオ交流です。

次いで聴かせて頂いたのが、この昇圧トランス。
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貼られた銘板をみるとWestern Electric 618Bの文字が・・・。そうこれは今年1月の万華鏡でご紹介したWE618B(オリジナル)をケーシングし直したものです。
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※右側がオリジナルの状態の618Bです

SV-310EQ標準の橋本製昇圧トランスと比較するとローの踏ん張り,高域のキレは無いものの、えも言われぬ中域の滑らかさがあって、いま狙ってこの音を出すことは或る意味不可能であろうと思われるような美音でした。

実はもう一種類別のトランスもお持ち頂いていて、それは低域がモリモリと出てくる厚みのある音が魅力だったのですが、製造時期,原産国など目下Yさんが調査中ということですので、晴れて素性が分かって綺麗にケーシングされたら改めてご紹介させていただきます。

そのほかSV-8800SE/KT150のデモも盛り上がりました。

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少し前にも書きましたが、KT150を上手く使いこなす為のポイントはプレート電流をそれほど欲張らないことであることを発見したので、その調整値なども含め実際に見て頂いて音も聴いていただきました。ビーム管らしからぬ柔らかな低域が非常に魅力的かつ特徴的でKT120とは対照的な鳴りっぷり。中高域のニュアンスもKT88というより6550に近い粒立ちの細やかさが出る非常に面白い球です。

…これらはネタの一部で、DSDアワーがあったり、JB-320LM,SV-501SE,SV-91B,LM91Aの300Bシングル鳴き較べをやったりして楽しく過ごした訳ですが、今回も多くの皆さんが持ち寄られた素晴らしい音源に関して情報を共有したり、ジャケット写真を撮って「よし!次はこれを買おう」なんて仰っている姿を見て、これを一部のメンバーだけでシェアするのはいかにも勿体ない・・・そういえば次回の「ようこそ!オーディオルーム」はまだネタが決まっていなかった!・・・よし今日の皆さんの音源をお借りして5月の「ようこそ!」で採り上げさせていただこう!と思いつきました。

幸い皆さん快く貴重なオリジナル盤やレア盤をお貸しくださいましたので、5月のようこそ!ではショールーム開放日連動企画として2回に亘り、真空管アンプで聴いていただきたい一曲特集という感じで進めていこうと思います。クラシックからロックまで何でも掛かる、そして何よりお仕着せでなく本当に皆さんが日々聴いておられる音源を放送でご紹介できるというのは、まさに「ようこそ!オーディオルーム」というタイトルにピッタリだなあ!と我ながら思っています。

5月の放送は第一回が5/2(土),第二回が5/16(土)の22時~23時です。WEB検索は「Tune In Pitch FM」で!バーチャルショールームへのご来店をお待ちしております!!




by audiokaleidoscope | 2015-04-26 16:46 | オーディオ | Comments(0)

これぞ「真空管・オーディオ大放談!」

皆さん、こんにちは。2日目の収録の報告です。Fさんと奥さまにスタジオにお越し頂きました。
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オーディオを「言葉」で語る、ホンネで語る!をテーマに進めてきた「真空管・オーディオ大放談!」。毎回演奏家やレコーディングエンジニア、またレーベル主宰者など業界の最前線で活躍するプロフェッショナルの皆さんを招聘し楽しく進めてきたわけですが、今回は初のキット屋お客さまスペシャル。

実は相当前からFさんにはオファしていたのですが、なかなかタイミングが合わず、やっと実現した企画です。結果的にはFさんの持ってこられた音源の素晴らしさは勿論、音楽についての豊富な話題、そしてオーディオにおける共通項の多さもあって、たいへん充実した収録になりました。

仕事柄、音楽やオーディオに通暁している方が周りに多いことは当然ですが、Fさんはケタ違い。とにかくクラシックが好きで、オーディオは手段と仰るそのオーディオ愛も半端ない(笑)訳ですが、何しろ持ってこられた音源のクオリティが凄い!こればっかりは7/24(金)の本編を聴いて下さいとしか申し上げられないのですが、SP盤,LP含め基本的にオリジナル盤で演奏、音質共に一級品揃いで、クラシックについて多くの引き出しをもつディレッタントです。

Fさんに今回ゲスト出演をお願いしたもう一つの大きな理由がオーディオにおける共通点の多さ。使っているスピーカーも同じ。共に300B大好き!という二人がこれまで10数年に亘りお付き合いしてきたなかで、改めて真空管アンプの魅力やオーディオを何故愛するか、というテーマについて深く語り合えたのはとても楽しい事でした。

今回は全編アナログで、同じ音源を購入するのは難しいものもありますが掛けた曲のタイトルをお知らせしておきます。

R・シュトラウス 「4つの最後の歌」から第4曲「夕べに」
ソプラノ:エリザベート・シュワルツコップ
指揮:ジョージ・セル演奏:ベルリン放送交響楽団

G・マーラー 「交響曲”大地の歌”から第3楽章「青春について」
テノール:フリッツ・ウンダーリヒ指揮:オットー・クレンペラー
演奏:フィルハーモニア管弦楽団

W・A・モーツァルト クラリネット五重奏曲から第二楽章
クラリネット:ジョージ・ピーターソン

ベートーヴェン 交響曲第3番から第二楽章
指揮:朝比奈隆
演奏:大阪フィルハーモニー交響楽団

J・シュトラウス ワルツ「皇帝円舞曲」
指揮:ウィリー・ボスコフスキー
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

シューマン 交響曲第4番から第3楽章終結部から第4楽章冒頭
指揮:ウィルヘルム・フルトヴェングラー
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

バッハ 組曲第3番から「アリア」(SP盤)
チェロ:パブロ・カザルス

ブラームス 交響曲第4番第一楽章冒頭
指揮:ブルーノ・ワルター
演奏:コロムビア交響楽団

素晴らしい演奏,素晴らしい音質を是非放送でお楽しみ下さい!Fさん、本当に有難うございました!!




by audiokaleidoscope | 2015-04-26 01:56 | オーディオ | Comments(0)

(4/23)収録初日

皆さん、こんにちは。

2日間の収録を終えて帰って参りました。今回もいろいろと感じたことがありましたので備忘的に書き留めておこうと思います。まず「大放談!」のレギュラー収録は久しぶりのハイレゾ特集。

今回からe-onkyoディレクター黒澤さんが参加されることになりました。
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黒澤さんはバークリー(Berklee College of Music)の作曲家卒業というキャリアをお持ちの方。頼もしいパートナーです。

内容的には

1.最近のネット配信の状況
2.新譜コーナー
3.ヒットしているタイトル等

で構成しています。最近、ついに配信市場が物理メディア(CD等)を越えたと報道されたばかり。ネットワークプレーヤーの普及と低価格化も著しいなか、今回思ったのはハイレゾもかなり多ジャンルになってきたな・・・ということ。ジャズ,クラシックだけではないトータルの音楽メディアとしてこれから益々成長していくに違いありません。

なかでも「風街ろまん/はっぴいえんど
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の音の鮮度感は素晴らしかったです。是非聴いてみてください。

なお最近のトレンドとして誰もが知っている歌謡曲やニューミュージックから選んだ”2曲シリーズ”が非常に好調とか。検索窓に「ハイレゾx名曲」と入れてみて下さい。こんなにあるんです!これはハイレゾが既に一部のオーディオマニアの為のメディアではなくなりつつあるという事を示しているといえ、今後更にこの流れが加速するでしょう。

今回の収録では薬師丸ひろ子Woman"Wの悲劇"よりを採り上げていただきましたが、良い物は何度聴いても良い!と思っていただける筈です。
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幸いこの時代の曲はアナログマスターが残っているものも多く、そういう意味でもハイレゾ化のメリットも大きい訳で今後の動向から目が離せませんね!

レギュラー収録が終わり、次は特番。先日の万華鏡で第一報をお届けした「”低音”対談」。期待しつつも何となく背中がゾクゾクするような感覚をおぼえながら収録に臨みました。寺島さんといえばケーブルの人。西野さんはレゾナンスチップなどのオーディオアクセサリーで知られた方。その二人との鼎談ということは最初から二対一の構図が透けてみえる(笑)。アウェーの予感・・・。
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そもそも私は「低音」(中音,高音も含め)という個別的な音楽の聴き方をしていないので低音を語れ!と言われてもなかなか・・・用意された仮想敵なのではないかという気もしないでもなかったですが、それはそれ・・・番組のと盛り上げ役としてノミネートいただけた思い、どうせ出るなら自分の思いの丈をちゃんと語ろうとだけ思っておりました。

内容については聴いて下さい!としか申し上げられません。ただお話のなかで寺島さんが「オレはベース,ピアノ,ドラムそれぞれの音を離したいんだ!」と力説されていたのに対し、私はそれぞれの楽器がハーモナイズして醸し出される響きそのものが音楽だという根本的なところでの立ち位置が違うところが一つの話の核になったような気がします。

私が収録で使った曲をご紹介しておきます。G線上のアリア~フルート、ピアノ&ベースによるトリオ・セッション~はものすごいカッコイイ曲ですので是非コレクションに加えて下さい!!
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そして天上のオルガン~ バロック音楽を中心にパイプオルガンとポジティフオルガンで聴く大ホールと礼拝堂の響き
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※ジャケット写真はすべてe-onkyo musicの許諾のもと転載しています。
 
寺田寅彦の作品に「異質触媒作用」があります。今回は私が良い意味で低音を語る意味での触媒になれたのであれば幸い。次回はもう一人仲間を加えて出来れば二対二でお願いしたいなあ…(笑)。




by audiokaleidoscope | 2015-04-24 23:15 | オーディオ | Comments(0)

(4/22)あるパーティにて

皆さん、こんばんは。ちょっと今日は詩的に…。
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今夜は或るパーティのBGM担当。150人はゆうに入れる瀟洒なバンケットルーム。天井高は8mはあろうか。

スピーカーはLM755 Classic Floor System。アンプはSV-2300LM(2A3)で恐らく実出力は2.5W~3W程度。ボリュームの位置は試聴室と殆ど変らないのに、実にゆったりと朗々と鳴る。こういうのを「部屋全体が鳴る」感じというのかもしれない。ゾクゾクするほど気持ちいい。

BGM担当ではクラシックを小音量で鳴らすことが多い。今日はクライアントの要望もあってハードバップとジャズヴォーカル中心で、BGMとしては少し音も大きめ。そのせいもあってか、硬めのパーティの割には賑やかで話も弾んでいる。

主催者事務局も「去年よりもお酒も食事も進んでいるみたいですね」と嬉しそう。そのうち少しアルコールが入った人たちが機器の前に集まって来て”私なんか耳が悪いから良さが分からないけどね。でも良いもんですね」という感じで声をかけては去っていく。

…耳が良いからオーディオが好きになる訳じゃないし、耳の感度もきっと大差ない。オーディオが好きな人は耳じゃなくて心の感度が高いんです…そう思いながら次々に選曲していくうち、だんだん自分が高揚してくるのが分かる。まるで自分の出している音と会場の方々の笑い声がシンクロしているようで嬉しい。

沢山の人の耳に入っているこの音がどう届いているのか…それは分からない。でもこの部屋の天井のシーリングスピーカーからいつも出ている音と何が違うか。それは「良い音で鳴れ!」とどれだけ思って鳴らすか…だけかもしれない。

この想いを共有できる人を捜し求めるような気持ちでこの仕事を初めて、気が付いたら17年。今日も一人でも良いから「心で音を感じられる」人との出会いを待っている自分。

明日はMUSIC BIRD収録。マイクに向かう、その想いも真空管アンプを鳴らす時と全く変わらない。求めるのは「心で音楽を楽しめる人」…。




by audiokaleidoscope | 2015-04-22 22:22 | オーディオ | Comments(0)

(4/20)ベルトドライブが好まれる理由

皆さん、こんにちは。

早速ですが私どもにとっては欠かせないCECさんからCDトランスポートの新製品のリリースと出来立てホヤホヤのデモ機が今日届きました。

品番は「TL5」。TL3Nのディフュージョンラインということになります。定価がTL3Nよりかなりお値打ちになっている代わりにマスタークロック入力が除かれているのが主な変更点です。私どもの販売価格は10万円強になるものと思います。4月下旬出荷開始とのことですので、間もなくHPでもご紹介できる見込みです。因みにTL3Nは既にメーカー出荷完了で、既に私どもの在庫も限られていますので、マスタークロックによる同期効果による超高音質再生を望まれる方にはお早目の確保をお奨めします。

コストダウンに伴う音質の変化が気になるところですが、最も重要なドライブ(メカ)がTL3Nと同じ供給元と伺って納得。またTL5の改善点としては皆さん自身がベルト交換が出来るようになったことで、ベルト単体での供給もされるとのこと。アナログプレーヤーのようにCDプレーヤーのメンテナンスが出来るというのは嬉しいことですね。
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早速試聴室で音の確認を行いうことにしました。さあ、どんな音か・・・。試聴ソースは”モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 K.299”。”マイスター”レーベルならではのワンポイントマイクレコーディング音源で、機器による音質の違いを知るには格好の音源の一つです。ハイレゾ版もあります(96kHz/24bit)。
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転載許諾:e-onkyo music


TL3Nと比較するとかなり出音が異なります。TL3Nでは細やかさとクリアネスが際立っていたのがTL5に替えるとザックリした倍音感と共に重心が下がり全体に円やかさな表現に・・・。音場の広さ,奥行感ではTL3N、密度感と聴き易さではTL5というところでしょうか。トータルの声量感はTL5の方が上ですが、いずれにしてもベルトドライブならではの滑らかさがしっかりと受け継がれていて安心しました。

ところでアナログプレーヤーの時代から何故ベルトドライブが音質的に好まれてきたのでしょうか。皆さんはどう思われますか?

これについてはTL5カタログに書かれている通り、

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ということになる訳ですが、私なりの理解を述べさせていただきますと、ダイレクトドライブ(以下DD)は極めて短い周期で回転速度の補正を行っているのに対し、ベルトドライブはモーターが与えているのは基本的に起動トルクであり、回転そのものはプラッターの慣性モーメントに依存している点が極めて大きな鍵を握っているのではないかと感じています。

模式的かつ微視的にこれを図示すると、DDの速度偏移は
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であるのに対し、ベルトドライブは
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※(2点とも)Wikipediaより転載:クイエイティブコモンズ

様の、言い換えれば極めて波高値の低い正弦波様の速度偏移を示すと言え、この偏移の差異が人間をして「滑らかさ」の違いとして感じせしめる・・・のではないでしょうか。あくまで個人的仮説ですが、人間はそういう感知力を有しているからこそ、精度的には圧倒的に劣るベルトドライブが今日もなお賞用されている一つのエビデンスであると考えます。

何を以て「進歩」とするか・・・これは難しいテーです。「精度」という定量的側面と「心地よさ」という定性的側面。せめてオーディオくらい定性的判断が許されてもいいじゃないか・・・ベルトドライブのCDトランスポートの新製品が出るこの現実に感謝しつつ、改めて思った今日でした。真空管アンプにも全く同じことが言えると思います。




by audiokaleidoscope | 2015-04-20 16:57 | オーディオ | Comments(0)

Stereo誌5月号に”大放談!”が掲載されます

皆さん、こんにちは。

今日会社に来たら郵便受けに”Stereo”5月号の見本誌が。そういえば先日の秋田さんをゲストに迎えた際の収録時に取材を受けていたのです。元々は収録前30分程度インタビューを…という感じで伺っていたのですが、結果的には収録終わりまで編集者さんが立ち会って下さって熱心に取材して頂いて・・・。「大放談! 」で私が目指したものをしっかりと理解して取り上げて下さっていますので、是非ともご一読頂ければと思います。

数あるオーディオ誌のなかで、いま最も元気がある”Stereo”誌。次回は製品も取り上げていただけるように頑張らないと(笑)。
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※掲載許可:Stereo編集部さん

秋田さんとの対談は5/1(金)20時~22時本放送です。是非聴いて下さいね!

今日会社に来たのは大阪のSさんがLM755A Classic Floor Systemを引き取りに来て下さったから。
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折角の機会なのでSさんのプリで音を聴かせていただきました。最初はマランツ7。このプリは私も以前所有しておりましたので音の個性をよく理解しているつもりですが、LM755Aを300Bシングルで鳴らしたことは初めて。7の強い個性がどう出るか・・・興味津々で電源をONしました。
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7の特徴は何と言ってもその高域。輝かしくシャープな中高域がクラシックファンに高い評価を受け続けてきた銘機である訳ですがSV-91Bでこのスピーカーを鳴らしても、やはりプリの音が隅々まで全体を支配するというか、キリリと引き締まって輝かしい高域が印象的です。

オリジナル7の音を決定づけているのはファイナルのコンデンサー容量が小さいことである訳ですが、ここを大きくすることでパワーアンプとのマッチングの良否はかなり解消されるものの、7らしさも失われてしまう、極めてクリティカルな部分です。
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そしてもう一台。ごく初期の金田式プリです。金田式といえば極めてシャープで色付けがないというイメージを持っておられる方も多いと思いますが、初期の金田式プリは予想以上の円やかさで7と比較しても鷹揚というか包容力があるというか、かなり柔らかくなる印象です。Sさんも「こんな音で鳴るんだなあ」と改めてこのプリのキャラクターを再確認された様子でした。プリは絵筆。

パワーアンプは絵具。スピーカーはキャンバス。この3つをどう使い分けるか・・・オーディオの最も深淵な使いこなしの妙を体験したひと時でした。




by audiokaleidoscope | 2015-04-19 16:13 | オーディオ | Comments(0)

Stereo誌5月号に”大放談!”が掲載されます

皆さん、こんにちは。

今日会社に来たら郵便受けに”Stereo”5月号の見本誌が。そういえば先日の秋田さんをゲストに迎えた際の収録時に取材を受けていたのです。元々は収録前30分程度インタビューを…という感じで伺っていたのですが、結果的には収録終わりまで編集者さんが立ち会って下さって熱心に取材して頂いて・・・。「大放談! 」で私が目指したものをしっかりと理解して取り上げて下さっていますので、是非ともご一読頂ければと思います。

数あるオーディオ誌のなかで、いま最も元気がある”Stereo”誌。次回は製品も取り上げていただけるように頑張らないと(笑)。
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秋田さんとの対談は5/1(金)20時~22時本放送です。是非聴いて下さいね!

今日会社に来たのは大阪のSさんがLM755A Classic Floor Systemを引き取りに来て下さったから。
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折角の機会なのでSさんのプリで音を聴かせていただきました。最初はマランツ7。このプリは私も以前所有しておりましたので音の個性をよく理解しているつもりですが、LM755Aを300Bシングルで鳴らしたことは初めて。7の強い個性がどう出るか・・・興味津々で電源をONしました。
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7の特徴は何と言ってもその高域。輝かしくシャープな中高域がクラシックファンに高い評価を受け続けてきた銘機である訳ですがSV-91Bでこのスピーカーを鳴らしても、やはりプリの音が隅々まで全体を支配するというか、キリリと引き締まって輝かしい高域が印象的です。

オリジナル7の音を決定づけているのはファイナルのコンデンサー容量が小さいことである訳ですが、ここを大きくすることでパワーアンプとのマッチングの良否はかなり解消されるものの、7らしさも失われてしまう、極めてクリティカルな部分です。
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そしてもう一台。ごく初期の金田式プリです。金田式といえば極めてシャープで色付けがないというイメージを持っておられる方も多いと思いますが、初期の金田式プリは予想以上の円やかさで7と比較しても鷹揚というか包容力があるというか、かなり柔らかくなる印象です。Sさんも「こんな音で鳴るんだなあ」と改めてこのプリのキャラクターを再確認された様子でした。プリは絵筆。

パワーアンプは絵具。スピーカーはキャンバス。この3つをどう使い分けるか・・・オーディオの最も深淵な使いこなしの妙を体験したひと時でした。




by audiokaleidoscope | 2015-04-19 16:13 | オーディオ | Comments(0)

(4/17_2)パブリック・リスニング~放送後の雑感~

皆さん、こんばんは。

出先の用事が終わって、慌てて第二に向かったところ既に先客が。そう、今晩の「大放談!」を聴きたいという仲間立ちが集まって今日の放送を一緒に聴こうということになっていたのです。パブリック・ビューイングならぬパブリック・リスニングとでも言いますか…。

私が第二に着いた時には定刻を少し回っていましたが、勝手知ったる同志によって既にアンプに灯が入り、スピーカーからはいつもより少しテンション高めの私の声。
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皆ゲラゲラ笑ったり、時にシーンと静かに聴き入ったり。あっという間の2時間でした。

「昔流行った”どつき漫才”を思い出しましたよ。でもこれってどこかで信頼し合ってないと出来ないんだよね」と言われ妙に納得。正直なところ収録後は「これが放送されるのか…大丈夫だろうか」という思いもあったのですが、実際聴いてみると明け透けで歯に衣着せぬ舌鋒のなかにもお互いの純粋な気持ちの発露が感じられ、嫌味がない印象を自分自信が持てたのは僥倖でした。

知ってる人は知っている「例の事件」のその後についても、この放送で初めて明らかにされています。今日聴き逃した方は、来週の再放送を是非!
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by audiokaleidoscope | 2015-04-17 22:49 | オーディオ | Comments(0)

本ブログ掲載内容は私人の見解であり、(株)サンバレー(ザ・キット屋)の立場,戦略,意見を代表するものではありません。


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