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(3/30)”The Audio”はじまる!

皆さん、こんにちは。

早速ですが今日から始まったMUSIC BIRDの新チャンネル”THE AUDIO”、すでに聴かれた方も多いのではないでしょうか。
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転載許諾:MUSIC BIRD


私の「真空管・オーディオ大放談!」は4/3(金)スタート。記念すべき第一回は行方洋一さん。そして第二回は寺島靖国さんとの対談です。いずれも一般放送では聴けない(流せない)限界ギリギリのマシンガントークが炸裂していますので、お聴き逃しなく!

そういえば最近、専用チューナーについてのお問い合わせが増えてきています。SV-192S/192PROなどの高音質D/Aコンバーターをお持ちの方はエントリーラインのチューナーでも充分楽しんで頂けると思いますが、最近は上位モデルの売れ行きが一番良いということで、私も自宅のチューナーのグレードアップを検討中です。

午前5時になって124chから鳥のさえずりと浜辺の波の音が聴こえ始めました。気持ちの良い一日のスタートが切れそうです!



by audiokaleidoscope | 2015-03-31 05:05 | オーディオ | Comments(0)

(3/28)津々浦々で…

皆さん、こんにちは。

昨日は月イチの開放日。いつも通りの賑やかで楽しい一日になりました。中には10時前から17時過ぎまでずっといらっしゃる剛の方もちらほら。今回は初めての方もいらっしゃって、この催しもかなり定着してきたように思います。

ふと思ったのが場所さえあれば地元だけでなく、別の場所でも出来ないかな・・・皆さんのリスニングルームにお邪魔して、所有されているウチのアンプやスピーカーをお借りして、あと何台か私が新機種や過去の限定生産機種などを持ち込んで、機器のセッティングや使いこなしについてノウハウを共有出来たらどんなに楽しいだろう、と。

沢山の人を前にして行うデモも楽しいですが、少人数でワイワイやるのも良いものです。毎月の開放日のこのノリを草の根的にもっと拡げていけないでしょうか。もし・・・ウチでやってもいいよ・・・という方がおられましたら是非ご相談させてください。そんな大規模でなくても構いませんし、広い場所を用意していただく必要もありません。会場は皆さんのリスニングルームです。

なぜそう思ったか・・・と言いますと、今回千葉からこの日の為に走ってきて下さったHさんとのやりとりがきっかけでした。41年ご愛用されてきたTannoy IIILZ(モニターゴールド)を持ってこられたHさん。元々のご来社の目的はスピーカーのグレードアップでした。
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両脇のスピーカーがHさんのIIILZです。現在お使いの球アンプがやや音が緩いためヴォイシングチャートで右上系のアンプを使って改めてIIILZの音色を確かめようということになりました。或る意味でHさんとIIILZのお別れのセレモニーになるかもしれない瞬間です。それまで寛いでいた試聴室の空気がフッと鎮まって皆が固唾をのんでいる感覚が伝わってきます。

Hさんがお好きで私も愛聴している庄司紗矢香さんのJ.S. バッハ & レーガー: 無伴奏ヴァイオリン作品集JB-320LM(300Bバージョン,無帰還モード)で聴いてみたところ、これまで私がIIILZに抱いていたイメージとはかなり異なる出音に少々驚きました。

申し上げるまでもなくIIILZはそのコンパクトなサイズにタンノイらしさを凝縮した名器であることに異論はありません。その”いぶし銀”というに相応しい渋い音色と裏腹に音の拡がり,厚みが充分に引き出せず、上位機種に乗り換える方もたくさん見て来ました。しかし試聴室で鳴ったその音は極めて開放的で屈託がなく、低域もしなやかで量感的にも申し分ありません。且つ締まって情報量が損なわれていない・・・一番驚かれたのはHさんご自身かもしれません。

「5,6年悩んでスピーカーを替えようと決めて来たんですが・・・」と仰るHさんに対して私も、同席していた仲間も皆、「いや勿体ないですよ!これまで40年以上手塩にかけて育て、オーバーホールもきっちりやられて使ってきた愛機じゃないですか。こんなに良い音なのに…」という意見が続出しました。まさにその通りの素晴らしい音でした。なかでもSさんがお持ちになったTELARC盤の火の鳥は本当に凄かった!録音が優秀なのはもちろんですが、どこまでも駆け上がるダイナミックレンジの広さ、低域の深く沈み込む量感と解像度・・・まさにオーディオ的快感に満ち満ちていて、Hさんも「凄い音が出るものですね。こんな音がIIILZから出るとは今まで思ったことがありませんでした」と仰っていました。

アンプをSV-128B(KT120仕様)に替えると更に音が引き締まり、IIILZを限界点までグリップしていることが分かります。ややアンプの制動力の方が勝っていて鏡のようにシャープな音で、極彩色の表現はなかなか他のアンプでは得ることが出来ないものでした。

両者を聴いてHさんがふと「この中間くらいの音が出るアンプがあればスピーカーはこのままでアンプを替えるということでもいいのかな・・・」と仰るのを聞いて、その場にいらっしゃったKさんが「じゃあSV-4はどうですか?」と奨めて下さいました。KT66クラスAB1pp/19WのSV-4。決して派手な音のアンプではありませんが、ビーム管PPの凛とした感じを残しながら僅かに手綱を緩めたジェントルな感覚がIIILZにもピッタリです。
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そこでSV-4に繋ぎ替えてみたところ、飴色の柔らかさが付加されてHさんがIIILZに長く感じてこられたネガティブな面が払拭されただけでなく新たな魅力も発見頂けたようでした。この間約5時間です。

「やはり自分のスピーカーで、自分が日頃聴いているソースで聴くと違いますね。IIILZをこれからも使っていきます。アンプはSV-4にします」と仰りながら晴れ晴れとした顔をなさっているHさんの横顔をみながら、更に皆さんの近くに居るためには、こういう取組みを出来るだけ多く色々な場所で繰り返す必要があるな・・・と思ったのが今日のテーマです。

その昔、車にアンプを積んで今月は北海道,来月は東北・・・なんて行商みたいな感じで全国津々浦々を回れたらどんなに楽しかろう、なんてことを書いたり言ったりしたものですが、その気になれば月イチぐらいなら出来るかもしれない・・・そういう気づきのあった今回の開放日でありました。



by audiokaleidoscope | 2015-03-29 13:43 | オーディオ | Comments(2)

(3/26)マーケットイン~誰が為に

皆さん、こんばんは。

この時期は入社だったり、異動だったり、定年退職だったり、番組改編だったりいろいろと物事や人が動く時期。折角仲良くなってこれから!…という時に遠くへ行ってしまうのは寂しい限りですが、お話を伺ってると様々な事情があって悲喜こもごもです。

以前或る人が言ってました。

「何処かに遊びに行くとしよう。その場所が自分にとって行きたい場所であるほど時間やお金を厭わないよね。逆に仕事っていうのは毎日決まった時間から決まった時間まで好むと好まざるに関わらず拘束されるわけだ。そしてその間は色んな指示や命令を受けて仕事をする…だからお金が貰えるんだ。もし仕事が楽しくて仕方なかったら会社に金を払ってもらわなきゃいけないよ(笑)。仕事ってのはそういうもんだ」

なかなか深いお話でずっと印象に残っています。そう考えれば私の苦労なんて苦労のうちにはいらないかも…もっと感謝して仕事させて頂かないといけないですね。

今日、家に帰ってから、4月から衣替えする「ようこそ!オーディオルーム」の音源の準備と構成のイメージを考えていたら携帯が鳴るので、出てみたら大尊敬するTさんでした。数か月間連絡を取り合っていなかったので「お久しぶりです!」なんて言っていたら、6月から今の会社を離れて別の会社を面倒をみることになった…そっちはどうだい?と仰るので「元気にやってます!」と申し上げると「それはよかった!」と喜んで下さいました。

Tさんとは仕事上で直接の繋がりはないのですが、キット屋のビジネスモデルを以前からを応援して下さっていて、折に触れてアドバイスを下さるのですが、ちょうど今、番組の収録準備をしているんです!と申し上げると

「お前さんのモノづくりもラジオのパーソナリティも同じだよ。自分が作りたい物や、自分が喋りたい事も大切かもしれないが、もっと大事なことはキット屋のお客さんやラジオを聴いてくれる人が何を求めているかを常に考えること。「何を作りたい」かじゃなくて「何を求められているか」を忘れなさんな。この”マーケットイン”さえ忘れなきゃ上手く行くから、今まで通り自分らしくやりなさい」

と助言を下さいました。ちょうど先日4月以降の製品開発計画の方向性が固まってきたところですが、新年度は入門機あり、マニアックなモデルあり…ノリとしては創業直後の2~3年後頃の流れに近いと感じています。まだ詳細は申し上げられないですが、最もキット屋らしいアンプキットも構想に加わる可能性もあります。年末に向けてネジをしっかり巻かないと!



by audiokaleidoscope | 2015-03-27 04:42 | オーディオ | Comments(0)

(3/24)次はCHOPINとMOZART!

皆さん、こんばんは。

昨日の38/2トラ音源のデジタル化が予想以上に上手く行ったのに気を良くして、今日は帰宅して来週放送の「ようこそ!オーディオルーム」用のLPレコード音源の事前取込みを始めたところです。アナログの深々として温かい音は何度聴いても素晴らしい!

前にも申し上げましたが、「ようこそ!」は4月からパワーアップします。従来は月一本録りで第一土曜22時~放送。二週目以降はリピート(再放送)という流れだったのですが、有難いことにリスナーの皆さんの後押しもあり、4月以降は月二本(第一/第三土曜22時~23時)となり、二週/四週が再放送に変わります。

これまでも放送のなかで「いやあ1時間では勿体ないですね」という内容も多かっただけに、4月からは1テーマ2時間という括りにして前篇/後篇という流れも出来ますので、曲もこれまで以上にバリエーションを拡げられますし、トークも充実出来るのではと思っています。

4月のテーマは3月の放送でご好評頂いたバッハ鍵盤曲特集に続くクラシックピアノ第二弾!前篇ショパン,後篇モーツァルトに挑戦します!楽曲のバリエーションは勿論、名演奏,優秀録音も多数あるなかで何をセレクトするのか非常に迷います。事前にリストアップした曲を現在第二で取込み中なのですが改めて聴いてみると、別の曲で是非聴いていただきたい!というものも沢山出てきて、目下混乱中(笑)。
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このほかにも色々と・・・。折角なので良い演奏を良い音で!
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現在SV-A1が外に出ているので、今日はpro-jectとNottingham2台が並行稼動。カートリッジも片やGOLDRING、片やOrtofonですし、フォノEQも片やSV-310EQ,片やSV-722EQ(M7)と個性の違いがあるので、音源に合わせて鳴らし分けています。

今回も前回のバッハ特集の時と同じ論客二人をゲストにお迎えして、ディープな音楽談義が繰り広げられることでしょう。記念すべき枠拡大の第一回/第二回ですので気合いを入れて準備しようと思っています。4/4(土)22時~の放送に是非ご期待下さい!




by audiokaleidoscope | 2015-03-25 01:35 | オーディオ | Comments(0)

(3/23)38/2トラのデジタル化プロジェクト

皆さん、こんばんは。

今日は夕方から「とあるプロジェクト」(としか今は申し上げられず恐縮です)のための38/2トラテープのデジタルアーカイブ。音源はUSAからやってきた94年のアナログマスターです。日頃からやり慣れている工程とはいえ、失敗が許されないだけにかなり緊張しました。
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DSDレコーダーとPCを並行稼動させて良い方の音源を採用しようという算段をしたのですが、比較のためDSDレコーダーには真空管バッファを通した信号を入力したのに対し、PCにはA/Dダイレクトを入力してRAW(生)音源を作成。現在第二で音のチェックとリマスター作業中。

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音源のトータル再生時間は1時間弱。元データで約4Gバイト(以上)のファイルサイズ。これをCDサイズにしようと思うと1/7ぐらいに圧縮しないといけない訳で、スタジオでエンジニアさんがこの作業を「心が痛む」と仰る気持ちがとてもよく分かります。

首尾よく進めば、これが商用音源として皆さんにお届け出来る日が来る…かもしれません。Digitized to 192kHz/24bit by Vacuum Tube A/D Converter ”SV-192A/D”…なんてクレジットは出ないでしょうが(笑)、良い音でクライアントにお届けすべく最善を尽くしたいと思います。
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by audiokaleidoscope | 2015-03-23 23:43 | オーディオ | Comments(0)

(3/21_2)昼会~H邸にて

皆さん、こんにちは。

朝会がお開きになって直ぐH邸に向かいました。それまで床に直置きだったMIDを浮かせたので、その結果検証と機器の健康診断をして欲しい、とご依頼を頂いていたのです。
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久しぶりのH邸。納品して1年半ぐらいですかね・・・と伺ったら間もなく3年と聞いてちょっとビックリ。日頃から連絡を取り合ったり、折に触れて機器の調子はどうだろうか・・・という思いが去来することがしばしばあったこともあってそんなに時間が経っているとは全く思っていなかったのです。光陰矢のごとしとはこのことですね。
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まずアンプの調整。ダミーロード,ミルバル,テスターを持ち込んでバイアスとAC(ハム)バランスの再調整。大きなドリフトもなく全く異常なないことを確認しました。Hさんの次なるターゲットは初段(12AU7)をCV4003/M8136へアップグレードすることのようです。CV4003にすることで更に円やかで粒立ちの細やかな倍音感が現れることでしょう。
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今回Hさんが一番注力されたMIDの足下対策。黒御影のベースを特注され、更に200㎜程度エンクロージャーを嵩上げされた訳ですが、注目すべきはその方法。通常は前2点,後1点の3点支持が通常ですが、Hさんは前1点,後2点(後ろ側は御影石ブロック)にされました。重量荷重的には前2/後1になる訳ですが、メカニカルグラウンディング(Mechanical-Grounding)理論的には「振動を重心の直下に一点で落とす」のが正しいと言われており、Hさんはまさにそ実践された訳です。

いまから15年ほど前だったと思いますが、故 朝沼予史宏さんがJBL4344MkIIをどう制振するかという実験をオーディオ雑誌の企画でやられていました。この時も試行錯誤の末、前1/後2を選ばれたと記憶しています。メカニカルグラウンディングは対象のマス(自重)が大きいほどその効果が高く、音場的再生を指向する場合には大きなリットがあります。Hさんの場合もスピーカーの背後に浮かび上がるような定位になったのは、エンクロージャーの不要共振が除去され位相特性を乱すエンクロージャーの不要共振が減じられた結果の音ということが出来ます。音の被りがとれただけでなく低域が締まって情報量が格段に増えました。

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HさんのシステムはTL3N+SV-192PRO/MC-3~SV-722マランツ7type~VP-2500SEという布陣で元々ハイコントラスト,ハイディフィニッション系のラインナップでしたから、今回のチューンによって鏡のような解像度の高さが際立つ音になりました。そのためMID側のRoll-Offを一段階落としてバランスを取りました。

Hさんはまだハイレゾをやられていないということでしたので、PCを持ち込んで176.4k/24bitを中心に再生。今日の様子を見守っておられたHさんのご友人も「こりゃ別世界だ!」と仰っていました。

それまで雑談していたのが音が出てパッと言葉が止まって思わず立ち上がる・・・これは良い音を感じた時の一種の条件反射のようなもので、これまで何回となくこの情景を目の当たりにしてきましたが、今回もHさんの努力が実り非常に良い結果が出たと思います。次回お邪魔する時はバリバリのハイレゾ再生環境が完成しているかもしれません。
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掲載許諾:Hさん

音は育つものです。どう育てるか・・・どう躾けるかは私たち使う側に委ねられています。ポンと置いて最初からパーフェクトに鳴るオーディオは一つもありません。手塩にかけて3年,5年かかって、やっと思った音が出る・・・これがオーディオというもの。

何事も直ぐ答えが出るモノを求めがちな昨今ですが、オーディオに限っては一生かけて自分との対話を楽しむような趣味だとつくづく思います。期限も査定もない、自分だけの素晴らしい世界です。



by audiokaleidoscope | 2015-03-22 04:17 | オーディオ | Comments(0)

(3/21)夜会&朝会

皆さん、こんにちは。

昨日の夜は「夜会」。仕事帰りのひと時を試聴室で過ごそうという不定期開催の企画です。真剣にアンプの差を比較するような事はせず、それぞれお気に入りの音源を持ち寄って色々とお喋りしながらリラックスする・・・そんな時間。自分の選んだ音源(演奏)の凄さを滔々と語る人もいれば、静かに微笑みながら耳を傾けている人もいる・・・世代も人柄も好きな音楽も全く違う人たちが集い、何故かそれが10年以上も続いるのは、皆音楽が好きでオーディオが好きだからでしょう。何とも不思議な感じです。

そして今日は第二で「朝会」。これも不定期で仲間が第二に集まる企画です。どちらかいうと喫茶店でモーニングを喫する替わりのようなものかも(笑)。今日は県内のハム(アマチュア無線)クラブの有志の皆さんが遊びにいらっしゃっています。
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Tさん撮影の第二

今日は午後からHさんの家に伺います。MIDのセッティングを見直されたということでその効果のほどを聴かせて頂こうと・・・週末の昼間は大抵誰かの家に伺って音を聴かせていただいていますので、これは恒例「昼会」ということになるでしょうか。今日も10数年来変わらない週末の過ごし方になりそうです。

では皆さんも良い週末を!



by audiokaleidoscope | 2015-03-21 11:15 | オーディオ | Comments(0)

(3/20)トライオード製品価格改定のお知らせ

皆さん、こんにちは。

既にご存じの方も多いと思いますが、トライオード製品が4/1付で価格改定となります。詳しくはこちらをご参照下さい。3/31(火)17:00までのご注文については在庫の有無に関係なく旧価格を適用させて頂きますので、ご検討中の皆さんは再度ご確認をお願します。

なお当社販売売価についてもメーカー定価改定を機に見直させていただく予定です。言い換えますと3月中のご注文(ご予約)が大変お値打ちですので、お早目にお申し付け頂ければと思います。メーカーによれば既に多くの製品が在庫なしの状態となっているようですし、限定製品については完売も出ているということですので、詳細はメールにてお問い合わせ頂ければと思います。

私が最初に中国に行って現地のオーディオ製造環境を見てきたのは確か2006年だったと思います。1年ぶりに行くと工場までの未舗装の道が綺麗に整備されているだけでなく、街並みそのものが激変したりと、その変貌ぶりに目を見張ったものです。人件費も随分上がりましたし、たった10年で中国は別の国になったかのようです。

そして昨今の為替変動。このダブルパンチで我々のような輸入に関わる者は皆タイヘンです。製品によって国内と海外でモノづくりを分けている私どもは、うまく製造地を分けてコスト,品質,納期を守っていきたいと考えています。トライオードさんにも更にご活躍いただいてこの業界を盛り上げて頂ければと思います。

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by audiokaleidoscope | 2015-03-20 16:47 | オーディオ | Comments(0)

(3/18)四方山話

皆さん、こんにちは。

今日は用事があって午後からずっと出かけていて先ほど帰宅。ホッとしながら自分の部屋でオーディオの灯を入れたら「ハイレゾしばり」がちょうど放送中でした。収録当日に同録音源をいただくので、それを軽くチェックすることはあるのですが、こうやって自分の放送をじっくり聴くというのも新鮮です。

今週の放送は高田さんゲスト。収録時の様子はこちらを読み返していただきたいのですが、高田さんのお話の面白いこと!70年代,80年代の録音の時の裏話やマル秘テク,機材の話などオーディオファンならずとも興味を持たれること間違いなしです。よく考えたら「ハイレゾしばり」今日が最終回で来週の再放送を残すのみ・・・だと思います。その後は「大放談!」に替わる訳ですが、高田さんには是非また出演頂いて色々なお話を伺いたいものです。

そういえば最近MUSIC BIRDの専用チューナーを扱っていないのか?というお問い合わせが入るようになりました。例の特典もまだ生きていますので巷で評判が良いニューモデルを取扱えれば・・・と考えているところです。

ハイレゾしばりが終わって、いま千住さんの新譜「平和への祈り~バッハ:無伴奏ヴァイオリン全曲」をDLして聴いています。
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デビュー40周年記念アルバム第3弾! 私は平和を祈るために、バッハを弾く。

バッハが弾けなくなった時期が、私にはある。
10代の終わりから30歳になるまでだ。
ずいぶん長い期間、私はあまりにも偉大なバッハに、あまりにも崇高なバッハに、押し潰されていた。
愛するあまり、受け止められない、そんな矛盾したバッハへの想い。
30歳を過ぎてから開かれた扉は、真摯に神に向き合う祈りの道だった。
だから私は祈る。バッハを弾くことは、祈ることなのである。
私は祈り続けたいのだ。
まだなし得ない復興にくるしんでらっしゃるかたがたと共に。
大切な人を突然奪われた悲しみから立ち上がれないでいるかたと共に。
海を越えて、貧困にあえいでる人々、戦争に巻き込まれてる人々と共に。
私は平和を祈るために、バッハを弾くー。

録音年:2014年9月1日-4日
録音場所:草津国際音楽の森コンサートホール

※画像およびコメント掲載許諾:e-onkyo music

千住さんのバッハは今まで聴いたことがなかったのですが、とても心打たれました。おすすめです。



by audiokaleidoscope | 2015-03-19 04:06 | オーディオ | Comments(0)

(3/17)想いもいろいろ

皆さん、こんにちは。

JB320LMの出荷が始まって、早くもキットを組まれたKさんに「どうでした?」と伺ったところ約3時間ほどで完成されたとのこと。これはキットとしての、敢えていえば完成度の高さに対する評価ともとれますし、別の側面からみればキットとしての自由度の低さを示すものであるかもしれません。繰り返しになりますが、New JBでは誰が作っても均質な特性,音色の再現性を最優先に狙った結果ですので迷いはありません。

先日VSをお見せしたプレーヤーについても、実にさまざまなご意見を頂いています。ツインアームが絶対だ・・・アームはユニバーサルでなければならない・・・アームレスで販売は出来ないのか・・・回転調整のデジタル表示は興醒めだ・・・アクリルカバーの透明はいやだ・・・キャビの厚み(サイズ)はもっと大きくないと格好悪い・・・アームはオートリフターを望む等々。当然のことながら真逆のことを仰る方もいらっしゃる訳です。こういう様々なご意見を頂けるということは、潜在的に製品への関心が高いことを示しているともいえる訳で、これはとても嬉しいことです。

勿論全てのご意見を製品に反映することは出来ませんし、今は轆轤(ろくろ)の上にドンと置いた粘度の塊を眺めながら「さてどんなカタチに仕上げようか・・・」と色んな角度から俯瞰している段階ですので、色んな示唆やアドバイスが多ければ多いほどインスパイアされ、あらゆる声がプラスに作用する非常に重要な時期です。

今日たまたまSさんから、こんなお話を伺いました。Sさんはお店をやっておられるのですが、

「それはだめだ、こうしたら良いというお話は貴重で、お店のために思って言って下さるものと思い、できるだけ耳を傾けていましたが、実は、私やお店のために言っているというよりは、無意識のうちに、自分に都合の良いようにしたくて言っているような場合もあることに気がつきました。

ここで、はたと思ったのは、実はキット屋さんに、こんな製品を作ったら良いですよと提案していたのは、実は、自分にとって(だけでも)そのような製品があれば嬉しいと思って言っているだけで、貴社のために良いかどうかはあまり吟味していなかったのではないかということでした」

というような内容だったのですが、これはSさんに限らず皆そうですし、誰しもが自分の夢や願いを店や商品に託すのは自然なことで、何より有難いことだと思っています。変な言い方ですが、誰からも何も言われなくなったらお終いですし(笑)。

またこんな言い方をすると不遜かもしれませんが、私自身も皆さんと全く同じ想いでこれから生まれてくる製品と対峙しています。あーでもない、こーでもない・・・色々と考えながら結局は自分が欲しいモノを作っているのかもしれません。これが正しいかどうかは分かりません。でもモノづくりに関わる仕事をさせて頂いてきて、自分が買いたいと思う・・・そういう製品を作ることはある種の責任ではないかと思っています。

市場ニーズやデータを幾ら積み上げても「こんなモノ、どこがいいんだろう」と作り手が思っているようなモノには、それこそ魅力がありません。色々なご意見を頂きながらも、実は自分が「こんなモノあったらいいな」を思い描くモノづくり・・・いま頭の中にはこんなアンプのイメージがグルグル廻っています。

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敢えて不鮮明な画像で申し訳ありません。現時点では何も申し上げられないのですが絵を見れば誰でも分かる845アンプ。位置付けとしてはSV-38Tの後継機と言えるものですが、これも毎回関係者間では喧々諤々。どれだけ自分の理想のアンプに近づけるか・・・今この時点で議論が不十分だと生煮えの製品しか出来ません。

Sさんが仰る「自分にとって(だけでも)そのような製品があれば嬉しいと思って言っているだけで」・・・それでいいんです。私たちも同じ訳ですから。旧店主日記で「モノづくりは皆さんと私の共同作業」だとよく書いていました。それは今も、これからも全く変わりません。



by audiokaleidoscope | 2015-03-18 05:09 | オーディオ | Comments(0)

本ブログ掲載内容は私人の見解であり、(株)サンバレー(ザ・キット屋)の立場,戦略,意見を代表するものではありません。


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