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(2/27)ぶじ入荷!

皆さん、こんにちは。JB-320LMLM755A Classic Floor System(エンクロージャー)が入荷しました。
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これからマニュアル製作,ユニット選別を行います!ご予約の皆さま!3月第三週には発送できるよう準備します。どうぞお楽しみにお待ちくださいね。



by audiokaleidoscope | 2015-02-28 06:54 | オーディオ | Comments(0)

(2/26)痛くないモニタースピーカー

皆さん、こんにちは。

ニッパチといって商いの世界では2月と8月は暇と言われていますが、この業界は12月に次いで3月がモノが動く時期ということもあり、今日電話で話を聞いたところ、知り合いのメーカーも販売店も中古屋も皆それぞれ活況を呈しているようでした。一時期、3月はみんな携帯(スマホ)に持っていかれる・・・なんて恨み節も聞こえたものですが、少し流れも変わりつつあるのかもしれません。

今日も朝8時過ぎから試聴のお客さまが続き、今週末も遠方からお越しになる方が多いのですが、今日一番印象に残ったのは川崎のKさんがお持ちになったブックシェルフ。

Kさんは先日の東京試聴会にGさんとお越しになり、久しぶりに真空管アンプの音を聴かれて、その昔ご自身でラジオを組み立てられていた頃を思い出して「久しぶりにやってみようか」と思われたとのこと。私どもの試聴会を通じてそのように思って頂けるというのは本当に嬉しい事です。毎回試聴会明けの一ヶ月程度は「もう一度じっくり聴いてみたい」という方がとても多いのです。Kさんのようにご自身のスピーカーをお持ちになる方も少なくありません。
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じっくり聴くのは今日がが初めてだったのですが、このスピーカー、非常によくアンプの違いを出すことに少々驚きました。変な言い方ですがモニター的な厳しさがないのに、アンプによって音がコロコロ変わる・・・もちろんいい意味で。これなら何時間聴いていても耳が痛くありません。

スピーカーはオーディオの「顔」であるとよく言いますし、私もそう思います。スピーカー=人で言えば体格(骨格,肉づき)。スピーカーが変わるということは見えてくる音の景色も全く違うものになる訳です。

スピーカーがあってそれを支えるパワーアンプがある・・・そのパワーアンプをきちんと制御できるプリアンプが次に決まってくる・・・というようにオーディオは下流から順に作り込むことが成功の秘訣であると何度となく申し上げてきました。その意味ではスピーカーこそがオーディオの個性の中心を司るものである訳で、その個性が明確であるほどアンプのマッチングに関する良否もはっきり出ます。よく「○○には300Bのシングルが合う」とか「□□にはKT88のプッシュだよね」という「神話」(あるいは噂話)も先人たちの経験によって積み上げられたもので、案外その通りなことも多い訳です。

話はも戻ってKさんのこのスピーカー。スタジオモニター系ブランドの製品ですが所謂「モニター的」な厳しさは全くありません。誰しもが一時期スタジオの音=高音質という誤解をする時期がありますが、実際スタジオの音環境というのは美音であってはならず、むしろ音に隠れた瑕(きず)を探し出す検査の場といった方がいいかもしれません。

何時間も聴いているとヘトヘトに疲れる「鏡のような音」がスタジオモニターの常だったりする訳ですが、このスピーカーには微塵もそういう傾向がなく、実際スタジオで鳴っているのも見たことがありませんが、単に音が甘いスピーカーから得ることが出来ないアンプの差異を実にをよく出すのです。

今日はSV-2300SE(2A3)からスタートしたのですが、非常に低音が豊かで1オクターブ下の倍音までしっかり再生していまたし、SV-23D/EF37のキレの良さ,SV-19Dの中庸さ,SV-9Tseの闊達さがヴォイシングチャート通りの違いとして明確に試聴室で再現されました。

今まで試聴室でアンプのチェック用に使っていた小型スピーカーはいずれもネガティブな部分を聴くため、つまり何処に問題があるかを確認する為に使っていたのですが、Kさんのスピーカーは気持ちよく聴けて且つアンプの違いがハッキリ出るという点で、我々のような仕事をしている者にとっては一服の清涼剤のように感じました。

そういえば明日あたりJB‐320LMLM755A Classic Floor Systemがドカン!と入荷するかもしれないという情報が入りました。量が量だけに検品やマニュアル作成でまだ暫く時間が掛かりますが、予定通り3月にリリースできることがほぼ確実になってちょっと安心しているところです。




by audiokaleidoscope | 2015-02-27 05:24 | オーディオ | Comments(0)

(2/25) " ハイレゾしばり”から”THE AUDIO”へ

皆さん、こんにちは。

まずは「ようこそ!オーディオルーム」収録時の写真です。
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掲載許可:霜浦さん,Sさん

3月の「ようこそ!」は久しぶりにクラシックに題材を求め、ピアニスト霜浦陽子さんと今や準レギュラーとも言うべきSさんをお迎えし、バッハの鍵盤曲を特集してみました。霜浦さんのライブ音源から始まり、グールド,リヒテル,レオンハルト,ペライア,リパッティ,アンデルジェフスキ,ブレンデルといったヴォルトオーゾの演奏をならべ”大バッハ”の魅力に迫ろうという企画です。

まだ同録音源を聴いた訳ではありませんが、1時間という限られた枠のなかで、お伝えしたかったことは盛り込めたのかな・・・という気がしています。

わたし的には今回音源的にやや厳しいものもあったので、知り合いのスタジオで初セルフリマスタリングに挑戦出来たのが良い経験になりました。リバーブ(残響)を足したりするのは好まないので、或る帯域を少しEQするだけで元々ワンポイントマイクで録られた音が近くなってニュアンスがよりリアルに伝わるようになったり、ところどころ暗騒音やLPのスクラッチノイズが混入しているところを瞬間的にノーマライズして目立たないようにしたり、色々とトライしていますので是非お聴き頂ければ幸いです。放送は3/7(土)22時~です。

次にMUSIC BIRDの4月番組改編については、これまでも予告的に何度か書かせていただきましたが、そろそろ正式にメディアにも出始めてきているようです。何人かの方からPhile Webみたよ・・・と連絡を頂戴したので私も確認。

■真空管・オーディオ大放談

出演:大橋慎(サンバレー)
放送日時:毎週金曜9時~11時 再放送 毎週金曜20時~22時
オーディオを「言葉」で語るトーク番組。サンバレー製真空管機器を使って収録。音楽ソースはCD、アナログ、ハイレゾ全てに対応。


来週初めに収録で東京へ行くのですが、その時には某オーディオ誌の取材もあるということで、MUSIC BIRDリスナーが一人でも増えるといいなと思っています。これから!という方は是非こちらをチェックして下さいね。

来週の収録は3本予定しているのですが、ジャズピアニスト,チェリスト,ヴァイオリニストとミュージシャン三連荘!実に楽しみです!!



by audiokaleidoscope | 2015-02-26 04:12 | オーディオ | Comments(0)

(2/24)作り過ぎない…自然であること

皆さん、おはようございます。あと2時間少々で夜明けというところです。

今日は「ようこそ!オーディオルーム」収録があるため、その準備ですっかり時間がかかってしまいました。1時間の番組ですが、毎回あれこれと工夫と想いを巡らせ、少しでも楽しんでいただけるようにと思っておりますが、何度やってもなかなか慣れるということがありません。

今回もLP音源中心でお送りする予定ですが、LPの得失としてタイトル毎の録音レベル,イコライジングの差異がある訳で、今回は特に旧い盤も多いため、聴いて下さる方の違和感を少しでも減らす目的でデジタル・リマスターに挑戦しています。リマスターといっても音を変えようというのはありません。少しでも自然に、違和感なく聴いていただくための味の素一振りです。

そういえば昨日試聴にいらっしゃったKさんが仰っていました。Kさんは弦楽器製作の職人さんでご自身の工房を持たれて、早20年という方。良い楽器を作る秘訣は?とお尋ねすると、まず良い材料と巡り合うこと。そして完全を目指さない・・・ことと仰っていました。

「完全を目指さない」ってどういうことですか?と伺うと、

「良い楽器が出来る時は作っている途中から分かる・・・つまり出来上がって音を出す前から楽器から返ってくる何かが全く違う・・・そのエネルギーを感じたら、その良さが残るように仕上げるんだ・・・細かくあれも、これも・・・とやっているうちに返ってくる力が減ってしまうことがある。やり過ぎない・・・これが大事なんだ」

と身振り手振りを交えて教えてくれました。
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Wikipediaから転載:パブリックドメイン

「オーディオも一緒だよ。聴けば分かる。私は電気のことはトンと分からないが、木の楽器が金属みたいな音で聴こえたり、木造りのホールがコンクリートのように響いたりするアンプやスピーカーが結構ある。良い音なんて感じはなくていいんだ・・・自然にあるがままで鳴ってくれることが一番なんだ。鏡でも何だか自分が細く見えたり、足が長く見えるのがあるよね?あんなものでは駄目なんだ。本当の自分を見せてくれるものが一番なんだよ。その意味ではLM91Aというアンプは実に自然だね。こんなに普通の音がするアンプはあまり聴いたことがない。カンナの跡が僅かに残っている木のような温もりがある。値段を聞いて少し驚いたけど、良い物はそういうもんだ。」

そういって足早に帰っていかれました。会社から2時間くらいのところに工房があるということなので、今度遊びにいかせて頂こうと思っています。作り過ぎない自然さ・・・これを学んできたたいと思います。

明日の収録は音楽の父、バッハのピアノ曲を特集します。クラシック企画は実に久しぶりです。



by audiokaleidoscope | 2015-02-25 03:41 | オーディオ | Comments(0)

(2/23)”らしさ”って?

皆さん、こんにちは。

昨日ははほぼ一ヶ月ぶりの骨休めをいただける予定でしたが以前たいへんお世話になった方が急逝されたので、福井にお別れに伺ってきました。公私ともに色々と助けて頂いた方でしたので、本当に残念でなりませんでしたが、これからの引き続きキット屋を見守っていただきながら頑張っていこうと思います。

故人はよくこんなことを言っていました。「ナンバーワンなんて意識せずにオンリーワンになりなさい。自分にしか出来ない価値を創造し、一人でも多くの方に貢献できるよう努力しなさい」と。

こんな小さな業界でも色々な真空管アンプがあり、価格も様々です。数万円のものもあれば数百万(以上)のものもある。その一つ一つに存在価値があり、作り手の想いがある訳ですが、ヒトの想いをどれだけモノに託せるかが大事だと常々仰っていました。

今ちょうど4月以降の2015年度のモノづくり計画を練り上げている訳ですが来期に関しては、まさにキット屋らしい、キット屋でなければ出来ない製品を作り上げて行こうと思っています。詳細が固まるのは暫く先ですが出来ればアンプキットで4機種,完成品のみが1機種はご披露したいと思っています。

なかには久々の超ド級の手配線キットもデビュー予定ですし、初心者からマニアの方まで「作る歓び」を満喫できる手配線キットの計画もあります。いずれにしても原点回帰・・・15年度は配線材をムキムキして頂きながらラグ板にハンダづけするキットが増えることでしょう。キット屋創業以来の理念でもある「モノづくりの楽しさを一人でも多くの人に!」に回帰した製品企画を心がけていくつもりです。どうぞご期待下さい。

そういえば土曜日の開放日にAさんが素晴らしいアナログ盤を持ってきて下さいました。Diana Krallの新譜(2枚組)です。アナログならではの濃密な中音域の艶めかしさが素晴らしく直ぐ注文したのですが、早くても3月末しか届かないという人気ぶり(2/23付けAMAZON一位!)ですので、先行してハイレゾでダウンロードして聴いています。

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※掲載許諾: e-onkyo music

これも音の粒立ちの細やかさが実に心地良く、アナログとはひと味違う質感を楽しめて大満足でした。ハイレゾかアナログか・・・この究極の選択を迷われる方もおられるかもしれませんが、いずれをゲットしても間違いなし!是非お試し頂ければ幸いです!!



by audiokaleidoscope | 2015-02-23 12:48 | オーディオ | Comments(0)

(2/21)ショールーム開放日~JMTEC300Bのこと

皆さん、こんにちは。今日は月イチのショールーム開放日。CT10を使った192kアウトの音やDA10を使ったDSD再生などで大いに盛り上がりました。

そういえばCT10を最近導入された静岡のAさんからこんなメールが届いています。CT10の内部アップサンプリングとSV-192PROによる外部アップサンプリングの効果比較についてです。

CT10,MC-3の導入に際し色々とアドバイスありがとうございました。今日は午後から色々なパターンをオケ,バロック,ピアノ,Vnコンなどで試してみました。

やはりクロック同期無しでは192PROのアップサンプリングの方が滑らかで好感が持てます。この傾向はクロック同期を掛けても同様で、人それぞれの好みにもよりますが個人的にはしっくりきます。クロック同期では基準周波数44.1kHzと48KHzが選択できる訳ですが、CT10に48KHzをフィードして192PROに4逓倍の最大サンプリングレートの192KHzで同期させた場合が、滑らか且つフォーカスも鮮明でいつまでも聴いていたくなる印象でした。

一番驚いたのはどのソースを聴いてもこれまで付帯音に埋もれてはっきりと聞こえなかったサブトーンがはっきり聞こえ、フォーカスが見事に定まったことです。この効果によって音量を上げても五月蠅くなくなり、いつもよりVolを1~2ノッチ上げて音楽に包みこまれるような感覚を味わうことができました。

これまで自作SPの限界かと思っていた鳴りが一変、PRO-8Aのサイドバスレフが目を覚ましたように曇りなく朗々と音楽を奏でてくれるようになりました(アンプはmini91B+300Bver.5)。ゲルバーの弾くベートーベンのテンペストはどの音階も滲みなくクリアで心地良い倍音の響きを聴かせてくれました(ピアノは効果歴然ですね)。

また、これまでいま一つの印象のオケソフトが2~3枚もベールを剥いだように明瞭且つ、見通しが良くなり楽器の位置が良く解るようになり思わず聴き入ってしまいました。少しは試聴室の鳴りに近づけたかもしれません。尚、CT10はアドバイスに従い添付写真のように縦置きにして使っていなかったソルボセインの制振インシュレータを緩衝材にしラックの縦壁と192PROで挟み込んで安定化を図りました。フォーカスの良さはこのセッテイングの効果もあるかもしれません。

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※テキスト,画像はAさんのご了承をいただき転載させて頂いております。

そういえば今回の開放日でYさんが珍しい300Bを持ってきて下さいました。”JMTEC 300B”・・・私も実物を見るのは初めてですが、外見的には70年代の日本で作られていた「岡谷300B」にそっくりです。
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ガラスの外形こそWE300Bより若干太目ですが、プレートの形状,フィラメントのフックの仕方等、造りの良さは見事という他ありません。岡谷製かどうかの断言は避けますが、70年代の国産品であることは間違いなく、当時の国内真空管製造技術の高さを知るには十分な貴重品です。

音質的にも現行300Bよりも音が解れ、中低域の密度感が実に魅力的でLM91Aが朗々と鳴る様は非常に魅力的でした。以前のWE618B(input transformer)の時もそうでしたが、こういう珍品に出会えるのも開放日の楽しさ。

様々な音楽ジャンルを肴に、様々なメーカー製品や自作機器ネタで毎回オフ会の様相を呈するショールーム開放日。次回も実に楽しみです!



by audiokaleidoscope | 2015-02-22 02:45 | オーディオ | Comments(0)

(2/20)今日という日

皆さん、こんにちは。
今日は「ようこそ!オーディオルーム」の収録前打合せを行いました。今回はピアニストSさん(後日改めてご紹介します)を迎えてバッハのピアノ曲を集めたスペシャル企画。考えてみればクラシックだけで60分構成するのは今回が多分初めてかも。どうぞご期待下さい。

夕方からは試聴対応。今週は岩手,京都,長崎,そして地元・・・色々な方のお話を伺えてとても楽しかったです。明日21日(土)はショールーム開放日ですので、これまた賑やかな一日になることでしょう。

実は忘れていたことがありました。今日の試聴が終わってご注文商品の入金を頂戴し、領収書を発行していた時のこと。こういう仕事をしていると曜日や日にちの感覚が希薄になりがちで、偶々横にいたスタッフに「え~と、今日は何日だっけ?・・・20日なんだ・・・2月20日・・・2月20日?・・・あ、今日が入社してちょうど20年だ!!」ということにその時初めて気づきました。

平成7年2月20日。サンバレーに入社した日。前職を辞して1年ほどの空白期間を経てこの会社に入れていただけたのも、こうして今日会社に居られるのも、入社三年後にキット屋を始められたのも、今日までキット屋が続いてきたのも、全て人のご縁のおかげです。

それは大変な事もたくさんありましたし、正直これまでか・・・と腹を括ったこともありましたが、苦しい時ほど助けて下さる方も居るのも事実で入社20年という節目を今日迎えられたのだと思います。とりわけキット屋を通じて出会った多くの同じ趣味の先輩,仲間の存在があったからこそ様々な艱難を乗り越えられた。

家に帰って色んなことを思い出しながら昔の雑誌広告やかわら版、旧店主日記を読み返していたらこんな広告が・・・。
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※本広告記載の製品,価格,会社住所,電話番号等、すべての記載事項は1999年当時のもので現在は無効です。

独り所帯のキット屋で初めてオリジナルアンプをリリースした時の「無線と実験」広告。ここから全てが始まったんだなあ・・・と懐かしく振り返っているところです。

時代はCDからハイレゾへ。一方でアナログ(LP)回帰も確実なムーブメントになりつつある今日このごろ。一方で真空管アンプは殆ど何も変わらず生き続けています。恐らく今後も本質的には何も変わらないでしょう。大事なことは、これらを変わらぬ形で残していくことが私たちの一番大切な仕事かもしれません。

時流に寄り添った製品も良いと思いますが、その一方で「なんだ・・・昔と全然変わってないね」と言っていただけるような温故知新のアンプやスピーカーを作るところが一つぐらいあってもいい。どうやらキット屋は或る意味で古臭い、昔ながらの真空管アンプやスピーカーをゴソゴソ創っているのが似合っているような気がします。

あと10年経って30年の記念日は平成37年2月20日。私は60歳になっている訳ですが、その時、キット屋はどうなっているのか・・・ちょっと楽しみです。いまと全く変わっていないかもしれませんね(笑)。



by audiokaleidoscope | 2015-02-21 06:08 | オーディオ | Comments(0)

(2/19)出張報告

皆さん、こんにちは。長野から帰ってきました。

現地でのミーティングは2時間余りでしたが、非常に濃密で刺激的なひと時でした。具体的内容については現時点で報告することが出来ませんが、一つだけ申し上げておきますと「嘗てないもの」であることは間違いありません。

いずれキチンとした形で発表させて頂きますが、画期的なのはD/D(SRC)ステージにおけるプロセスで、これは私どももどんな音質的な違い(改善)が見られるのか興味津々というところです。

ところで試聴会が終わって約一週間。これまで単独試聴会として20回余りやってきたと思うのですが、ご参加いただいたみなさんからの反応がこれほどレイレクトに返ってきたのは今回が一番かもしれません。

これはデモのなかでも申し上げたことですが、今までは三極管/多極管,シングル/PPという形式的,回路的指標による音質比較を主眼においてきました。それはそれで無意味であったとは考えておりませんし、真空管アンプの音を理解いただくうえで重要な情報の一つと自負しております。その一方でやや理屈先行的な部分があったのも恐らく事実で、音楽を楽しむというよりも若干教条的,一方的な部分があったかもしれません。

今回はそういうことを基本的に取り払って価格順にアンプをならべ、比較軸でなくそれぞれのアンプの個性を音を通してしっかり理解いただくことに主眼を置きました。従来は3分程度であった曲当たりの演奏時間を4分~4分半まで延ばすことが出来たのも良かったのかもしれません。結果として形式や回路云々を超えた部分で各アンプやスピーカー,加えて今回はプリの個性についても音を通じて理解出来たと仰って下さる方が多く、とても喜んでいます。

いま大変なのが、(毎回そういう傾向はあるのですが、)試聴会明けでもう一度じっくり聴かせて欲しいという試聴のオファでご予約がかなり混みあっていることです。可能な限り土日ならびに平日の夜も含め対応させていただきますが、仕事柄、出張も多いので出来ればなるべくお早目にお申し付け頂ければ幸いです。

恐らく今週土曜の開放日も混みあってご迷惑が掛かるのではないかと若干心配をしておりますが、時期的に2月後半~3月末に掛けてはモノもヒトも動く時期ですので仕方ない部分もあるかもしれません。皆さんには色々とご不便をお掛けしておりますが、ちょっと通常ペースに戻るまで、もう少し時間が掛かりそうな状況です。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

by audiokaleidoscope | 2015-02-20 04:54 | オーディオ | Comments(0)

(2/18)明日は長野です

皆さん、こんにちは。
更新の間が空いてしまい、申し訳ありませんでした。やっと普通のペースに戻れたかな・・・というところです。
明日は長野出張。Future Study第二回ミーティング。

いつも思うのですが、新たな製品企画を行う際に成否を分けるのは、どれだけ自分自身がワクワク出来るかということ。言い換えれば「こんなのあったら欲しいよね」と如何に思えるかどうかにかかっているように思います。少々風呂敷を拡げ気味に大言壮語しあって夢を語り合う・・・何事も最初が肝心ですので。

メンバーには先日ご案内した「小さな巨人」が極めて好調であることも報告しておきます。そういえばCT10ですが横置きよりも縦置きの方が音のフォーカスが高まることに気づきました。お持ちの方は是非お試しを!

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掲載許諾:Sound Warrior






by audiokaleidoscope | 2015-02-19 06:48 | オーディオ | Comments(0)

(2/15)試聴会2日目

皆さん、こんにちは。試聴会が終わって直ぐ撤収,そのまま会社に戻ってバラシを行い、日付変更線を跨ぐ頃に帰宅しました。

今日からは普通の日々に戻りますが、先週一週間のうち5日東京で、目下山のように溜まった仕事と格闘中です。メールの対応が遅れてご迷惑をお掛けしておりますが、もう暫くお待ち頂ければと思います。

ところで試聴会2日目。初日鳴らした感じから曲を一部入れ替えたり、755 Classic Floor Systemのツィーターを外したりして細かいチューニングを施してから本番に臨みました。
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初日にお越しのお客さまからMIDのご注文を頂いて、これで完売となりましたが長く私どものメインスピーカーとして活躍してくれたことへの感謝をこめつつ、そのまま鳴らすことにしました。

では今回頑張ってくれた「我が子」たちを改めてご紹介しておきます。
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小兵ながら「闊達」な音でハイコストパフォーマンス機の面目を施したSV-9TSEBest Audiophile VoicesIIのFields Of Goldの涼やかで遠鳴りのする美しさが印象的でした。
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一台で10種類以上の出力管の音の違いを楽しめるSV-19D。今回は繊細感No.1で個人的に一番好きな350B仕様で。エルガー/チェロコンの冒頭の胴鳴りに痺れました。
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久しぶりのEF37仕様のSV-23D。その比類ない「快活」さ、立ち上がりの良さが実出力以上の音の飛びの良さを聴かせてくれました。CDと違いコンプレス感皆無の宇多田/First Loveがこのアンプの良さを引き出してくれたように思います。
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私たちの標準機SV-501SE。300Bの良さを凝縮した超ロングセラーです。今回はPrime300B ver.4でしっとりと。AmaraのSaving all my love for you、素晴らしい録音です!
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今回の台風の目がJB-320LMでした。ドライバーをEL34,出力管をPrime300B ver.5にして澄み切った音場感を狙ってみました。501SEとのキャラの違いに驚かれた方も多かったのでは?クラプトンのレイラ(リマスター版)の素晴らしい直接音と間接音のバランスの良さがこのアンプによって更に倍化されていたように思います。
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LM86Bをステレオプリメイン機に凝縮したSV-2300LM。今回はトリタンフィラメントの2A3でヌケの良さを楽しんでいただきましたが、その「円熟」の音は球を替えても不変です。VOCALIST(I)の「会いたい」が深々と沁みる音で鳴っていたのが耳に残っています。
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超解像度,超ドライブ力でMIDを完全に制動しきったSV-128Bヘブンリー・ボディーズのドラムの沈み込みの深さはこのアンプでないと出ません。
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2003年以降、常に私どもの4番バッターであり続けるSV-91B。骨太で制動されながら300Bならではの倍音感が会場でも皆さんのアルファ波を倍増させていたのでは?アナログ(SV-192A/Dで192k/24bitでに変換)で聴くAVALON,凄かったですね!
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私どものアンプで最も雄大で厚みのある低域を誇るSV-8800SEフィッシャーのチャイコンのスケール感をLM755A Classic Floor System(8インチフルレンジ)でここまでぶ厚く鳴らせるアンプはそうそうありません。
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敢えていえば17年間のキット屋の歩みの集大成がこのLM91Aでした。或る方が「音質と価格は決してリニアではない。しかし価格が上がるほどより倍音感に特徴が・・・」と仰っていましたが、まさにその通りかもしれません。

どこまでも「芳醇」で聴くほどに美しい気持ちになる、このアンプで聴いたのはジンマン/トーンハレ/テツラフ(Vn)のベトコン。陶然とするスケール感とホールトーンはこのアンプならでは桃源郷でした。

・・・そんな訳で、2日間の試聴会が終わって今は少しポカンとしていますが、これから新たな目標を掲げて新たなモノづくりに励んでいきます。次回(6月)には新たなお披露目も出来ると思いますので、是非ご期待下さい!



by audiokaleidoscope | 2015-02-16 12:47 | オーディオ | Comments(0)

本ブログ掲載内容は私人の見解であり、(株)サンバレー(ザ・キット屋)の立場,戦略,意見を代表するものではありません。


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