(2/4)TU-8150見参!!

今日は第二でエレキットTU-8150と初顔合わせ。
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出来立てホヤホヤの量産試作機。製品版ではシルク印刷代わりのステッカーを貼ってお化粧する訳ですが、それ以外は製品と同一です。シャーシは乳白色。フロントパネル左から電源SW,ヘッドフォン出力,入力ボリューム,いちばん右はステレオミニジャック入力です。
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リアパネル。入力はRCA1系統。スピーカーターミナルはバナナ対応。電源ケーブルは脱着式ですが2Pで断面が∞型をしているタイプです。ちょっと懐かしい感じ。
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ではTU-8150解體新書の始まりです。標準キットについている出力管は6AQ5(EL90)の高信頼バージョン6005W。その昔五球スーパーラジオのファイナルによく使われていました。MT管版6V6と申し上げると分かりやすいですね。
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このアンプのユニークなところは五結(Pentode),UL,三結(Triode)をジャンパー線の抜き差しで容易に変更出来ること。通常は音質と出力の両立という見地からULを選ぶところですが、実際スピーカーを繫いで試聴したところ、五結の音が出力の小ささを補うという点において良い意味で元気さがプラスに働き好感を持ちました。接続するスピーカーによってチューニングを変えられるのは真空管の奥深さを知る意味で重要ですし、例えばマルチの高音域をこのアンプで賄う場合に三結が有利である場合もあるので、このアンプを手にされる方は是非全ての接続を試して音の変化を体験して下さい。個人的にはこのアンプは五結をお奨めします。
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ここからがこのアンプのキモである訳ですが6V6への差換えが可能であること。6AQ5はMT7ピン,6V6はUS8ピンですから基本的に差換えは出来ない訳ですが、TU-8150では画期的なソケット変換ユニットを標準装備しています。私どもでは標準仕様ではオプションとなっている6V6を最初からつけた"TU-8150SV"を販売する予定ですので、早速6V6でも音質を確認してみました。
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6V6にすると俄然凄みというか存在感が増しますね。6AQ5使用時と出力は変わりませんが音のスケール感は6V6の方が優位で量感も向上します。
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常用の300Bppの代わりにTU-8150でブルーレイ観賞。第二のスピーカーは極めて高能率なので出力的には十分。300Bのコクや余韻的な部分は後退するもののADELEのヴォーカルを小気味よく十分な音量で楽しむことが出来ます。TU-8150はとても楽しいアンプ…今日は長い夜になりそうです。



Commented by 富沢 at 2017-02-14 11:24 x
お世話になっております。
TU-8150はキット屋さんに注文させていただきました。

細かいことですみませんが・・・
6AQ5はMT7ピンですね

ラジオの出力管での使用は米国が多かったようで
国内はアマチュア製作なら6AR5、メーカーは30A5などトランスレス管が多くて、たまに6AQ5を見つけると嬉しかったものです。
HiFiでは6BM8やクラス上の6BQ5で影の濃い球ではなかったと思いますが、中学生であった50年前、自分で設計?した6AQ5のアンプを鳴らした思い出を懐かしく思います。
エレキットでこの球が着目されるのは嬉しいですが、経験から言えば小型なMT管の6AQ5系より「SV」で付属する6V6が楽しめて良いと思います。
Commented by audiokaleidoscope at 2017-02-16 19:53
> 富沢さん
ご連絡有難うございます!6AQ5の件、誤記で失礼しました(汗)。明日から東京試聴会の準備です。もちろん8150も持っていきますので!!沢山の方と楽しんできます!!
Commented by 匿名希望です。 at 2017-07-03 17:50 x
6L6系、EL34系は挿せる様にできますか?
他にEL91、EL95も挿せると嬉しいです。
Commented by audiokaleidoscope at 2017-07-12 07:40
> 匿名希望です。さん
ご連絡が遅れて失礼しました。TU-8150は6AQ5・6V6をご使用いただくことを前提にエレキットさんで設計されていますので、他の出力管においての動作保証は難しいと思います。電源トランスのヒーター巻線容量が不足することから少なくとも電源トランスの交換が必須です。特にEL34では大幅に定格オーバーとなりますのでご注意ください。
by audiokaleidoscope | 2017-02-04 21:05 | オーディオ | Comments(4)

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