今週末の”
ようこそ!オーディオルーム”(オンエア7/16土曜22時~23日再放送)についてお知らせ。今回のプログラムは…
カルロス・クライバーは録音音源が少ないことでも知られる指揮者ですが、数少ない正規録音は全て名盤として知られ、多くのクラシックファンに愛されています。そのなかでもこの「こうもり」はひときわ芸術性が高いと言われている名盤中の名盤です。ヨハン・シュトラウス2世ならではの優雅で軽快なウィンナ・ワルツの旋律が全編を彩り、その親しみやすいメロディーは全世界で愛されています。ウィーンでは毎年大晦日に「こうもり」が演奏されるのが恒例行事となっています。
・ようこそオーディオルーム特選!”ジャズ名盤100”
リーモーガン/The Gigolo
リー・モーガンは幼少期から神童と呼ばれたハード・バップの代表的トランペッターで、1956年にディジー・ガレスピーのバンドに参加し、その艶やかな音色からクリフォード・ブラウンの再来とも呼ばれました。The Gigoloはモーガンファンなら必ず好きな1枚にあげられる会心のアルバムで全編にわたりブリリアントなトランペットが素晴らしく、共演のウェイン・ショーターとはジャズ・メッセンジャーズでの盟友の間柄で非常に息のあったプレイが印象的な一枚です。
・The Vocal
スイングジャーナル誌人気投票女性ヴォーカル部門で堂々13年連続(トータル15回)の第1位に輝く、人気・実力ともNo.1ジャズヴォーカリストとして国内外で人気を確立しているケイコ・リーが2011年にリリースしたアルバムがVOICESIII。ハンク・ジョーンズ,ケニー・バロン,デヴィッド・サンボーン,ジョージ・デューク,ギル・ゴールドスタインら現代のJAZZ GIANTS達との珠玉のセッションを収録したもので、個人的にケイコ・リーのナンバー1タイトルであると思っています。。
・懐かしのあのアルバム
ベトナム戦争従軍兵だった弟から、その悲惨さを聞いたマーヴィン・ゲイはベトナム戦争をはじめとする社会の不条理に対する不満を込めWhat's Going Onをリリースしたと言われています。しかしモータウンレーベルのオーナー、ベリー・ゴーディはリリースに猛反対。あまりに反社会的なメッセージに染め上げられ過ぎていたからかもしれません。しかし結果的にこのアルバムが空前のヒットとなりWhat's Going Onはマーヴィン・ゲイ個人の成功だけでなくブラックミュージックの大きなターニングポイントになりました。革命的なアルバムとして今なお多くのファンから愛され続けています。
PCあるいはスマホの方は
こちらからお聴き頂けます!!土曜の夜は”ようこそ!オーディオルーム”でお会いしましょう!