「ほっ」と。キャンペーン

(2/19)試聴会二日目。そしてリハーサルスタジオへ

そして始まった試聴会二日目。
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今日は昨日の"はじめての真空管えらび(基礎編)"につづく応用編といったところ。現行300Bの聴き較べと"普及価格帯と高価格帯アンプを同じ出力管を使って比較するというテーマを中心に行いました。
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これrはSV-S1628Dにおける845と211の比較のなかでお宝、Generaral Electric VT4-C/211(1942)を説明しているところですね。アンプの価格帯比較においては、ひと言で申し上げてアンプのレベルがあがることによって響きと密度感、そしてローレベルの情報量があがることを理解頂けたのではないかと思っています。

そして今日もムチャぶりゲストコーナー(笑)。
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お付き合いが始まってもうかれこれ15年以上になるN響 横山さん。横山さんは知る人ぞ知る"ヴァイオリンを弾くアンプ職人"でして、私どものアンプだけでもう何台作られたか分からないほど。楽員さんの製作代行も一手に引き受けられて、その方面でも絶大な信頼感のある方です。近々欧州ツアーに出られるとか…益々のご活躍を!

そして今日も会場にお越し下さった鈴木裕先生。今日は真空管アンプでしか味わえない本質的なトランジェントの良さ(ハイスピードさ)と電源やケーブルなどへの反応性の良さを熱く語って下さいました。我々タマ業界にとって欠かせないオピニオンリーダーです!
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そして当社試聴会恒例のミニコンサートタイム。今回も素晴らしかったです!きっかけは去年6月の東京試聴会。その時はじめてお目にかかったギタリスト小馬崎達也さん。
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その後急接近して我が家にお越しいただいたり、番組のゲストにお越し下さったり。そして今回念願の生演奏を聴かせていただくことが出来ました。
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冒頭は何とも魅惑的で透明感のある"お鈴(おりん)"の響きから。その後ギターの演奏へ。
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小馬崎さんのギターはなんと総桐。その軽くて深い浮遊感のある音色は今まで誰も体験したことのないものです。皆さんじっと目を閉じ美しい音に集中されていたのが印象的でした。
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実は今回ギターの音をSV-192A/Dで受けて真空管PAにもトライ。試聴会では初の試みでしたが、これが実に上手くいってなかなか好評でした。最初は低めの音量で。皆さんに気付かれないように少しづつゲインをあげて音楽に入り込めるように工夫したんですが…分かったかな?
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いつも小馬崎さんと一緒にパンゲアというユニットで活動されている仲林利恵さん。本職はお琴のお師匠さんですが、今日は小馬崎さんの音源販売で頑張って下さいました。次回は是非もっと広い場所でパンゲアでお願いします!!

そんな訳で、本当に楽しかった二日間の試聴会も終わってしまいました。前回比120%,前々回比150%の方にご来場いただいて勇気と元気を沢山いただきました。本当に有難うございました!次は6月のアナログオーデイオフェアでお会いできると思います。その時は新アナログプレーヤーをしっかりPRできるよう、頑張らないと!その後、会場バラシを終えてスタッフは愛知へ。私は都内の某リハーサルスタジオへ。
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某有名アーティストの約1年半に亘る全国47都道府県ツアーのPAファイナルにSV-192A/Dを使って頂けることになって、そのサウンドチェック。
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そしてそのツアーのギターで参加されているHさんのMarshallのチェックも兼ねて。フルMullardにしてからはや数年。この音が凄くてサブのアンプもMullardに載せかえようか…という相談もしてきました。来週から始まるツアー。実際FOH(会場客席)で聴いた時に良くなければ何の意味もない訳で、まだまだやることが沢山ありそうです。

そんなこんなでホテルに戻ってきたのは午前2時すぎ。明日はオーディオ誌の編集部へデモ機の持ち込みと打ち合わせ等の予定が入っています。幸い体調もよいのでしっかり前を見て一歩一歩ですが前進できればなあ、と思っている試聴会終わりの私です。



# by audiokaleidoscope | 2017-02-20 03:53 | オーディオ | Comments(0)

(2/18)熱気

初日が終わって撮っていただいた写真を見ながら、今日は一体何だったんだろうと一日を振り返っています。
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開場予定時刻の1時間近く前からお客さんが入りだし、デモ開始前時点で満席。そのあと予備の椅子を出せるだけ出したのですが、一時は立ち見が出るような状態に。2004年からずっとやってきた試聴会ですが、今までで最も沢山の方がいらっしゃったことは確実です。
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何がそうさせたのか…はよく分かりません。ただ今回の試聴会のテーマである"はじめての真空管アンプ選び"に多くの方が関心を持たれただろうことは想像に難くありません。いいかえればそれだけ真空管アンプが今まで何となく"音が良い"とか"音が柔らかい"という一義的なイメージで理解されていて、本質的な魅力についてちゃんと理解できる場がなかったということなのかもしれません。
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今回は個別のアンプの宣伝でもなく、自社のプロモーションだけでもなく、それこそ真空管アンプそのものの魅力を本当に原点に立ち返ってお話できて自分としても良かったと思っています。真空管アンプにはシングルとPPがある、真空管には三極管と多極管がある、その四分類を基本としてそれぞれどういう音質的特徴や使いこなしのポイントがあるか…新かわら版を使いながらしっかりお話できて良かったです。
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今回特徴的だったのはいつもお見かけする馴染みのお客さんに加えて恐らく初めてお目に掛かるんだろうな…という方がとても多かったこと。メモを取ったり、私のお喋りを録音される方もいて本当に皆さん真剣に真空管アンプの何たるかを理解しようという熱気に満ち満ちていました。
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今回ハイレゾとアナログの両方をリファレンスにして四分類の音を聴いていただいたわけですが、そのなかでも盛り上がったのがエレキット.トライオードの主力機種との比較試聴ではなかったかと思います。
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エレキットTU-8200はSV-S1616Dと、TU-8340はSV-P1616Dと。トライオードTRV-35SER/88SERはSV-P1616Dと、TRV-A300XRはSV-501SEと同じ出力管で鳴らし較べる企画だった訳ですが、実に三者三様でそれぞれのメーカーのモノづくり,音づくりのポリシーがハッキリ出て私もとても楽しいひと時でした。それぞれ本当に良い音だったと思います。

今日会場には沢山の音楽関係者,アーテイストの方がいらっしゃいました。日本を代表する写真家、平間さんもそのひとり。前にお呼びして急遽ミニトークライブになったりして(笑)。何故か写真が残っていないので、会場で観ていただいた動画を貼り付けておきます。
あとオーディオ評論界からは鈴木裕先生。
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ホームオーディオだけでなく、カーオーディオやオーディオアクセサリーなどの広い知識と経験を有する鈴木さんが何故Thielという最も鳴らすのにノウハウが要るスピーカーに私どもの845アンプを使っておられるのか伺うことが出来ました。
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そして日本コロムビアのFさん。この方、日本コロムビアが誇るORTの総元締め。70年代以降デジタルで録られた膨大な音源を最新技術で復活させています。OTR=失われた倍音を再生成するテクノロジーとも言えるでしょうか。その日本コロムビアのスタジオに先日SV-192PROが正式導入されたばかりですので、これからますますORTの動向から目が離せません。
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デモが終わると皆さん、アンプの前にワっと集まって改めて自分の意中のアンプを眺めたり、スタッフに質問したり。今回の一番の成果は何が良い、じゃなくて全てに特徴と大いなる魅力があることをお伝えできたことかもしれません。明日も引続き頑張りたいと思います!



# by audiokaleidoscope | 2017-02-19 02:06 | オーディオ | Comments(0)

(2/17)仕込み中!

まだ仕込み続行中ですが、会場の雰囲気をお伝えしておきます。
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入力周り。プリ3台,フォノイコ2台をSV-353で切替えしていきます。デジタル系は全てMC-3+USBに入力してクロック洗浄を行っています。
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今回パワーアンプ/プリメインアンプは全部で15台以上の布陣。コマによって鳴らすアンプを分けていきます。
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エレキット,トライオードの主力アンプも設置完了!
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こちらは技術相談コーナー。さまざまなご質問にお応えしていきます。
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受付横にはTU-8150SVも。ヘッドフォン出力の音を体験してみて下さい。
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スピーカー周り。これもコマによって鳴らすアイテムが変わる予定です。
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ちょっと一服。まだこれから物販関係やデモの流れを復習していきますので、準備に数時間はかかりそう!折角の試聴会なので出来ることはシッカリ準備しようと思っています。お近くの方、是非損保会館でお会いしましょう!



# by audiokaleidoscope | 2017-02-17 01:39 | オーディオ | Comments(0)

(2/16)明日から一同東京へ!

この一週間、イロイロと自分なりに準備してきてやっと"よし!"というところまで来ました。明日トラックに機材を一切合財積み込んで皆で出発します。

今回の試聴会は今までと少し流れが変わっています。今までは意識せずに"分かってる人"を対象にしてしまっていた自分が居て、これからタマを!という皆さんには少し(大いに?)分かりにくい内容だったのかも?・・・ということに今更ながら気付いたところもあり、今回は最初に"いま、なぜ真空管なのか?"というセミナー的な内容から始めていこうかなと思っています。
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こんなパワポを作ったりして…。ハイエンドメーカーが今なお真空管アンプを作り続けている訳や一般家電にも"真空管サウンド"がフィーチャーされている現実を改めて一緒に考えてみようという内容。こんな感じで先ずいちど現状を俯瞰したみたあとに続くのがこれ。
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今回、かわら版のアタマに巻頭言的に纏めてみたのが"はじめての真空管アンプ選び"。これを読めば真空管アンプのひと通りの知識が得られ、次のステップにスムーズに移行できることをイメージしました。

シングルかPPか?に始まり三極管か多極管か?に続いたあとにプリメインかセパレートか?という感じで書いています。そしてプリアンプの必要性に敷衍してまとめで締めている感じです。この業界に入らせていただいてもうじき20年。ある意味、私の歩いてきた道(目指してきたもの)をごく簡単ではありますがサマライズ出来た…かな?という感じです。

で、これらを使って一度キチンと真空管アンプの在り様を明確にしたあと、盟友であり最高の仲間であるトライオード,エレキットの代表機種と私どものアンプの鳴き較べに入っていきます。誤解のないように申し上げておきますと、決して他社のアンプをダシにして云々…という意図ではありません。人間と同じで皆、顔も違えば性格も違う…その素晴らしき百花繚乱の個性を一緒に感じていこう、という趣向です。同じ形式だったり、同じ真空管を使っていても音がこんなに違う!という体験をシェアできたら幸いです。

二日目(2/19日曜日)はちょっとマニアック。現行300B各種を聴き比べたり、普及価格帯と高級モデルの比較をしたり、ミニコンサートがあったり、845と211を比較してみたり…という内容。どちらか言えば初日は一般教養,二日目はゼミ的な内容といえるかもしれませんね!なかには"全日程制覇します!"という猛者(もさ)もいらっしゃって、此方もその分頑張らねば!!とテンションが上がっているところです。

勿論、今回も来場者限定キャンペーンをガッチリ用意しています。事前予約不要、全コマフリーですのでお時間ある方は是非遊びにいらっしゃって下さい!!スタートは18日(土曜)13時です!!




# by audiokaleidoscope | 2017-02-16 20:58 | オーディオ | Comments(2)

(2/9)IさんのSV-S1628D

来週の東京試聴会を目前に控え、当日のプログラムやキャンペーン,新かわら版の準備でバタバタしているところですが、TU-8150SVの初回入荷分の即完(!)や近日再入荷予定のTU-8340SV_2の球の段取り等で大わらわの状況。加えてSV-S1628Dが予測より2ヶ月早く初回ロットが完売になってしまい、海外発送分も含め大至急手当てしている…そんな今日このごろ。

今日は1628D/211仕様を完成された東京のIさんのレポートをご紹介しようと思います。以下、転載許可を頂いたIさんのメールです。

SV-S1628Dようやく完成しました。1箇所1箇所の作業を楽しみながら作っていましたので少々時間はかかりましたがようやく完成し、音も無事出ています。今までに聞いたことのないパワフルな音に魅了されたいます。これからどんな音に熟成されていくのか大変楽しみです。SV-S1628D購入して良かったです。

今回の組み立てマニュアルも大変分かりやすく迷わずに作製できました。

ありがとうございました。

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可能な限り回路図と見比べ、また完成図と照らし合わせ配線の流れなどに気を配り時間を掛け丁寧に作りました。作ってみると知らない間に終わってしまったようで、楽しい作業が終わってしまって残念な感じもありました。今回の点火は高圧のため今までの作品よりもかなり緊張しました。


最初、スイッチを入れたのですがパイロットランプが点灯せずかなり焦りました。一旦電源を切り、確認しましたらランプのプラスマイナスを逆に繋いでました。配線ミスはそれだけでした。(笑)


今回パーツの一部、3~4箇所定数はそのまま少しグレードの高いものにしてみました。オリジナルとパーツを少し変更する事でどのくらい音が変化するのか(改良か改悪か?)とても興味があります。あえて、今回はカップリングコンデンサーは変更しませんでした。十分な慣らしを行ってから交換してみようと考えています。


ショールームが近くであれば持ち込みさせて頂き聞き比べさせて頂きたいところですが、東京では試聴会に持ち込むわけにも行かず少々残念な環境です。比べて聴いて見なければその効果は確認できず、歯がゆいところです。面倒くさがりやの私は、最初オリジナルで作って後から部費交換はどうも駄目です。部品が汚れるのも部品を再加熱するのも嫌なので困ったものです。


試聴会でも余裕が有れば「カップリングコンデンサーを交換するとこんな感じに変わる」 なんてデモがあると楽しそうです。また、「高音質化パーツキット」なんて物があったら手作りキットの奥深さをより体験できるのではないかと思ったりしています。


カップリングコンデンサーについては交換し易い場所に設定していただいているので、後で楽しみやすくてとても助かります。最後に質問なのですが、お勧めのカップリングコンデンサーがありましたら教えて頂けますでしょうか。


今度の東京試聴会にはお邪魔させていただきます。また何かキットを作りたくなっています。シングルのKT150でしょうか。TU-8150もとても気になります。 試聴会で品定めをしたいと思います。


お忙しいところお邪魔してすみませんでした。今回も素晴らしいキットの提供ありがとうございました。

あまりいろいろキットを開発されると困ってしまいます。置く場所がありません。(笑)


アンプももちろんそうですが、最近はスピーカーも作ってみたり(添付の写真の物がそうです) 。

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板のカットだけ外注です。中身はALTEC604Bです。いろいろ作っていると癒されます。


SV-S1628D 注文するときはこれ買ったらしばらく他の工作はお預けと自分に言い聞かせていましたが、いざ作り終わると次がすぐに作りたくなります。特に今回のこのアンプ、予想していたより凄く音が良くて久々に楽しい気分です。ありがとうございました。

Iさん、有難うございました!カップリングはJENSENで決まりでしょう!既に多くのお客さまがJENSENで更にグレードアップした音を楽しまれています。これは埼玉のMさんがSNSにアップされていた画像。

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JENSENは推奨取付け方向があり、ケースに黒線が入っている方が高圧側(入力側)になる点にご注意いただき、モノが大きいのでMさんのようにショート防止用の絶縁チューブを被せれば完璧です。

SV-S1628Dは次回3月下旬入荷予定。これもかなり足が速そうですので、ご検討中の方はお早めにどうぞ!!



# by audiokaleidoscope | 2017-02-09 11:07 | オーディオ | Comments(0)

(2/7)初めての真空管キットに最適!"TU-8150SV"予約受付開始しました!

本当は試聴会明けまで辛抱してからアップしようと思ったTU-8150SV。ブログを読んだ同志諸兄からヤンヤのリクエストもあって先ほどHPにアップしました。

値段よし!作って楽し!聴いてよし!の三方良しアンプが堂々のデビューです!出荷は今月21日から!どうぞご期待下さい!!
# by audiokaleidoscope | 2017-02-07 16:19 | オーディオ | Comments(0)

(2/5)今日はアンプ屋さんじゃなくてラジオのセンセイ

今日は名古屋でラジオキット組立ワークショップの先生を仰せつかりました。
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ここでやるのは何回目かな…毎回何十倍という倍率だそうで、前回までは年イチの企画だったのですが今回から半年に一回にパワーアップ。このワークショップは親子で参加いただくのが条件で一緒にひと時モノ作りの楽しさと自分で作ったモノを使う歓びを体験いただくことを目的としています。
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名古屋の中心部。旧豊田自動織機製作所栄生工場を産業遺産として保存しながら、近代日本の発展を支えた基幹産業の一つである繊維機械と、現代を開拓し続ける自動車の技術の変遷を通して、日本の産業技術史について次代を担う人たちへ系統的に紹介するための施設で"研究と創造の精神、モノづくりの大切さを次世代へ"というスローガンがまさにキット屋の精神そのもので、時々お手伝いさせて頂いているという訳です。

以下、主催者事務局から頂いた写真から。
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今回は31組の親子のご参加がありました。親子とも初めてハンダづけを体験するというのは4組。でも初めての方でも皆さんちゃんと作るのは立派。毎回興味深いなあ、と思っているのは親子でペアになってラジオを組み立てているのを見ていると、親子の関係性というか日頃の関わり合いの様子が垣間見えること。子どもが苦労して工具やコテを握っていても黙ってみているお母さん。子どもに"うるさいなあ、黙っててよ!"と言われながらも手とクチを出さずにいられないお母さん。"もう…ちょっと貸せ!"と気がつくと自分が組み立ちゃってるお父さん(笑)。そのカタチはそれぞれですが、みんな一緒になってモノづくりを楽しんでいます。
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小学校低学年~中学年の子が多いのですが、毎回終わると”子どもは皆、天才だ!"という気持ちを新たにします。如何にその機会を与えてあげるか…これは大人の役目。

今回まで教材に使ってきたのはエレキットのTK-728S(AMストレートラジオ)。次回からは2バンドのDSP方式TK-739に教材が変わる見込みです。ワークショップではこの他、さまざまなモノづくり体験が可能です。申し込みはこちらから。参加費は500円で次回のラジオ講座はたぶん8月でしょう。お近くの方はゼヒ!!



# by audiokaleidoscope | 2017-02-06 01:14 | オーディオ | Comments(0)

(2/4)TU-8150見参!!

今日は第二でエレキットTU-8150と初顔合わせ。
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出来立てホヤホヤの量産試作機。製品版ではシルク印刷代わりのステッカーを貼ってお化粧する訳ですが、それ以外は製品と同一です。シャーシは乳白色。フロントパネル左から電源SW,ヘッドフォン出力,入力ボリューム,いちばん右はステレオミニジャック入力です。
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リアパネル。入力はRCA1系統。スピーカーターミナルはバナナ対応。電源ケーブルは脱着式ですが2Pで断面が∞型をしているタイプです。ちょっと懐かしい感じ。
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ではTU-8150解體新書の始まりです。標準キットについている出力管は6AQ5(EL90)の高信頼バージョン6005W。その昔五球スーパーラジオのファイナルによく使われていました。MT管版6V6と申し上げると分かりやすいですね。
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このアンプのユニークなところは五結(Pentode),UL,三結(Triode)をジャンパー線の抜き差しで容易に変更出来ること。通常は音質と出力の両立という見地からULを選ぶところですが、実際スピーカーを繫いで試聴したところ、五結の音が出力の小ささを補うという点において良い意味で元気さがプラスに働き好感を持ちました。接続するスピーカーによってチューニングを変えられるのは真空管の奥深さを知る意味で重要ですし、例えばマルチの高音域をこのアンプで賄う場合に三結が有利である場合もあるので、このアンプを手にされる方は是非全ての接続を試して音の変化を体験して下さい。個人的にはこのアンプは五結をお奨めします。
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ここからがこのアンプのキモである訳ですが6V6への差換えが可能であること。6AQ5はMT7ピン,6V6はUS8ピンですから基本的に差換えは出来ない訳ですが、TU-8150では画期的なソケット変換ユニットを標準装備しています。私どもでは標準仕様ではオプションとなっている6V6を最初からつけた"TU-8150SV"を販売する予定ですので、早速6V6でも音質を確認してみました。
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6V6にすると俄然凄みというか存在感が増しますね。6AQ5使用時と出力は変わりませんが音のスケール感は6V6の方が優位で量感も向上します。
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常用の300Bppの代わりにTU-8150でブルーレイ観賞。第二のスピーカーは極めて高能率なので出力的には十分。300Bのコクや余韻的な部分は後退するもののADELEのヴォーカルを小気味よく十分な音量で楽しむことが出来ます。TU-8150はとても楽しいアンプ…今日は長い夜になりそうです。



# by audiokaleidoscope | 2017-02-04 21:05 | オーディオ | Comments(2)

(2/3)ご縁

"縁"というのは不思議なもの。求めたからといって向こうからやってくる訳でもないし、こっちから手を出してもスルッと逃げていく場合もあるし。時間を必要とする場合と無い場合もある…つくづく珍奇なものだと思う。昨日はそんな不思議な"縁"を感じたひと時でした。

昨日はベーシスト小林真人さんが名古屋で演るというので仕事終りにフラフラと。SNSでフォローさせて頂いていてオーディオもお好きであることは知っていた。最近ずっとバタバタだったので少し息抜きしたいなあ、という気持ちもありつつ。

初めて会う小林さんはイメージ通りの方。学者のような風貌でありながら人懐っこい目に優しさが漂っている。”やあやあ!初めまして!!"という感じで少しお話を伺うと、何と旧店主日記の時代からずっと私を観ていて下さったと伺って、こういう出会いも良いものだなあ、ととても嬉しくなりました。

小林さんの昨日のブログ。
初めてなのに旧友みたいな人。初めてなのに何故かホッとする関係。こんな出会いも悪くない。小林さんんとのご縁に感謝。オーディオと音楽を通じて仲間が増えていくのはこの上なく嬉しいこと。これだからこの仕事、止められない!!小林さん、また東京でゆっくり会いましょうね!とても楽しかったです!!
# by audiokaleidoscope | 2017-02-03 11:22 | オーディオ | Comments(0)

(2/2)TU-8150メーカーリリース出ました!

一昨日第一報をお知らせしたTU-8150ですが、先ほど正式リリースが出ました。

TU-8150メーカーリリース
リーフレット
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左が標準6AQ5仕様。右が6V6仕様です。だいぶイメージが違いますね!私どもでは別注バージョン「TU-8150SV」(6V6つき)での販売を予定しております。出荷は2/21(火)~の予定です。気になるのは価格ですね!来週中にはホームページアップしますので、いま暫くお待ち頂ければ幸いです。試聴レポートは土曜日にこのブログで!!



# by audiokaleidoscope | 2017-02-02 15:04 | オーディオ | Comments(0)

(2/1)TU-8340SVがまさかの復活

今日も昨日に引き続いてエレキットの話題。昨年秋に登場し忽ち完売したTU-8340SVを覚えていらっしゃるでしょうか。
TU-8340が限定生産であることは分かっていたので、当初からSVバージョン(出力管なし)を別注する予定でした。TU-8340は半自動バイアス調整という斬新なアイディアによってEL34系(6CA7, KT77等)以外にも6L6GC系(5881, KT66等)やKT88系(6550, KT120,KT150等)が差換えられる多様性と一枚基板による作り易さも相まって大ヒットとなりました。私どもでは全体の80%近くがKT150仕様でご注文を頂く結果となり、一時は球が不足する事態に。エレキットには何度か追加オーダーできないか…とオファしたのですが供給不可ということで、SVバージョン完了以降は通常版のTU-8340を販売。それももうじき完売というこのタイミングで予想もしないニュースが飛び込んで来たのです。

メーカー担当者曰く「SVバージョンを何十セットか用意出来ることになった」とのこと。これが継続生産品であれば分からない話ではありませんが、一発モノでは通常有り得ない話です。SVバージョン完売後にお客さんから何十回も"もうSVは手に入りませんか?"とお問い合わせを頂いて"申し訳ありません。色々と手を打ったのですが難しいです"とお詫びして通常品をお求め頂いた、その過去もありましたので、正直"どうして、このタイミング?"という気持ちもありました。メーカーにも様々な事情があることが分かりましたので、リリース分の半数を私どもでお引き受けすることにしました。

前回のTU-8340SVと基本的に販売形態(内容)は変わりません。
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昨年11月のSVバージョン販売画面キャプチャーです。大ヒットした製品が復活するのは本来は大変喜ばしいことですが、個人的には"SVバージョンは完売でもう入荷しません"と何度となくお断りした皆さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいで正直大変心苦しく感じています。このポストを読まれて気分を害される方もおられると思います。この場をお借りしてお詫び申し上げます。

販売は先行で東京試聴会(2/18~19)で受付を行わせて頂き、試聴会終了後にホームページで販売をさせて頂きます。試聴会初日にはTU-8340 VS SV-P1616D/多極管仕様(比較試聴デモ)も予定していますので是非お越し頂ければ幸いです。


# by audiokaleidoscope | 2017-02-02 01:24 | オーディオ | Comments(0)

(1/31) エレキットTU-8150 Coming Soon !!

昨日は神戸で非公開セミナーのプレゼンター。聴衆が全員、第一線のプロだけにどんな内容にしようか少々思案しましたが、真空管アンプを取り巻く現状と展望,また今後の課題をお喋りしました。当初の予定では13時半に始まって15時半迄のスケジュールだったのですが、プレゼン後のエンジニアの皆さんとの意見交換が実に面白く、気がつくと17時。

テーマは「なぜ、いま真空管なのか?」とし、

・真空管アンプのイメージ
・ハイエンドメーカーの動向
・現代真空管アンプのメインストリーム
・補足 ~真空管の動作原理~
・真空管アンプの音の魅力に迫るための重要なキーワード

というコンテンツで進めましたが、私が一番伝えたかったのは兎角データ(定量)で語られがちなオーディオという世界で実際機器を使う皆さんが聴いているのは特性でなく、音楽そのものであるということ。余りにデータ(定量)を優先するが為に最も重要な音質(定性)を蔑ろにしてはいないか…ということ。資料さいごのページでは

「写実と印象」

写実的なものが本質を表出させるとは限らない。あるデフォルメが対象物のリアリズムを増幅させる場合もある。
写実派の良さ、印象派の良さ、双方の良さを認め合う事が芸術の本質的価値(多様性)を理解する手がかりであり、これこそがオーディオの根源的魅力である。

という言葉で締めくくってみました。メモを取りながら真剣に話を聴いて下さった皆さんの期待にどれだけお応え出来たかは分かりませんが、私にとっても非常に良い勉強の機会になりました。今回出会った素晴らしいエンジニアの方々と是非また喧々諤々、大いに議論出来る日を楽しみにしながら帰ってきました。

5日ぶりの会社は文字通り仕事が山積み。今日一日でのリカバリーはとても無理ですが、色々なネタがありますので少しづつご紹介していきたいと思います。今日はエレキットの近日発売の新製品について。正式発表は今週末とのことですが、既にプレリリースがメーカーブログでアップされつつありますので既にご存じの方も多いかも…6AQ5(6V6のMT管バージョン)シングルアンプ"TU-8150"が間もなく発売開始となります!
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詳しくはメーカーブログをご覧下さい。

TU-8150(1)
TU-8150(2)


まだ現物は門外不出な訳ですが、早ければ今週中にも私どもにデモ機が届く予定ですので、"一番はやいTU-8150試聴レポート"をご紹介できるタイミングも近いことでしょう。注目すべきはメーカーブログにも書かれている「6V6も装着可能にしておこう!と、6V6だけ準備していただければ、なんと、はんだごてなしで簡単に組み換えできる」という点。ここがワタシ的にはハナのアブラを付けたくなるポイントですね。

詳細は改めて、デモ機が届いてから…そうそう!実機は2月の試聴会にも持っていく予定です!お楽しみに!!



# by audiokaleidoscope | 2017-02-01 00:18 | オーディオ | Comments(0)

(1/28)甦ったパラゴン

今回の上京の総仕上げは横浜のYさん宅のパラゴン詣で。久しぶりの再会です。
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LM86BとSV-310を納めさせて頂いて暫く経った頃。Yさんから「片chの375(コンプレッションドライバー)が大音量時にビビってるみたいなんだよね」とご相談があったので、迷わずご紹介したのが山形の我が友「オーディオラボ オガワ」の佐藤さん。Yさんと相談して「どうせやるなら完璧を目指そう」ということになって、通常ですとユニット+ネットワークを外して送るのですが、今回はピアノ運送さんにお願いしてエンクロージャーも含めフルオーバーホールしようということになりました。運賃だけで立派なスピーカーが十分買える金額ですが、相手がパラゴンともなればお願いする側も覚悟が決まっていました。

暫くして佐藤さんから連絡があり、つぶさに状況を伺うと、単純な経年変化による劣化だけでなく、前オーナーさんが誰かに頼んだか、ご自分でやられたかは知る由もありませんが、かなり残念なメインテナンスがされていることが分かりました。例えばウーハーのエッジ張替えが非常に雑だったりエンクロージャーの接合部が内側からコーキング剤がベタベタに塗ってあったりとか・・・。佐藤さん曰く「高級PARAGONがこれでは本当にかわいそうですよ」(原文ママ)という状況でしたので、Yさんがパラゴンを買ったお店に連絡して販売前のチェックはどの程度されたのか確認したところ「アンプを繫いで音を出してまあ問題なかったのでそのままで・・・」という体たらく。これでは何を言っても始まらないので、エンクロージャーの完全オーバーホールは勿論、ユニットのリコーン,ネットワークのターミナル更新に至るまで、ありとあらゆるメインテナンス(新品復帰)を目指しました。

要した期間は1年弱。全国のオーディオマニアから信頼篤いオガワさんだから順番待ちも仕方ない・・・そう思いながらも実に長い時間でした。やっと久しぶりにその美しい外観(仕上げ)と再生音の素晴らしさに陶然としたひと時でした。
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ビビっていたと仰る375の帯域のキレの良さはまさにホーンスピーカーの本領発揮。理想スピーカー=巨大なフルレンジのようであるべき、を地でいく自然さとスケール感はパラゴンならではの稀有な世界。
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私が一番ビックリしたのはこのアングル。見えないところにも一切手を抜かない職人魂が背面の仕上げに現れています。元の状態を知っている私は最初、作り直したの?と思ったほどのピカピカの仕上げ。塗装もオリジナルと全く見分けがつかないほど近似しています。経年変化でMDFがボロボロと脱落している個体も多いパラゴンですが目止めも完璧。これからあと半世紀以上確実に使えるでしょう。
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ウチのLM86BとSV-310はパラゴンの後ろ側に鎮座。仰々しさがなくスッキリとしてインテリア的美しさを際立たせる配置。個人的にはどうしても見えるように置いてしまいそうで・・・笑。
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パラゴンが居ない間、留守をしっかり守ったJBL/アキュのマルチシステム。Yさんは"両方交互に聴くと、双方の良さを再確認出来て良いんだよね"とニッコリされていました。いろんなことがありましたが、結果的には大正解のパラゴンフルオーバーホール。もしお手持ちのスピーカーの状態に不安のある方は是非ご連絡下さい。しっかりサポートさせて頂きます!




# by audiokaleidoscope | 2017-01-30 02:10 | オーディオ | Comments(0)

(1/26)波乱の幕開け

朝4時半すぎに家を出て東京へ。ノリウチ(現場入り当日の本番のこと)のキツさを感じた今日の収録でした。一時はどうなるか…と思った二本録りでしたが無事終了しました。

何が大変だったかというと一本目"世界最初期の真空管アンプを聴く"というテーマで持ち込んだウエスタン20年代のアンプ。スタジオで接続してみると…
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手前のWE7Aが元々ハイインピーダンス仕様(現代の真空管アンプが数Ωの負荷を想定しているのに対し、7Aはマグネチックホーン用アンプのため出力が4k~10kを想定している)なのでスタジオのミキサーとインピーダンスマッチングが取れず、再生音が本来のものとかけ離れて泣く泣く断念。7Aの出力端に10kΩの抵抗をターミネイトするなど色々やってみたのですが、残念ながら今回は見送ることにしました。またチャンスがあれば本来のマグネチックスピーカー(518Wあるいは540AW)の前にマイクを立ててアコースティックに録音したものをオンエアで使えればと思います。

急遽代打で登場したのが上の写真奥のWE95A。このアンプはWE91AやWE86Bの600Ω出力から信号を貰い、当時映画館の映写室でモニターアンプとして使用されていたものです。これも1920年代の個体。
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当時95AはTA4189という励磁タイプの8インチフルレンジスピーカー(インピーダンス7Ω)を使用していたので、これなら使える筈と思いテストしたら無事いい音で鳴ってくれました。残留ノイズが多めでリスナーの皆さんにはお聴き苦しい点もあるかと思いますが、オリジナルWEアンプの音を聴ける機会は滅多にないと思いますので、是非3月前半の回をお聴き頂ければと思います。

7Aが使えないこともあって予定が大幅に狂ったこの回。しかし転んでもタダでは起きない我がチームが急遽繰り出したのが新作ターンテーブル(試作)をオンエアで聴いていただこう!という奥の手でした。欧州から届いたニューカマーです。
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カートリッジは60年代のSPU-G。通称"プラシェル"と呼ばれているそうです。このプレーヤーのキモはベルトドライブであること、ユニバーサルアームであること。価格的に妥当であること。この三つのポイントを満たすべく、現在も様々な検証を行っている真っ只中である訳ですが、最も重要な音質を聴いていただく機会になればと思い敢えて収録で使用した次第です。アンプはSV-91B(PSVANE WE仕様)を使いました。
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まだ半年かかるか一年かかるか分からない代物ですし、他のラインで別の試作も起こしていますので慎重に検討を重ねて製品化を目指していこうと考えています。

そんな訳で一本目は何とか終了。二本目はリスナーズリクエストによる原点回帰プロジェクトの第一回でした。この放送を通じて真空管アンプの面白さ、奥深さがだんだん分かってきた。是非もういちど入門編から具体的に音を聴きながら真空管アンプのイロイロを勉強してみたいというメールが沖縄のTさんから届いたのがきっかけです。

その第一回は"~はじめての真空管アンプ選び~シングルアンプの魅力に迫る」と題し、SV-S1616Dの全モデル(多極管,2A3,300B)すべてを使用してシングルアンプとは?多極管と三極管の違いは?2A3と300Bはどう違うの?…という疑問に全てお応え出来る内容になったのではないかと思います。
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今回もYさんが頑張ってくれました!今までの例に倣い、リファレンス曲を用意。今回はホリーコールの"Don't Smoke in Bed"から一曲め"I Can See Clearly Now"をピックアップし、イントロのベースの沈み込み,ピアノの抜け、ヴォーカルのサシスセソ(子音的要素)のニュアンスを中心に比較しています。このソースは発売後既に20年以上を経過していますが、いまでもオーディオチェック用の重要なリファレンスの一つですので、まだお持ちでない方には是非!というところです。この回のオンエアは3月後半。要チェックです!!
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という訳で体力的には極めて厳しい一日でしたが、今回もTさん,Yさんのおかげで無事収録を終えることが出来ました。ふぅ~お疲れさまでした!!







# by audiokaleidoscope | 2017-01-27 08:59 | オーディオ | Comments(0)

(1/25_2)明日から5日間の旅

明日から土曜まで東京。そして日曜,月曜と神戸へ。まず明日はMUSIC BIRDの収録。レポートは改めてするつもりですが今回のネタも凄いです!そのうちの一つはこれ!
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世界最古の真空管アンプ、Western Electric 7A! 1922年から1927年に生産された216Aのプッシュプル。当然モノラル。当時は518W(マグネチックホーン)を鳴らしていました。
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これをです!今回"大放談"の中で鳴らしてみようじゃないか!という訳。製造されて90年(以上)経ったアンプの音を放送で聴けるという今までも、これからもまず有り得ないチャレンジを前に会社で特性の確認をしたのが上の写真です。

出力はなんと0.3W !!周波数特性も残留ノイズ特性も現代の真空管アンプとは比較にならないこのアンプが聴かせる音はどんなものか…そう思うだけでもナンだかワクワクしますよね!実際ミキサーに信号を入れてレコーダーを回して使えるかどうかを判断した上での収録にはなりますが、何とかなればいいなあ(したいなあ)と思いつつ、車に積んでいきます。もう一台最初期のシアターユースのWEオリジナルアンプも持っていきますので、上手くいけばオンエアで聴いて頂ける筈。

そのほか、今回も隠しネタ満載の収録になりそうです。明日のレポートをお楽しみに!では行ってきま~す!




# by audiokaleidoscope | 2017-01-25 22:02 | オーディオ | Comments(0)

(1/25)今週土曜発売の管球王国

今週土曜(1/28)発売の「管球王国」では待望の211/845特集ということで試聴記事としてSV-S1628D,SV-284Dが掲載の予定です。
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クリックで拡大

私どもから編集部に提案したのは是非SV-396EQ(フォノEQ),SV-300LB(プリ),SV-284D(パワー)のシリーズモデルの音を聴いて頂けないか…ということで284Dは最強バランスド・シングル(MONO)モードでデモ機をお送りしました。結果(内容)については私も発売を楽しみに待つしかない訳ですが、取材レポートがプレビュー的にアップされていますので、是非ご覧下さい。
SV-396EQは845の音調に最も合う、高解像度,ハイディフィニッションな再生音を目指しつつMCトランスに橋本HM-3を標準装備した新世代のフォノEQ。良い音しますよ!!




# by audiokaleidoscope | 2017-01-25 09:01 | オーディオ | Comments(0)

(1/24)"おりおん"さんでSV-S1628D/211を聴こう!

年末年始のお休みに組立て始めたアンプが完成しました!というご連絡が多いここ数日。

出来上がって恐る恐る電源を入れ暫くして音が出始めた時の感動は何物にも替え難いものがあります。完成に至るまでの苦労も吹き飛ぶ瞬間。旧店主日記の頃から何度となく書いてきたことですが、私が小学2年か3年の頃、訳も分からず初めて作ったゲルマラジオキットのクリスタルイヤフォンから微かに人の声が聴こえてきた時の爆発的な感動と不思議…その頃から"いつの日か、宇宙の不思議,人体の不思議,電気の不思議…そのどれかを仕事に出来たらいいな"とずっと思ってきました。人生イロイロ,アンプも1616…紆余曲折を経て今日此処に在ることを本当に嬉しく思います。

今日はそんな仲間から届いたメッセージを幾つかご紹介させて頂きます。SV-P1616D/EL34仕様を完成された東京のTさんからは…。

こんにちは。ようやく完成させることができました。
電圧が正常値を指したときは感動しました。
ここ三週間ほど、穴のあくほど配線図をにらみ、ハンダ付けを繰り返しました。
その結果、コンデンサの付け間違えとかにも気づけたので、よかったです。
いまは安定して、とてもいい音で鳴っております。早速オイルコンデンサに付け替えました。
(苦しくも)楽しいDIYの時間をありがとうございました。
これからコンデンサの付け替えも含め、いろいろ試したいと思います。

Tさん、有難うございました!詳しいことは分かりませんが、ひょっとして初めてのアンプ作り…だったのかもしれません。技術担当とのメールのやりとりをずっと拝見しておりました。見事完成!おめでとうございます。私もTさんの最後のメールを拝見した時は同じくらい感動しました。

続いてはSV-S1628Dを組まれた宮城のKさんから。

(第一報)
サンバレー845とSV-S1628Dは、低音がすごいです。
ベースの音程がはっきりして、軽々と音が出て来ます。量感も充分です。
出来るだけ、慣らし(エ-ジング)します。
音が、どのように変わっていくか楽しみです。
ありがとうございました。

(第二報)
昨日、今日とSV-S1628Dを聴いています。
SQ-88と切り替えて、音の違いを楽しんでいます。
ピアノトリオ中心に聴いています。
始めは低音の素晴らしさに感激しましたが、
今は、シンバルの音に感激しています。
SQ-88は10年以上聴いているKT88の
プッシュプルで、とても好きな音なのですが、
SV-S1628Dのシンバルは、いいですね。
解放感があり、楽々と音が拡散されます。
変な表現ですが、SQ-88より少し高いところから
シンバルが聴こえてきます。
エージングが進めば、音も変わってくるのでしょうね。
久しぶりにオーディオに没頭する日々を送っています。
ありがとうございました。
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Kさん、コメント有難うございます。組立時の苦労話はおりおんのマスターから伺っています。様々な苦労の分、愛着も増して余計に良い音で聴こえる部分もあるのかも(笑)。どうぞ末永くご愛用頂ければ幸いです。

そのKさんのSV-S1628Dを211仕様で聴けるチャンスがもうじきあるようです。仙台市のcafeおりおんで他の自作211アンプとの比較試聴が出来る絶好のチャンス!
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マスターに伺ったところ、キット屋枠で先着3名様ご参加OK!というご連絡を頂きました。受付は1/26(木)以降でお願いします!と仰せつかっておりますので、サンバレーのアンプを聴いたことない!という方は是非マスターに電話で直接お申し込み頂ければ幸いです。

まだまだ寒い(というか今が一番寒い!)時期ですが、くれぐれもご自愛いただき、真空管アンプを暖房器代わりに心身ともに温かくお過ごし頂ければ幸いです!



# by audiokaleidoscope | 2017-01-24 14:14 | オーディオ | Comments(3)

(1/20)東京試聴会詳細決まる!その傾向と対策とは?

少々のご無沙汰でした!今日の夕方東京試聴会の概要アップ完了しました!今回の試聴会は全コマフリー(予約不要)で行います。気軽にご参加頂ければ幸いです!内容もいつもと変えて自作派の方にも非自作派の方にも参考になる内容を目指しました。キットメーカーのデモではなくて全てのオーディオファンに向けたメッセージが発信できたらいいなと思っています。

まず日時と場所です。
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つまりいつもと同じ損保会館ですね。御茶ノ水駅の聖橋口か秋葉原駅から向かって頂くのが良いと思います。駐車場もあります。そして今回のデモプランは…
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まず最初に基調講演…というと少々大袈裟ですが、副題"はじめての真空管アンプ選び"的な内容でパワーポイントの資料を基に実際音を聴いていただきながら自分の求めるアンプが誰でもイメージできるセミナー的内容を検討しています。それに併せ今回かわら版も完全リニュアル。なんだか電気の専門用語ばっかりで余計に分からん!という事のないモノにしたいと考えているのです。

そしてその後は有名メーカーの人気機種と同じソース,同じスピーカー,同じ音量でバッチリ比較出来るようなコンテンツもご用意。タイトルこそ"VS"なんて書いていますが、内容的にはそれぞれのメーカーの音の魅力(長所)を掘り下げていきたいと考えています。

二日目は少々奥深いテーマ。youtubeでアップさせて頂いているMUSIC BIRDのコンテンツとの連動企画といっても良い内容です、ネットではカットせざるを得ない音源も試聴会ではたっぷりと聴けますので、更に印象も鮮明になるのではないでしょうか。300Bの聴き較べではPSVANE 300B,PSVANE WE300B,Prime300B ver.4/ver.5,本家ウエスタン300Bも登場予定です。

続いての普及モデル/高級モデルの比較試聴も乞うご期待です。同じシングル(プッシュプル)でも価格が3倍(以上)も異なるモデルを同条件下で比較。音の違いは果たしてあるのか、ないのか?…ご参加の皆さんの判断は如何に!?的な内容になること請け合いです。

これが今回会場に持っていこうと思っている機材!真空管オーディオフェアよりも更にボリュームアップしています。エレキット,トライオードのアンプも加えたら20台を越える勢いで、実際収拾がつくのか少々不安もありますが、テーマに沿って総花的にならないよう内容を固めていくつもりです。
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ちょっと気になるのが右下の小さい文字。"参考出品"なんて書いてありますが、まだ届いたばかりのサンプルを少しだけ画像でお見せしたいと思います。
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昨年から様々な紆余曲折を経てここまで来た3rd. Trialモデル。今回は欧州からやってきたこのサンプルを初出しでご披露したいと思います。

そして今回もミニコンサートがあります!大放談のゲストに出演いただき、好評を博した小馬崎さんがナマ演奏を聴かせてくれることになりました。アコースティックギターの妙なる調べを心行くまでお楽しみください!

そして今回もご来場頂いた皆さん限定のスペシャルプランも様々ご用意しています。音源の販売も予定していますのでお楽しみに。LPだけでなく小馬崎さんのCDやDSD5.6MHzディスクも持っていく予定です。大変寒い時期で恐縮ですが、今回も損保会館は熱く燃えます!是非多くの方と交流できれば幸いです!!



# by audiokaleidoscope | 2017-01-20 20:00 | オーディオ | Comments(0)

(1/7~8)兵庫,大阪,京都めぐり

この週末は久しぶりに関西方面へ出かけてきました。まずは兵庫のKさん宅へ。
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主役はA7。この個体は私の記憶ではドライバー802,ウーハー803,ネットワークN-1285,エンクロージャー828C。調べてみたら納品に伺ったのが2005年6月…ということは10年半ぶりの再会ということになります。その他のアンプたちも皆元気でとても良い音で鳴っていました。オーディオは家と同じで使うことが大事。家も空き家にするのが一番傷む訳で、毎日灯を入れることが長持ちの秘訣です。特にアンプは長い間使わないとケミコンの活性が下がりキャパシタンスが落ちますので、なるべくケミコンに電荷がチャージされている状態を維持することが重要。"ウチのアンプは新品同様。キレイに梱包して15年間大切に押入れにしまってあるからね"というのが実は一番危うかったりします。KさんはSV-353を駆使されてプリ:SV-722とSV-310,パワー:SV-9T,SV-501SE,SV-91Bを順番に鳴らされているそうで、その効果もあってどの組み合わせも音の荒れがなく、極めてスムースな音を聴かせてくれてひと安心でした。

兵庫を出て大阪へ。大阪では挨拶周りを兼ね幾つか大手ショップを訪問。
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この業界は若い方のピュアオーディオ離れを危惧する向きもあったりしますが、売れている店はどんどん売れている訳で…というよりも新たな需要やトレンドを創出できる店は世の中の景気に関係なく伸びていることを知って大変インスパイアされました。私どもの場合は原点回帰の16シリーズのヒットで昨年は忙しかった訳ですが、2017年はデジタル/アナログ両面でフロントエンド(入力系)の準備を進めていければと思っています。

大阪で泊って翌日は京都へ。Oさん宅へLM91A用にスペシャルチューンしたSV-300LB(WE300B仕様)を納品がてら音を聴かせて頂きました。
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300BはOさんのストック。SV-300LBの解像度は高さ+300Bならではの解れ感の共存した表現を活かしながらLM91A寄りのヴィンテージ的薫りを加えたチューニング。他の組み合わせでは得られない圧倒的リアリズムを引き出すことが出来たなあ、と。
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LM91A(Western300B+274B刻印)も完調!この絹擦れのような音触感は何度聴いても堪りません。
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Oさん宅を出て直ぐ帰るのも勿体無いので、車で5分ほどの清水寺に詣でてから帰ってきました。1月末には再び神戸方面に出掛ける用事も出来て今年は西向きが私の恵方(吉方)になる予感も…とても楽しく有意義なプチ関西巡業でした。



# by audiokaleidoscope | 2017-01-10 00:31 | オーディオ | Comments(0)

(1/5)冬休みレポート& youtube新規投稿

会社的には明日が仕事初め。私の地下活動も今日でお終いということになります。例年スクランブル出動して物流センターに走ることが幾度となくある年末年始。もうずっとこんな生活なので馴れっこですが、今回のお休みは奇跡的に何のトラブルもなく有り難いことでした。

そんなお休みの間、PCでは"よいお年を!"や"本年もよろしく"といった沢山の交流があったわけですが、一番多かったのはSV-S1628Dの"出来ました!"というご連絡。大物手配線アンプだけに私も常時マニュアルを持って何かあった時に直ぐ対応できるようにしていたのですが、幸い此方もノートラブルで多くの方が味わって下さったモノづくりの感動を共有させて頂いています。

そんななかで埼玉のMさんからはこんな写真が。
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MさんがSNSでアップされていた写真の転載を快諾いただけたので皆さんにもご紹介させていただきます。他にも大阪のWさんからは

新年明けましておめでとうございます。
年末に届いたSV-S1628D完成いたしました。正味30時間弱かかりましたが、久しぶりのキット
製作を楽しませて頂きました。キットが届くまでは不安もありましたが実際作業してみると
電源部やDC点火ユニットなど、組立が厄介で間違うと後々面倒な部分が基板化,ユニット化されて
いて非常に作りやすかったというのが第一印象です。単なるバラキットでなく手堅く機構設計
されていて御社のキャリアの長さを感じました。また組立説明書も大判で分かり易く快適に組立を
進めることが出来ました。

御社キットを作るのは3機目ですが、1616シリーズはキットならではの楽しさと完成度の高さ
で魅力を感じるユーザーも多いと感じます。出来ればプリアンプもラインナップに加えて下さい。
ありがとうございました。

というメッセージも頂戴しています。いまも奮闘中!という方も沢山おられると思いますが頑張って下さい!

そのほか、このお休み中にフィードバックが多かったのは何と言ってもMC-3+USBでした。

オーストラリアのHさんからは

MC-3+USBの使用条件は、音源ファイルはJRiverのMedia Center(Ver 22.0.52)を使っ
てDSD Nativeの出力ファイルに変換して、MC-3+USBに送っています。MC-3+USB
のワードクロックをWCLK OUT 1 (A, B) を使って、SV192SとCECのCDトランスポートと
同期させています。
出てくる音は今まで聴いたことがない音で、ビルエヴァンスのWaltz For Debbyのバックの
会話がほとんど分かるまで、臨場感が出ています。グラスのぶつかる音もワイングラスか
スコッチ用のものからか、分かる気がします。すごいですね!

愛知のOさんからは

さて、MC3+USBですが、大切な感想を忘れていました。
・何もないところから音が出る
ということです。実際の楽器と同じ発音になりびっくりしました。SNが改善されるのでしょうか、
発音前のサーという音が極小になっていました。平面的な音楽が立体的になるのはMC-3+と同じ
ですが、余分な音が無くなるのでより原音に近付きます。


茨城のNさんからは

ブログを見てMC-3+USBを導入しました。
これはすごいですね!
セッティングして音を聴いた瞬間、今までに聴いたことのない音場空間が広がりました。
もともといい音の音源だけでなく、それなりの音源でも一定の効果が得られるので、もう元には戻れません!
それに、ネットラジオやテレビ、BD、DVDの音までよくなるので一石三鳥です!
昔、3次元YC分離回路を搭載したビデオのCMで、 ”昔録ったビデオもきれい!” というフレーズがあった
のを思い出しました。
今持っている音源を最高の音質で聴けるのは本当に画期的で、16万円と庶民には
高価ですが、
値段分の価値は十分にあると思います。
またいいものがあれば紹介してください。

都内のMさんは

今まで別のクロックを使ってきましたが、MC-3+USBに替えるとパッと霧が晴れる。元に戻すと明らかに音が
曇ることがはっきり分かります。DSD in, PCM outという点が唯一の懸念材料でしたが全くの杞憂であることが
分かり、いい買い物をしたと思っています。SV-192PROとのマッチングも素晴らしく満足しています。

等のメッセージも頂いています。ちなみに我が家でも会社のMC-3+USBを借りてきてずっと鳴らしていますが、PCオーディオ環境下における音質向上は著しく、Mさんが仰るように外すと明らかなエッジの後退を感じて、これなしでPCオーディオが出来なくなりそうです。
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クロックに関しては"そんなの関係ねえ!"と仰る方も沢山おいでになると思いますが、一度使ってみれば使用された皆さんの仰ることを理解頂けるはず。この"未体験ゾーン"の音に是非触れて頂きたいと思います。

そして今年最初のyoutubeは
スペシャルゲスト小馬崎達也さんと仲林利恵さんが登場!著名な演奏家としてだけでなく、オーディオマニアとしても知られる小馬崎さんの超絶高音質盤をリファレンスとしてサンバレーの旗艦モデルSV-284D,SV-91Bを比較試聴しています。標準球だけでなくヴィンテージチューブを使ったスペシャルバージョンの音も聴けるチャンス。ぜひお楽しみください。


そんな訳で、明日から日常が戻ってきます。ちょっと寂しく、ちょっとホッとする…そんな1/5です。
# by audiokaleidoscope | 2017-01-05 11:38 | オーディオ | Comments(0)

(12/31)よいお年を!!

会社の仕事納めが27日。その後、東京で来年2月放送分の"真空管・オーディオ大放談"収録とお世話になった皆さんへの挨拶まわり。そして昨日は地元での2時間スペシャルが終わり、今年の仕事が全て終わった感じです。もうじきEテレで始まる第九を観て来るべき2017年に想いを馳せようかと。

振り返れば2016年は前半は色々な意味で大変でした。今でこそ書けることですが3月にはアンプを持って立ち上がった際にクラ~っとなって転倒。アンプに顔面と胸を強打し、肋骨にヒビが入り上唇結節と人中を何針も縫合するような失態を演じたかと思えば、その翌月には嘗て体験したことのないほどの酷いギックリ腰をやって座っていても辛い、立っていても尚辛い状況となり、日々接骨院と会社を往復するような日々で、今思い出してもタイヘンでした。

いったいどうなるか・・・と思った2016年でしたが、その分、後半は上り調子で公私共に大変充実した年となりました。リリースしたSV-P1616D/多極管仕様,同300B仕様,SV-396EQ,SV-S1628Dいずれも望外のヒットとなり、"2016年原点回帰"の成果を多くの皆さんと共有出来ました。また今年後半は大切な幾つかの出会いがあり、これからの自分と自分のクリエーションに強いエネルギーと光を感じています。6月の初Co-Producer経験7月のレコーディング もありました。
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12/28に予約受付が始まった"Checking Disk By Music"。是非お聴き下さい!

そして忘れられないのが、MUSIC BIRD"The Audio"リスナーズアンケート一位・・・人間が如何に外から力を貰っているかを感じた嬉しい事づくめの2016年後半でした。そして大きなプロジェクトも現在進行中です。

2017年は一体どんな年になるのでしょう?・・・鬼が嗤うなんて言いますが、要は良いも悪いも自分次第。今年前半は当たり前の日常の有り難さを身に沁みて感じ、後半は失敗を恐れずチャレンジすることの大切さを学びました。あと3時間で今年も終り。全ての皆さんの2017年が素晴らしいものでありますよう。どうぞ良いお年をお迎え下さい!



# by audiokaleidoscope | 2016-12-31 20:59 | オーディオ | Comments(0)

2年ぶりの年末特番!地元二大ジャズ喫茶マスターが登場!

毎週土曜22時からお送りしております「FMジャズ喫茶Pitch」、今晩23:00~25:00の2時間は2年ぶりの年末特番2時間スペシャル!!
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地元を代表するジャズ喫茶、高浜市の"ロンドンハウス"、そして知立市の"グッドベイト"から両マスターをお迎えし、お二方の何万枚という膨大なコレクションの中から厳選された"お宝盤"を聴いて頂きます。超名盤,超貴重盤の数々とともに30年以上に亘りジャズとコーヒーの日々を過ごしてこられたマスターお二人の人生、そしてジャズへの想いにも迫ってみたいと思います。

地元の方はFMで、遠方の方も是非ネットでお聴き頂ければ幸いです。では23時にまたお会いしましょう!



# by audiokaleidoscope | 2016-12-30 17:47 | オーディオ | Comments(2)

(12/24)今年最後の開放日&ジャズピアニストが選ぶナンバーワン出力管はこれだ!

イブの開放日・・・果たしてお客さんはいらっしゃるのか?と思いつつスケジュール的にここしか無理だったので決めた今日。幸いいつもの仲間に加え初参加の方もお迎えし、いつも以上に賑やかな一日に。この開放日はお客さんが主役。ソースも機器も内容も来られる方が決めて、私はその内容に従って音を出す係。あとは言葉のキャッチボールをしながら如何に真空管アンプで音楽を聴くことが楽しいかをシェアして何か次に繋がればいいな・・・と思っている訳ですが、今日も様々なボールが飛んできました。
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TEACの真空管プリ(?)・・・というかレコーデイング用のコンソールと思しき代物をSさんが持ってこられました。仕様も分からずオーバーホール前ということで通電はしませんでしたが、一旦全部分解して基板洗浄,接点類のクリーニング,コンデンサーの交換,球のチェックをすればきっと復活するでしょう。いつかここで鳴らす日を楽しみにしたいと思います。
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ついでSV-192A/Dのチェック。試聴のお相手をしながらの作業は少々大変でしたがフォノ段の球が一本やや不安定であることが分かったので交換してノイズが取れスッキリ。あとはアンプの電源を入れると直ぐにFUSEが飛ぶという件で持ち込みもありましたが、多分整流管でしょう・・・ということで交換したらすっかり直ったり。半導体マルチをやっておられる方からのご相談もありましたが、自身の過去のマルチ失敗談も交えて色々とお話できて良かったです。通常のメールや電話では出来ないコミュニケーションが出来るのが開放日のいいところであり、来られる方にとってのメリットといえるかもしれません。来年も月一回の開放日という名のオフ会を続けていきたいと思っています。

続いては今週のyoutube。今回は"ミュージシャンが選ぶナンバーワン出力管はこれだ!(ジャズピアニスト編)" (2016/08/19オンエア)をピックアップしました。KT88ppをチューンさせていただいた人気ジャズピアニスト秋田慎治さんをお迎えし、秋田さんの新譜"time-10"をリファレンスソースとして現行ビーム管七種類+300B二種類を総まくり比較試聴。だいぶ前のことですが秋田さんのKT88ppをチューンさせて頂いたことがご縁で今回二度目のゲスト出演でした。

さて秋田さんが選んだFavorite Tubeは何なのか!?・・・聴き逃せないスペシャルアーカイブです。

使用アンプ

リファレンスソース



# by audiokaleidoscope | 2016-12-24 22:39 | オーディオ | Comments(0)

(12/23)クリスマスセール間もなく終了。現在のトップ5は!?

今日からSV-S1628Dの発送がスタートするという状況のなか物流センターは戦闘モード。年内稼働日が27日(火)で通常の出荷も混みあっているので、スタッフ総出で作業にあたっています。

そんななか、ホームページでご案内している"クリスマスセール"が今日23:59で終了するのを前にご予約が予想を遥かに超えることとなり、納期が現在(13:30現在)で5月(以降)という状態であるという報告が入りました。一台一台職人が心こめて作るモノ・・・納期も勿論重要ですが更に大切なのは安心して使って頂ける品質ですので、皆さんには大変ご迷惑をお掛けいたしますが最長で半年(以上)お待ち頂く可能性があることを予めご了承いただければ幸いです。

今回は"完成品をキット価格で!"というテーマでご案内したクリスマスセールですが、現在の受注トップ5をご紹介しておきましょう・・・

第一位 SV-722
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正直SV-722がトップになるとは私を含め誰も予想しておりませんでした。マランツ/マッキン数量的に拮抗するなかでマランツタイプは遂に完売。14年間の販売の歴史に幕を下ろすことになりました。特に事前告知をしていたわけではないのですが何とも不思議で、永くフォノ付きプリの定番として君臨してきた722には良いはなむけになったと思っています。マッキンタイプは直前に在庫補充した関係で未だ大丈夫ですが、今後の生産はありません。

第二位 SV-91B
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そして91B。もともと完成品比率の高い製品ではある訳ですが、今回はPSVANE WE仕様でのご注文が特に多く、WE300Bは品切れになってしまいました。この音の良さがかなり浸透してきたようで嬉しい限り。お客さんに伺うとyoutube効果がかなりあったようで、今後も続けていかないと!と思ったところです。

第三位① SV-310
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そして第三位はSV-310。多くの方がSV-91Bとセットでご注文をされています。やはりこの黄金コンビは不動のようで、300Bならではの滑らかさと繊細さを最高の形で完結させるSV-310の良さを認識下さっている方が多いことに喜んでいます。

第三位② SV-353
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そして同率三位はSV-353。キットとしてのモノづくりというよりも機能と信頼性で買われる方が殆どなアイテムだけにある意味納得の結果といえるかもしれません。

第四位 SV-2300LM
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続く第四位はSV-2300LM。特に300B仕様が人気です。PSVANE WE300Bにグレードアップを希望される特注仕様も結構あって、三極管PPでザックリとした交流点火の音を聴きたいというかなりオーディオ暦の長い方が中心のようです。

第五位 SV-8800SE
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そして第五位はSV-8800SE。圧倒的にKT150仕様のお申し出が多く、この球の人気が一過性のものでなく定着してきたことを改めて感じさせる結果となりました。

・・・現在はこんな感じです。次点がJS-320LM,そしてSV-501SE・・・として続いているようですが、刻々と状況は変化していますので最終結果が楽しみです。冒頭に申し上げたようにお届けは初夏・・・なんて可能性もあるクリスマスセールですが、ご自身へのプレゼントを楽しみながらお選び頂ければ幸いです!



# by audiokaleidoscope | 2016-12-23 14:30 | オーディオ | Comments(0)

(12/15)今週のyoutubeはヴィンテージ送信管祭り!

今週のyoutubeアップロードは年末スペシャルサービス!放送後、”ああ、聴きたかったなあ”という声を沢山いただいた11/11オンエアの”オーディオ用出力管のキング、211/845を比較試聴してみよう!”です。業界の方からもかなり反響があった回で、今回も音源はカットさせて頂いていますが、各真空管の特徴の片鱗は感じて頂けるかと・・・。

SV-S1628D(12/23~出荷開始予定)で聴く球は、①現行845(China),②現行211(China),③GE211/VT4-C(USA),④RCA211(USA),⑤Golden Dragon 845 Preimum Metal(China),⑥Cetron845(USA),⑦RCA845,⑧WE284D(USA)という垂涎のラインナップ。こんなチャンスは二度とないというオンエアでした。

時は師走・・・皆さんもお忙しいと思いますが、ひと時リラックスしてオーディオの歓びに浸ってください。あと二週間余り、風邪など引かれませんよう。


# by audiokaleidoscope | 2016-12-16 01:48 | オーディオ | Comments(0)

(12/9~11)"ハレ"(非日常)或いは"超現実"(スーパーリアリズム)

金曜から三日間の東京。まず最初は六本木のスタジオへ。詳しくは書けませんが世界を代表する写真家30人が参加する新作カメラのプロモーションのための撮り下ろし。日本代表の一人として参加するHさんから声をかけて頂いて見学にお邪魔しました。Hさんと知り合ったのは2月の試聴会。その後何度も会ってお話して写真とオーディオの共通点について話し合ってきました。

Hさんが選んだ被写体はダンサー。元々一連の動きによってメッセージを伝えるダンスから或る瞬間切り取って写真に撮ることで何を見る者に伝えるか・・・単純に考えれば"実際踊っているところを見てナンボ"と言う人も居るでしょう。オーディオも同じ。"どれだけ高いオーディオを買おうがナマには敵わない"・・・という意見。果たして・・・。
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大音量で流れるオルタナティブロックに合せて体を動かすダンサーを撮るHさんも体全体でビートを刻んでいる。単に体の動きの瞬間を撮影しているのではなく、空間を満たすグルーブそのものを凝縮して切り取っているように見えるHさんの所作。数セッションにも亘る撮影を間近で見ていて改めてオーディオとよく似ているな、と。2時間の演奏会で得られる全俯瞰的感動とは違う、ある一瞬の音の煌きとその瞬間の音の命も輝きを記録し、何度でも蘇らすことが出来るオーディオの力。そしてモノやヒトの命が最も光るその一瞬を切り取って永遠のものとして定着させる写真との共通点。テクノロジー(技術)とエモーション(感性)が高い次元で融合して初めて現れる"ハレ"(非日常)或いは"超現実"(スーパーリアリズム)の世界は大きな感動を与えてくれました。"きっと何か感じてもらえるじゃないかな、と思って"と声を掛けて下さったHさんに感謝。言葉に現すことももどかしい大きな啓示を頂きました。

二日目は"大放談"収録(二本録り)。一本目はフォノイコ三作の競演。本邦初公開"Checking Disk By Music"をリファレンスソースとしてSV-722EQ(マランツタイプ),SV-396EQ,SV-310EQでの比較試聴を行いました。リニアリティ(直線性)を目指すべきテクノロジーとするならば何故オーディオは機器によってこんなに表現が異なるのか・・・例えば同じ場所から同じ被写体を狙っても撮る人によって写真は全く違ったものになるのと同じでしょう。だからこそオーディオは面白い!
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二本目は現在半導体プリメインを使っている人に送る"真空管への道筋"を示すきっかけになれば・・・という2時間。選んだのは半導体プリメイン往年の名機SANSUI AU-D907(1979)とACCUPHASE E-302(1984)。何をやったかと言うとまず単独で鳴らしたあと、PRE OUT(プリ出力)からSV-91Bに接続することで現用のプリメインを温存しながら真空管サウンドを楽しめ、且つスピーカーケーブルを繫ぎ替えるだけで元の音も楽しめるという極めて現実的,効果的なグレードアップの方法を提案しました。実に興味深い結果が出たように思います。
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次に用意したのは半導体プリの中でも特に音質が良いとされるマッキントッシュC26(1968).あまり知られてはいませんがプリはC28まで、パワーはMC2600までが純正マッキン。その後はモノづくりの背景が大きく変わっています。その黄金時代のマッキンのプリの中でも最も濃い音を聞かせるのがC26です。
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これが91Bと組み合わせると実に麗しい音を聞かせてくれ、永世ゲストTさんも素晴らしい!と大絶賛。実に滑らかで艶やかで極めて好印象でした。
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次に出たのがSV-300LB。プリとしては異例の300Bを使い、尚且つ出力トランスを積んだプリ。SV-284Dのシリーズモデルとして開発したこともあり、締まった広帯域さが売りのプリです。これを使うとSV-91Bの高域が一気に煌びやかになり低域も伸びることが誰の耳にも明らかです。
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最後に出たのが純正組み合わせSV-310+SV-91B。厚みと密度感そして滑らかな質感・・・これぞまさに真空管プリの王道と言える音でした。これは必聴です!

そして最終日の今日は都内のNさん宅へ。元々のFocal(仏)のUtopiaから最近YAMAHAのNS-5000にチェンジし小音量時のリニアリティを重視する為に今まで使ってこられたSV-8800SE/KT120仕様からKT150に替えたらどうなるだろう?・・・ということでしたので実際その変化を聴いていただくことにしたという訳です。
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私も初めて聴くNS-5000。サテどう鳴るか?・・・いわゆるヤマハトーンをイメージしていたのですが・・・。

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早速KT120からKT150に挿し替えバイアス調整とDCバランスのアジャスト。安定したところでNさんの愛聴盤を掛けた瞬間、Nさんの相好が崩れ"まさかこんなに変わるとは!"とニコニコされています。嘗てのNS-1000に代表されるような輝かしい高域が良い意味でヤマハサウンドを形作っていた訳ですが、KT150に替えた瞬間、3ウェイを構成している3つのユニットが実に有機的に繋がり、ゆったりと厚みを持って鳴り始めました。ハイパワー時の吹け上がりの良さだけでなく小音量時の量感と音場的拡がりはまさにKT150の独壇場。そういえば冒頭のHさんが"私は望遠を基本的に使わない。何故ならそれは被写体となるべく近く居たいから"と仰っていました。まさにKT150はそんな球。極上のレンズのようなものかもしれません。

そんな訳で三日間の短い旅は様々な糧を与えてくれました。またひとつ次の目標が見えてきたように感じています。



# by audiokaleidoscope | 2016-12-12 00:52 | オーディオ | Comments(0)

(12/6)"Checking Disc by Music"情報解禁!!

情報解禁のお触れが出たので、やっとお知らせできる今日のトピック。7月にレコーディングに参加したミキサーズ・ラボ/アナログシリーズ第二弾。待望の見本版が届きました。Stereo Sound Onlineから近日発売です!!
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何の話は分からない方はこちらをご覧ください。ミキサーズ・ラボ発のチェックディスクはCHECKING DVD BY MUSIC(2004)に続く二作目。前作のナビゲーターはジョン・カビラ氏でしたから、そのバトンの重さはかなりのものでした。
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このチェックディスクのユニークなところは信号音でなく、曲を聴きながらターンテーブルの調整が完璧に出来ること。贅沢な3枚組パッケージで構成されるコンテンツは

DISC1

1. チャンネル・チェック及び音量調整
2. 位相チェック
3. トラッカビリティ・チェック
4. クロストーク・チェック
5. 周波数帯域チェック
6. ワウ・フラッター・チェック

DISC2

7. S/Nチェック
8. ブーミング・チェック
9. マイクロフォンの違いによる音質の差~サービス・トラック(インサイド・フォースチェック)

DISC3 (384kHz/32bitマスタリング)

"シェエラザード"オーディオ交響組曲
1. 第一楽章
2. 第二楽章
3. 第三楽章
4. 第四楽章

角田健一ビッグバンド
1. オール・オブ・ミー
2. アップル・ハニー

※解説書(23P)つき


というもの。ターンテーブルの調整は頭では理解出来ても、実際理論通りに出来ているか分からないもの。このチェックディスクがあれば名実ともにデジタルを遥かに凌ぐアナログサウンドを満喫出来るに違いありません。是非私のナビゲーションと共にアナログの深遠な魅力をお楽しみ頂ければ幸いです!
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自分の声がレコードの溝から聴こえるのは何だか変な感じです(笑)。このご縁を下さった皆さんに心からの感謝を捧げます。



# by audiokaleidoscope | 2016-12-06 23:30 | オーディオ | Comments(2)

(12/3)今日のFMジャズ喫茶Pitchは?

11月から新装開店した"FMジャズ喫茶Pitch" 。ノンジャンルにお送りしてきた"ようこそ!オーディオルーム"からジャズ専門番組になり、内容も一層深化した訳ですが、お陰さまでご好評を頂いて地元だけでなく東京の老舗ジャズ喫茶のマスターからもゲストで呼んでくれ!とオファを頂くなど、幸先良いスタートを切ることが出来ました。

マスター神谷さん,常連客清水さん,そしてジャズ修行中のわたくし大橋によって描かれる60分間は筋書きのないドラマはまさにジャズのインタープレイそのもの。今日の22時からネットでも同時配信いたしますので是非お楽しみ頂ければと思います。

改めてのご紹介になりますが、この番組は"大放談"同様、私どものアンプの出力を直接ミキサーに入力しておりますので、音もジャズ喫茶の雰囲気満点です。今回は全編SV-S1616D/KT150の音でお届けします。
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音源は(ほぼ)100%アナログ。収録時に直で回しLPそのものの鮮度感も楽しんで頂きます。
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清水さんにはレコード係もお願いしながら進行。神谷さん,清水さんのジャズ解説を交えながらフリートークで進めているので毎回1時間があっという間です。私は毎回ベタな名盤中心ですが、写真に移っている今回の私の選曲、"Four and More"の"So What"は是非とも聴いていただきたいなあ!と思っています。

では22時にオンエアでお会いしましょう!!

# by audiokaleidoscope | 2016-12-03 19:56 | オーディオ | Comments(0)

(12/2)神回!井筒香奈江が選ぶナンバー1真空管アンプはこれだ!

今週のyoutubeは”大放談”2016年オンエアの中で最も反響の大きかった回がついに公開です!

理由は恐らく二つ・・・一つは人気女性ヴォーカリスト井筒香奈江さんのナマ声がタップリ楽しめること。そして二つ目は香奈江さんの新譜”リンデンバウムより”をリファレンスにしてSV-284D(845パワーアンプ)をブースターモードで私どもの主力パワーアンプに繋いだときの変化がバッチリ聴けること、この二点がその理由と申し上げて良いでしょう。

今回採用したアンプは・・・

SV-S1616D/KT66
JB-320LM/2A3
SV-P1616D/KT120
SV-2300LM/300B

でそれぞれSV-284Dありとなしの計8パターンの比較試聴です。どうぞタップリとお楽しみください!!




# by audiokaleidoscope | 2016-12-02 22:48 | オーディオ | Comments(0)

(11/28_2)リスナー訪問記

忘れられない一文があります。「音楽と食事には、共通点がある。それは、飢えていなければ楽しめないということだ」・・・これは「バイオリニストは肩が凝る 鶴我裕子のN響日記」の一節。著者 鶴我さんを紹介いただいたのが確か2005年の暮れ。そしてご自宅に初めてお邪魔させて頂いたのが旧店主日記によれば2006年のバレンタインデーでした。当日の日記にはこんな写真がアップされていました。もう10年かあ・・・。

ある方をして"本当の上品とはこういう人を言うのだ"と言わしめた方。その洗練された洒脱な文章は上質な音楽のように流麗でいつまでも心の中に留まっています。その鶴我さんから今日届いた新刊、"バイオリニストは弾いてない"。

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封を切るのももどかしく、あの懐かしい日々を思い出しながら一気に読破。健筆さらに冴え渡り鋭い洞察力と思わずクスッと笑ってしまうユーモアは全てのクラシックファン必携の書。演奏する人しか知りえない音楽の深遠なる淵を見る思いです。オーディオのお話も出てきますよ!

その後、車を飛ばして静岡へ。以前電話を頂いて”大放談で同じ球を使った廉価帯アンプと高級アンプの聴き較べをやって欲しいなあ"とリクエストを下さったSさん宅を訪問するため。12/9オンエアでこの企画を聴いていただける報告を兼ねて実際SさんのリスニングルームでSV-P1616D/多極管仕様SV-8800SEをKT120/KT150を聴いていただこうと思ったのです。

Sさんのリスニングルーム。コントラバス奏者として活躍されたのち教育者として永く音楽(とくにコーラス)の指導に当たってこられた方だけあって音に対する造詣の深さに舌を巻きました。鶴我さんもSさんもそう・・・こういう方々との出会いを通じてどれだけの事を学んできたか・・・その積み重ねがあればこそ様々なアンプやスピーカーが産まれたきたことを想うと言葉に詰まります。
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映像系はウィーンアコースティックのトールボーイで。恐らくReference35と同じ工場で作られたもの。
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入力系。Garrardのターンテーブルが強力な存在感を放っています。MUSIC BIRDの最高級チューナーも。
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音楽はこちらがメイン。Tannoy/ランカスター(オリジナル)の極美品。ユニットはモニターゴールド。第二のオートグラフと較べると端整で力強い音。このスピーカーは真空管でなければならない、それも多極管プッシュプルでこそ真価が・・・というSさんの狙いは果たして大正解といえるものでした。
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まずP1616D/KT120仕様で見通しのよい力強い音を体験された後、8800SEでKT120そしてKT150へ。私も少し驚いたのがKT150の空間の圧倒的大きさ。Sさんが指揮をされたオルガンの音色と合唱がホールの隅々にまで浸透する美しさ。Sさんも思わず"この音源にここまでの情報量があったとは・・・!"と唸っていらっしゃいました。計画ではP1616Dは球をとっかえひっかえしながら楽しむ用途、8800SEはKT150専用・・・ということのよう。是非またお邪魔させて頂いて聴きたくなる音でした。



# by audiokaleidoscope | 2016-11-29 00:42 | オーディオ | Comments(0)